L2 の本物の英会話としての解説 4)

皆さん、こんにちは。 

さて、今日のレッスンに入る前に一言重要な注意をさせて頂きます。 
それは、昨日お話したような、本物の英会話のレッスンは、その教授法の訓練を充分受けていないと、それが日本人の先生であっても、ネイティブスピーカーの先生であっても決してできないということです。 
ちなみに、私のクラスに、長い間、多額のお金を使って、ネイティブスピーカーの先生にマンツーマン [個人教授] で英会話を習ってきて、もうネイティブスピーカーの先生はこりごりだ、という熱心な生徒さんがいます。 

それでは、、昨日の続きに入ります。 

******* L2 の本物の英会話としての解説 4) ******* 

(2’) 今日は、私が英会話のほとんど各レッスンの始めに言う、

"Let's begin our English conversation lesson."
[(さあ、)私達の英会話のレッスンを始めましょう。]

という発言についてです。 

これは、皆さんには大げさに聞こえるかもしれませんが、私達の英会話の授業についての契約の確認のつもり、私は言っているのです。 
つまり、生徒さんたちが、私たちの学校や教室に入学あるいは入会下さった時に、英会話の授業のやり方について約束し合ったことの確認につもりで。

生徒さんの中には、この入学や入会時の英会話(本物)の体験授業や説明と、各レッスンでのこの発言にもかかわらず、英会話ではなく、英語でスピーチをなさろうとして聞かない方や、本物の英会話の仕方など要らない、英会話用の表現を一つでも多く覚えたいので、それを教えてくれと言って聞かない方がたまにいらっしゃいます。 

マンツーマン [個人教授] なら、いくらでもそうしてさしあげますが、何分団体レッスンですので、どうしてもこちらの方法をお聞き入れ頂けない時は、英会話以外のクラスにお代わり頂くか、お引取り頂かねばなりません。 

なぜこのようなことに成ってしまうのかは重要な問題ですが、これについての私の考えは、また別の機会にお話します。 

とにかく、私はここで、本物の英会話における発言内容の(、お金と時間と労力がかかわる)日常生活における重みもう少しきちんとした契約観念の必要性に触れたかったのです。 

今日はここまでにします。 
が、また話が長くなって、真割之進のための時間 [スペース] を奪ってしまったようですから、明日は主として彼に話してもらうことにします。 
それでは、又。 

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L2 の本物の英会話としての解説 3)

皆さん、こんにちは。
昨日は、長くなりましたが、英会話(本物)を学習する場合の多分最も重要なことできたと思います。 
それ抜きには、本物の英会話力の上達などありえないでしょう。 

なのに、日本だけでなく世界中のどこにも、その重要さ、その必要性、その方法をきちんと教えてくれるところも無ければ、書物も無いようです。 
ですから、それを本ブログで皆さんにお知らせしようと頑張っているわけです。 

そこで、もしご家族の方やお友達、さらにはお知り合いの方達の中に、英語や英会話に興味のあられる方がいらっしゃったら、莫大なお金や時間や労力を無駄になさらないように、このブログのことをお話頂けたら嬉しいのですが。 
いかがなものでしょう 

勝手なお願いにたくさんの行数を使ってしまいました。  
さあ、レッスンに入りましょう。 

********** L2 の本物の英会話としての解説 3) ********** 

(2) 今日は、私の "Let's begin our English conversation lesson." という発言の意味についてです。 

しかし、その前に、 この発言の中"English conversation [英(語)会話]" と、"lesson [レッスン]" 意味を確認しておかねばなりません。 

先ず、conversation [会話] とは「即座の相互作用意思伝達活動」 です。 
これをもっと分かりやすく言うと「準備なしの、また、お互いに働きかけあってするから、話がどう進むか前もって分からない、出来事や考えや感情を伝え合う活動」 ということになります。 

しかし、皆さんが英会話(本物)を学習する時に、重要であると思われる点を入れるとEnglish conversation [英会話] とは「準備なしの、相手がどんな英語の語句や文や、発音や訛りで話すか、また、話がどう進んでいくか、前もって全く分からない、出来事や考えや感情の伝え合い活動」 ということになります。 

皆さんは、これに上達したいのでしょう? 

次は、lesson [レッスン] です。 

この単語を、私が今もっとも信頼している、「ロングマン・現代英英辞典 [3訂新版]」 で引くと、
a period of time in which someone is taught a particular skill, for example how to play a musical instrument or drive a car.

[和訳: 人が、例えば、楽器の弾き方や、車の運転の仕方のような、ある特定の技能を教えられる一区切りの時間]  

とあります。 

ということは、a lesson [レッスン] とは、知らないことを知らしてくれるもの、つまり、知識を増やしてくれるものではありません。 

それは、できないことをできるように、また、できることをより上手にできるようにしてくれるものです 
そのためには、まずいところを指摘してくれ、どうしたら良いか言ってくれ、実践練習させてくてるものです 

また、長くなってしまいました。 
今日はこれくらいにして、続きは明日にさせていただきます。 

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真割之進、ご免。 

真割之進: いいですよ。 私の話は、待てますから。 

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L2 の本物の英会話としての解説 2)

皆さん、こんにちは。 
さっそく、昨日の続きのレッスンに入ります。

********** L2 の本物の英会話としての解説 ********** 

(1’) 私は、昨日、「たとえそれが私達より立場がずっと上の人達であっても、英語のネイティブスピーカーがファースト・ネームで呼んでくれと言った場合、それは本気でそう言っている」 と言いました。 

このことに関連して、今日は、私達日本人が英語で、そのネイティブスピーカー達と会話をする場合に、極めて重要なことにお話します。 

それは、「英語のネイティブスピーカー達との、日常の個人的な(英語での)付き合いでは、つまり、本物の日常英会話では、二三の特殊な例外を除いて、外交辞令などない思った方がよい」 ということです。 

本音と建前などないのです。 
彼らは、ことばを文字どうり意味し、文字どうり受け取ります。
 

White lie(s) [潔白な嘘] と呼ばれる 「人の気持ちを傷つけるのを避けるためのうそ」 の場合と、相手をだましてやろうという悪意のある場合は、その例外ですけど。 

ですから、うかつに 「近くにいらっしゃったら、何時でもお立ち寄りください。」 という旨を文字どうり英語にして、例えば、
Please drop (=stop) by anytime (when) you come near our place. (⇒初級後半レベルの英文)
などと言ったり、メールしたりすると。
ある日、突然、その相手の外国人から、「駅まで来ているんですけど、お宅へはどう行ったらいいのですか?」
[I am at the station now.  How can I get (=come) to your place?(⇒入門後半レベルの英文)]
などと電話がかかってきたり。 
玄関のベルが鳴ってドアを開けたら、もう訪ねて来ていたり。 
などということも、実際にありえるのですよ。

ですから、皆さんが英語を学習する時、英文を理解する場合は文字どうり解釈し、そして表現する場合は相手も文字どうり受け取ると思って、することがとても重要です。 

さらにまた、本物の英会話をする場合、それは演劇ではないのでそこで交わされた言葉等の伝達内容を、その当事者達は多かれ少なかれ実際の日常の生活に織り込んでいくのですから。 
それに従って行動することも多いのですから。
そのどの発言内容も、多かれ少なかれ、言った人に責任があるのです。 

英会話を学習する場合、1) 相手の英語を文字どうりきちんと理解したり、考えを文字どうり取られても大丈夫なように英語で表現したり、できるように学習するだけではなく2) その伝達内容が、日常生活でトラブルを起さないようにはもちろん、それが当事者達の日常生活にプラスになるように学習しなければなりません。

しかし、残念なことに、この重要なことを充分取り入れて英会話を、つまり、本物の英会話をきちんと教えているところは私たちの学校や教室しかないようです。 

日本国中のどこを探しても。 
いや、世界中のどこを探しても。

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真割之進、今日も長くなって御免。

********** 真割之進より **********

しかたがないですねー。 まあ、今日の先生のレッスンの内容はとても重要なので、良いか。
というわけで、私の話しの続きは、また明日にさせていただきます。

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L2 の本物の英会話としての解説 1)

皆さん、こんにちは... また、真割之進にぴどく叱られたのです。 えっ、声が小さ過ぎえて聞こえませんか?

また、真割之進にぴどく叱られたのです。 それは、一回の記事の行数が、約束当初からオーバーしているだけでなく、次第に増えてきているからです。 
1回、ワンポイントのレッスンにし、そのワンポイント・レッスンが長くなるようだったら、2回に分けよと言うのです。 
その根拠 [真割之進が後に説明] はもっともなので、そうさせて頂きたいと思います。 

えっなぜ私が、そんなに真割之進の言うことをよく聞くのかですって? 
それは、彼が私にしてくれる注意や批判が、彼だけのものではなく、私の他の弟子や生徒さん達の意見も、よく聞いてくれた上でのものであることが一つ。 
もう一つは、残念?ながら、それが当たっている、つまり、その通りだと思うからです。 

長くなるとまた叱られそうなので本日のレッスンに入ります。 

********** L2 の本物の英会話としての解説 ********** 

(1) 呼びかけは、"Mr Shiden." か "Tamon." か "Mr Tamon." か?

この初級のクラスの生徒さん達には、入門レベルの時に"(Please) Call me Tamon." [(どうぞ)私を 「たもん」 と呼んでください。] と言ってありますが、"Tamon" と呼んでくれる人は少ないのです。 

英語のネイティブスピーカー達が、そのようにファースト・ネームで呼んでくれと言った場合、もちろん、それは本気でそう言っているのです。 
たとえその人が私達よりずっと上の立場や、高い地位にある人であってもです。 
もっとも、アメリカ人に比べてイギリス人は、あまりファースト・ネームで呼んでくれとは言わないようですけど。 

そして、そう言った人に、そう呼んであげたら、彼らはうれしい [comfortable な] のだそうです
もちろん、Mr ~; Ms ~; Dr ~ と呼んでも、別にかまわないとのことです。 
また、"Mr Tamon" のように、ファースト・ネームに Mr 等を付けていうと子供っぽく聞こえ、大人同士の場合、とても変だそうです。 

ただし、当たり前のことですが、相手がファースト・ネームで呼んでくれとも、呼んでもよいとも言っていないのに、ファースト・ネームでよんではいけません。 
きちんと、Dr ~ とか、Mr ~ とか、Ms ~ などと、名字 [姓] で呼びましょう。 

今日は、ここまで。 
明日は、本物の英会話をしていく上で、極めて重要な 「ネイティブスピーカー達の本気の発言」 についてお話します。 

********** 真割之進より **********

先生のお話、長くなったので、私の話の続きは明日にさせていただきます。

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L2 「年始周り」ってどう言うの?

皆さん、こんにちは。
やっと、第2レッスンです。 今回初級レベルのクラスです。

今日は、私のレッスンが少々長くなっても、後で真割之進が少し皆さんに話したいことがあるそうですので、よろしくお願いします。 
それから、真割之進の親友の緒取得手之助も一緒に来ています。

******* Tamon’s *******

    Real English Conversation

           Lesson 2 

   [達衛門の本物の英会話: レッスン 2] 

********** L2 典型的本物英会話例 ********** 

達衛門: Happy new year,everybody!

ほとんどの生徒さん: Happy new year,Mr.Shiden/Tamon.

達衛門: Let’s begin our (first) English conversation lesson (for the new year). [私たちの(今年最初の)英会話のレッスンを始めましょう。]

ほとんどの生徒さん: Yes,Let’s.[はい、そうしましょう。] /Sure./Certainly./All right./OK. 

達衛門: Very good. Ikuyo(-san),is it your turn?it’s your turn,isn’t it? [大変結構です。 育代さん、あなたの番ですか?/あなたの番ですね。]

育代: Yes,it is.[はい、そうです。]/Yes, I think so.はい、そうだと思います。]

達衛門: All right, what’s new,Ikuyo(-san)? [結構です。 育代さん、何か新しいこと(が)ありますか?]

育代: Well,er... parents’ house. [そうですねー、えーっと... 両親の家です。]

達衛門: Whose parents’ house? [誰の両親の家ですか?]

育代: Of course, my parents’ house. [もちろん、私の両親の家です。]

達衛門: Of course?.. Well,OK... Is your parents’ house new? もちろんですって?... まあいいでしょう。 あなたのご両親の家が新しいのですか?]

育代: ?? No(,it isn’t). [?? いいえ(、そうじゃありません。)

達衛門: Then,what’s new? [それじゃ、何が新しいのですか

育代: 年始周り... 挨拶... 先生、「年始周り」 って (英語で) どう言うんですか? 

達衛門: Well,let’s stop here. [そうですねー、ここで、(いったん本物の英会話を)止めましょう。]

********** 真割之進より **********

皆さん、こんにちは。 

達衛門先生について、皆さんに少し聞いて欲しいことがあるのです。 (本当は沢山あるのですが。 まあ、そのうちにお話しする機会もあるでしょう。) 

それでは、早速先生について言わせて頂きます。 先生は本当にすごいんです。 色んな意味で。 

先ず、すごくだめな方でいらっしゃる。 経営者として。 つまり、商売が。 先生は良心的過ぎる。 くそ真面目と言うか...

(緒取得手之助: 真割之助! 言葉が過ぎるぞ!
 真割之進: うるさい! お前は引っ込んでおれ!
 失礼しました。)

こんなにすばらしい英語と英会話に関する考えや、教授法や、学習法が、一向に人々に知れ渡らない。 書物もお出しになって、ずいぶん前から唱えておられるのに、ごく一部の人にしか知られていない。 

どこかおかしいんです。 先生のやり方が。 もちろん、広報、宣伝のやり方ですが。 

これは、罪です。 重大な罪です。 なぜ重大な罪のか、それは次回の話になります。 

それでは、又。

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L1 の本物の英文法解説

こんにちは、今日は、L1 の本物の英文法の解説をさせて頂きます。 

その前に、二三、ご注意しておきたいことがあります。 
先ず、英文法に慣れない方や苦手な方は、<中級<___>中級>の部分を無視して頂きたいということ。 
次に[  ] や [=  ] 内は、その直前の語句や文の言い換え、または説明、または和訳であること。 
さらに( ) 内は、付加的説明であることです。 

それでは、レッスンに入ります。

********** L1 の本物の英文法解説 **********

先ず、 I am Tatuemon Shiden. という英文です。 

これはある」 という意味 [概念] の am という動詞 [=あるすることば] 中心の文です。

<中級<文の中心になる、英語の 「ある」 は、そのすぐ前に 「は;が」[主語] の位置 [=部屋] を持ち、すぐ後ろに 「で 」[補語] の位置を持っています。 
上の英文では、I が「は;が」の位置に、そして  Tatsuemon Shiden が 「で」 の位置に入っています。 
「主語」 とは、動詞が表す動作や状態の主体を表すことばのことで、通常、名詞 [=ひとものことば] (の仲間)がこれになります。 
「補語」 とは、動詞を介して、前の名詞(の仲間)が表す人や物事自体を説明することばのことで、通常、名詞または形容詞 [=いなのことば] (の仲間)がこれになります。>中級>

I (は) |am [=ある]  |Tatuemon Shiden(で). ー(a)
[私(は)|思伝達衛門(で)|ある。] 


(別例)
I (は) |am [=ある] |busy(で). ー(b) 
[私(は)|忙しい(で)|ある。]

「ある」 と いう意味の動詞には、現在形の am と is と are、それに、原形の be があります。 
ご存知のように、「__(は、が)」[主語] が I の時の 「ある」 が am で、 you や we や they の時の 「ある」 が are で、 he や she や it や、これらに当たることばの時の 「ある」 が is です。

<中級<「現在形」 とは、現在の事実を表す形です。 
「現在」 とは、過去のある時から、未来のある時にわたる [またがる] 時間のことです
ですから、
is; am; are のより詳しい意味 [和訳] は、「現在事実ある; 今(では)本当にある などとなります。
「原形」 とは、概念 [=考え] だけを表す形で(、文法的には、全く働かない形のことで)す。>中級> 

(別例)
My name (は)|is [ある] |Tatsuemon Shiden(で). ー(c) 
[私の名前(は)|思伝達衛門(で)|ある。] 

(a) の英文の 「で」 の位置の 「思伝達衛門」 は人を表している(、つまり、I や、you や、heで受ける)けれど、(b) の英文のそれは名前 [もの] を表している(、つまり、it で受ける)ことに注意しておいてください。 

ところで、本物の英会話では、(a) も (c) も、どちらもよく使われます。 
どちらを使ったらよいかは状況によりますが、(a) の方が、ひと [人間] 中心の発言だから、好きだと言う人もいれば、偉そうに聞こえるから嫌だという人もいます。 

長い話になってしまいました。 
今日はここまでです。

          ********** 真割之進より ********** 

皆さん、また、お邪魔にあがりましたが、よろしく。
申し上げたいことは沢山ありますが、難しい先生の英文法講義のすぐ後だから、お疲れだと思いますので、またの機会にさせていただきます。

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L1 の本物の会話としての解説 4)

皆さん、こんにちは。 真割之進は、明日帰ってきます。 
さっそく、昨日の続きのレッスンにはいりましょう。 

********** L1 の本物の会話としての解説 4) ********** 

(4) 愛子さんが、"Mr.. er..." と私の名字に困っていられた時、私が "Shiden" と助け舟を出すと"Mr. Shiden?" と、たぶん確認の気持ちで聞き返えされました また、私が "(Please) Call me 'Tamon'." と言った時も"Tamon?" と聞き返えされました。 

本物の英会話では、時々このように、相手の発言の重要と思われる一部でいいから、確認の気持ちで聞き返すようにしましょう どこが重要かわからないようだったら、相手の発言の終わりの方の一部をそうしましょう。 通常重要なのは、終わりの方ですから。 

これは、一つには、そうすることによって、黙っているよりは言葉のキャッチボールが活発になるからです。 

もう一つの理由は、そうすることによって、相手の言うことをよく聞いて本物の英会話をするようになるからです 

特に今までの方法で、つまりテキストを用いて、暗記暗唱やパターン・プラクティス [口頭文型練習] を中心に、いわゆる英会話を習ってこられた方々にとって、これは大事なことです 

なぜなら、そうしてこられた方々は、考えがその本物の英会話の場の相手や状況や話の流れから他所へ、つまり、以前習ったテキストやノートやその記憶へ行ってしまいがちだからです。

(5) 私の、"Your name, please." という依頼に対して、愛子さんは、"Sure." と答えてから、私の求めに応じています。 

このように、何かを頼まれ(快く)そうしてあげる時は、ってそうするのではなく、"Sure."米)とか、 "Certainly."英) (共に「もちろん(いいですよ)。」) とか"OK."米)とか"All right."英) (共に「いいですよ。」) などと言ってそうするようにしましょう 

そうしないと、ぶっきらぼうになったり、何か気に入らないことがあるのかしらと思われたりし兼ねませんから。 

         *******************************

以上、ここ4回のレッスンは、私が 「本物の英会話」 と呼ぶものの、入門レベルの方々のための英語も含めたものとなってしまいました。 

明日は、初級や中級レベルの方々のために、同、「レッスン 1」 の英文について少しだけお話したい思います。

それでは又。

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L1 の本物の会話としての解説 3)

こんにちは。 
今日も、L1 の本物の会話としての解説の続きです。 
真割之進は、未だ出張から帰っていません。

********** L1 の本物の会話としての解説 3) ********** 

(3) 愛子さんの "Happy new year, " という発言の後の "Mr... er..." "er..." ですが、これは、私達日本人が本物の英会話をする場合、非常に重要です。 

本物の英会話をしていたら、ネイティブスピーカー達でさえ、人の名前が思い出せなかったり、適切な言葉が見つからなかったり、どう言葉で表現したら良いか分からなかったり、よくするのです。 英語を外国語としている私達は、なおさらでしょう。 

私達日本人は、「えーっと、エー [アー]」 と言って考えます。 その後の 「エー [アー]」当たるのが "er..."、「えーっと」 に当たるのが "well" です。 ですから、「えーっと、エー [アー]」 は "well.. er..." です。 

問題は発音です。 年末にも言いましたように、英語の正しい発音と聞き取り、それに後付け練習は重要です。 それはテレビやビデオで各自練習して頂として、言葉では無理な面もありますが、well と er の発音について少し注意しておきます。 

Well、「ウエル」 ではなくて 「ウェーヨ」 の感じです。それから、er は、軽く「い」のくちをして、(舌先を軽くのどの奥の方に引いて、)のどの奥の方で「あー」と言って伸ばす音です

この音を出せば、沈黙して相手の発言を無視していることにはならない、「今ちょと思い出そうとしています。」 とか、「今ちょと考えています。」 などと発言しているのと同じことになります。 

そして、そうすれば、相手は、話の流れや状況からこちらの言いたいことを察して、本レッスンのように助けてくれることが多いのです

このようなわけで、これを機会に、ネイティブスピーカー達がテレビ等で話している時の er... をまねて、er... をマスターしましょう。

今日はここまでです。 それでは、又明日。 

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L1 の本物の会話としての解説 2)

皆さん、こんにちは。 
きょうは、真割之進が、出張で居ませんので気楽です。
さっそく、昨日のレッスンの続きに入りましょう。 

********** L1 の本物の会話としての解説 2) ********** 

(2) 日本の英会話のクラスで、最初に先生が、"Hello, everybody!" [皆さん、こんにちは!] とか、"Good morning, everyone!" [おはようございます、皆さん] とか、"Happy new year, everybody!" などと挨拶しても目線を合わさない様にして黙っている人や、隣の人としゃべり続けている人が多いのには驚かされます。 

日本では、教室などで 「皆さん」 と言って挨拶され、ほとんどみんながはっきりと挨拶をして返すのは、幼稚園か小学校一年生ぐらいのものでしょう。 

日本の恥の文化の影響もあって皆さん」 と言われても、自分一人ぐらいは、の心理が働いたり、うかつに相手と目線を合わせ、きちんと挨拶をして返すと、自分が先に(本物の)英会話の相手にさせられるのではないかと恐れたり。 

その気持ちは、私も一人の日本人として良く分かりますが、everybody everyone は、文法的に単数扱いであることからも分かるように、「どのひとりの皆さん(に)も」 「皆さんひとりひとり(に)」 などの意味ですし。

目線を避けて、うつむいて黙っていたり、断りも無く、隣の人と日本語で話し続けていたり、話し始めたりするのは 欧米では、"rude" =「失礼な」 (⇒ not polite [礼儀正しくない]) のですよ。 そんなことをするよりは、日本語ででも、ただし、短く、応答する方が良いのです。 先生のおっしゃることを無視するよりは。

このことが、ネイティブスピーカーも含めて、先生がたが、英会話のレッスンの初めのほうで、私達日本人の生徒に教えてくれるべき最も重要なことの一つでしょう。 

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L1 の本物の会話としての解説 1)

こんにちは、皆さん。

昨日までの、「本物の英会話の学習は、会話用の英語の語句や文中心の学習であってはならず、異文化の心理的社交術中心の学習でなければならない」 という話、少しはお分かり頂けたでしょうか? 

期待や予期されていたこととあまりにも違うので、混乱され、よく分からない方もおられるかと思いますが、気にしないでお付き合いくださいね。 

ところで、L1 の 「本物の会話としての解説」 に入る前に、非常に重要なことを一つ申し上げておかねばなりません。 

それは、本物の英会話のクラスでは、生徒さんの了解の下に、解説時以外、私は「東南アジヤから来た日本語の全く分からない外国人」に成り済ましているということで。 

それでは、今日のレッスンを始めます。 

********** L1 の本物英会話としての解説 1) **********

(1) 特殊な場合を除いて、中に人が居る可能性があり、ドアーがしまっている部屋に入る場合、ノックをして応答を待つのが、中の人に対する思いやり(⇒エチケット)でしょう。 また、これにはっきりと応答するのが中の人のエチケット(⇒思いやりでしょう。 

この場合、初めて英会話を習う人や、そうでなくても適切な英語の応答表現が分からない人は、相手が日本語の全く分からない外国人であっても、日本語 [母国語] で、「はぁーい!」 とか 「どうぞ!」 とか言うのが相手に対する思いやりでしょう。

この時の英語表現も、日本語と同様、"Yes!" "Please!""Yes, please!" でしょう。 "(Please) Come in!" [(どうぞ)お入りください!] や "(Please) Come on in!" [(どうぞ)(遠慮なく)お入りください!] は、主としてその部屋の主の表現で、この場合どちらかというと不適切でしょう。 

          ******************************       

この私の解説は、まだ 1/5 程度しか済ませていないのに、もう真割之進苦笑いをしています。 スペース[行数] がもうないということでしょう。 
本レッスンのフォーマット [構成] を変えないと、やって行けないようです。 
この件どうするか、真割之進とも相談しておきます。 

********** 真割之進より ********** 

先生が今、上でおっしゃったことは緊急の問題ですので、以下に私の提案を申し上げます。 

つまり、1) の「典型的本物英会話例」 を週1回にされ、2) の 「その本物の会話としての解説」 と 3) の 「その英語の解説」 は、先生のしやすいように、後の5回に割り振られることです 

************************** 

これはいい考えだと思いますので、皆さん、勝手ながら、当分の間、入門レベルの方々中心の、のようにさせて頂きたいと思います。 

1) 典型的本物英会話例: 火曜日
2) その本物の英会話としての(入門レベルの英語を含む)解説: 水曜日と木曜日と金曜日
3) その英語(初級、中級レベル)の解説: 土曜日と日曜日 

そして、今週はこのまま話を進め、来週からこのフォーマットで行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、また。

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L1 本物の英会話とその学習法 3)

さて、神的でもなければ、機械的でもなく、動物的でもない、人間的英会話(本物)の学習法や実践法とはどのようなものでしょうか? 

それは、会話用の英語の語句や文や対話例の意味を知り、その暗記や暗唱や口頭文型練習をする機械的方法ではなく相手自分人間として思い遣った、準備なしの、その場での、全身全霊、全状況的、相互協力意思伝達活動の学習法や実践法のことです。 

これは、今までのような、会話用の英語学ではなくて、異文化心理社交学であり、今までとは、全く異なった学習法で、とても楽しいものです。

これを、くどくどと言葉で説明しますと、又長くなり、真割之進にこっぴどく叱られますから、このブログでは、それは止めにして、典型的本物英会話例」 の「本物の会話としての解説」 の中で、具体的、重点的に解説して行くことにします。 

それから、ブログも良いが実体験が一番だと、真割之進からの強い勧めもあって阪神にお住まいの本ブログの読者の方達だけになりますが、ご希望の先約、約30名の皆様に、入学入塾を一切問わない、約一ヶ月4回 [最高50分授業8時限] 分の無料体験授業を、以下の通り実施することになりました。 

大阪梅田教室: 月曜13:10~、火曜11:35~、木曜13:00~、19:00~。 [15名まで]
京都烏丸教室: 月曜10:00~、水曜10:15~、12:15~。 [10名まで]
神戸三宮教室: 金曜10:00~。 [5名まで] 
電話予約要: 06-6372-9722 [ウイークデイの10時~4時、1月31日まで受付]

          **********

真割之進にこにこしています。 それでは、又。 

********** 真割之進より ********** 

そこで私は、年末に急きょ帰国し、年末から年始にかけて先生と話し合ったり、激論したりした結果、先生のブログ記事作成投稿監修させて頂くことに成ったのです。 

そして、先ず、先生にお約束頂いたのは、表現をできるだけやさしくし、1回のご投稿20行以内にとどめて頂くことです。

その私も、先生も、先生がいつもおっしゃる、それぞれ一人の「人間」で、非常に不完全です。 自分ではこれで良いと思っても、独りよがりのことが非常に多いのです。

そのまずいところを、他の人々に知らされ、それについてよく考え、適切な対処をして、良くよりなって行くのだと、先生同様、私も確信しています。  

そこで、何でもお気付きのことがありましたら、本ブログのコメント欄を通して、先生又は私宛におっしゃっていただければ、この上なく有難いです。 このことよろしくお願いします 

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L1 本物の英会話とその学習法 2)

こんにちは。 さっそく、昨日の続きです。 

本物の英会話は、母国語でする場合でも、その当事者達が皆、満足するようにするのは難しいものです。  

この難しい本物の会話を、皆さんは、日本語が全く分からない外国人とでも、外国語である英語で、満足にできるようになりたいのでしょう。 そうではありませんか? 

もし、そうでないならこの私のブログをもうこれ以上お読みになっても、時間と労力の無になるだけでしょう。 

しかし、もし、そうなら、道は今のところ、これからお話しするものしかない、充分な根拠を持って、私は確信しています。 

この極めて難しい英語 [外国語] での本物の会話を、英語 [外国語] 力を完璧にして、上手に、あるいは、満足にしようとしてはいけません。 絶対にいけません。 

そうしようとすれば、
ネイティブスピーカー以上の神様のような英語力をめざして、つまり、目的として、
機械のように、膨大な量の暗記暗唱や口頭文型練習実践して、
その結果は、次から次へと問題を起こしては、後始末をできない犬や猫のようになってしまいます。

もっと人間的な道を取り、もっと人間的な方法で本物の英会話 [外国語会話] 力を身に付けるようにしなければなりません。 絶対に。 

そうすれば、この極めて難しく思われた本物の英会話 [外国語会話] も、非常に簡単で楽しいものとなるのです。 

       **********

残念ながら時間 [行数] がオーバーしているようです。 また、真割之進怒っています。 続きは明日にさせて頂きます。 

********** 真割之進より ********** 

さて、私がこの達衛門先生のブログに、激怒していた理由ですが、それは、先生が私たちにお教え下さっていることと、先生が実際になさっていることとが、全く違うからです。 また、先生は、「私が、本物の英会話のレッスンで、皆さんにお教えしていることは全て、私達の人生、生活全般に当てはまります。」 とはっきりおっしゃって来られたからです。 

その本物の英会話のレッスンの中で、私達はどれほど、
A) 状況の適切な把握、
B) 言いたいことを表す最もやさしく重要な言葉の 「ちょろ出し」、つまり、最易「最少限の発言」、そして、
C) 「間」 を取ることと、その取り方、 

等の重要さを教え込まれたことか。 

先生のブログは、去年の晩夏に始められて、年末までにその数が百数回に上っていますが、よかったのは最初の数回だけでしょう。 上の基準からすると年末のブログなどは最悪です。 

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L1 本物の英会話とその学習法 1)

皆さん、こんにちは。 早速今日のレッスンに入りたいところですが会話」や「英会話について皆さんと私たちの間に誤解があってはいけません

そこで、昨日のレッスンの「本物の会話としての解説」は、少しお待ち頂いて、ここ3回ほど、「本物の英会話とその学習法」についてお話させていただきたいと思います。

さて、本物の会話で最も大切なのは、相互意思伝達でしたね。 これを平たく言いますと、言いたいこと、伝えたいことの理解のし合いです。

世界中の人々が、この理解のし合いを全く準備無しでしています。 本物の会話では、です。 あのことをあの人に言ってあげようとか、こんなことをあの人達と話し合いたいな、などという漠然とした考えや気持ちはあるでしょうけれど。 

この本物の会話を上手にすることは、母国語の場合でも、簡単なことではないです。 ましてやこれを外国語でしようというのですから、並大抵のことではありません 

以上のことは、皆さんに同意して頂けるでしょう。 いかがですか? 

問題は、だからどうするかです。 ここのところが最も重要です。 ここが分かれ道です。 

この難問を、英語力において完璧になることによって解決しようとするのか? それとも..... 

       **********

真割之進が、もう怒っています。 今日はこれくらいにしないといけません。  

**********真割之進より********** 

太刀真割之進です。 どうぞよろしく。 私は、今から10年近く前に、達衛門先生の著書 「続・英会話革命」(大修館書店、1997年) の巻末で先生の門下生になったものです。 

およそ5年前から、世界の諸国にしばしば、本物の英会話というより、様々な外国語会話の武者修行に出てきました。 

今回もフランスで修行中でしたが、イタリアで修行していた振居徳三郎から先生のブログの事を聞かされ、これを一気に拝読しました。 が、しかし、徳三郎と共に、その内容に腹が立って、腹が立って、居てもたっても居られなくなって、私だけですが急きょ帰国してきたしだいです。 

その理由は次回にお話させていただきます。 それでは、又。

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L1 「皆さん」とは誰のこと?

皆さん、明けましておめでとうございます。 本ブログの著者の思伝達衛門です。 今年もどうぞよろしく。

早速ですが、昨年末に、私の愛弟子の一人の太刀真割之進から、本ブログの週2回の投稿についてこっぴどく叱られ月曜日以外毎日、少しづつ投稿させて頂くことに成りましたので、よろしくお願いいたします。 

それから、真割之進が、この場を借りて、ぜひさんにお話したいことがあると申しますので、次回からしばらくの間レッスンの後、少しお耳を貸してあげてください。 よろしくお願いいたします。 

*******Tamon’s*******
    
Real English Conversation
         Lesson 1 

   [達衛門の本物の英会話: レッスン 1]

********** L1 典型的本物英会話例 **********

達衛門: (教室のドアーをノックし、一息待つ 応答が無い、ドアを開け、中に入り、) Happy new year,everyone![新年おめでとう。]

ほとんどの生徒さん: .....

愛子さん: Happy new year,Mr..er...[おめでとうございます。 えーっと...]

達衛門: Shiden.[思伝です。]

愛子さん: Mr.Shiden[思伝先生?]

達衛門: Yes. I am Tatsuemon Shiden.[そうです。 私は思伝達衛門(という者)です。] (Please) Call me "Tamon".[(どうぞ) 私を 「たもん」 と呼んでください。] 

愛子さん: Tamon? [「たもん」 さんですか?]

達衛門: Yes. Your name,please? [そうです。 お名前をお伺いできますか?]

愛子さん: Sure(=CertainlyAiko. Aiko Maeda.[もちろん(、いいですよ)。 愛子と申します。 前田愛子です。]

達衛門: Thank you.[ありがとう。]

********************

当 「本物英会話レッスン」 は、1) 典型的本物英会話例 2) その本物の会話としての解説、 3) その英語(入門、初級、中級の各レベル)の解説、の3部から成り、今のところ、
1) の 「典型的本物英会話例」 は、金曜日と火曜日、
2) の 「その本物の会話としての解説」 は、土曜日と水曜日、
3) の 「その英語の解説」 は、日曜日と木曜日 
の予定で、記事を投稿していくつもりですので、今後ともよろしくごひいき下さいますよう、お願い致します。

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言い残した本物の英文法と英語の学習法(5)

ーーー英語学習において、言い残した重要事項ーーー

I.  聞き取りと、広義の発音について

今まで私は、このブログで、現在行われている英会話や英語の学習における、根本的な問題や誤りと思えることだけに集中して、それらがどうあるべきか、どうしたら良いかをお話してきました。 

今までの英会話の学習法で、根本的にこれは良いと思ったもの一つもありません。 しかし、英語の学習における、名詞の複数形や、動詞の三人称単数現在形や過去形、形容詞や副詞の比較級や最上級と呼ばれてきた形や、これら全ての作り方等、(英)単語の形に関しては、今までのものでほとんど問題ないと思います。 

また、今までの英語(や英会話)学習においても、聞き取り [Listening; hearing] や発音の重要性が叫ばれてきましたが、これはまことにその通りで、現在の国際事情で、これら抜きの外国語学習は考えられません。 

そこで、英語の文章や会話例の聞き取りや、英単語の標準的な正しい発音から、強勢 [アクセント] はもちろん抑揚や連音も含めた英語の句や文の標準的な発音、さらには、リダクション [reduction: 削減、縮小] と呼ばれる発音の崩れまでの広義の発音練習は、テレビやラジオ、テープやディスクを用いて一人でもできますから、まだなさっていない方には、強くお勧めします。 

しかし、本物の英会話をする場合、聞き取れなかったり、発音がまずくて通じなかったりしても、対処すれば良いだけですから、焦らず、自分のレベルに合った教材を選んで、少しずつ楽しく、これらを練習されることをお勧めします。 

II. 英語学習における直訳意訳について 

私達、成人した [つまり、およそ12歳以上の] 日本人が、英語を学習する場合、少なくとも最初のうちは、日本語の助け [仲介] が必要でしょう。 その最も重要なものが 「和訳」 です。 

その和訳には、昔から 「直訳」 あるいは 「逐語訳」 と呼ばれている、 「用いられている英語の語句と英語の文法に忠実な和訳」 と、「意訳] と呼ばれる 「用いられている英単語や英文法に忠実でなくても良いが、日本語として自然な和訳」 の二種類あります。 

その他に、私が前回の III. A 4 の和訳で示しました、「発想順(直)訳」 という和訳も考えられます。

ところで、現在行われている英語や英会話学習は、ほとんど皆、意訳に頼っているようです。 

しかし、英語英会話学習する時、決して意訳に頼ってはいけません。 それが日本語順の 「直訳」 であれ、英語のネイティブスピーカー達の 「発想順直訳」 であれ、絶対に直訳 [逐語訳] に頼らねばなりません。 

なぜかと言うと、直訳英語発想の和訳ですが、意訳日本語発想の和訳だからです。 英語日本語発想の和訳 [意訳]で学習すると、英単語の意味を間違って覚えてしまうだけでなく、英語の文や句(や節)の正しい成り立ち意味内容分からないままになってしまうからです。 そして、私達日本人と、英語のネイティブスピーカー達や外国人達との間に、考えの食い違いが生じ、コミュニケーション [意思伝達] がうまく行かなくなるからです。  

例えば、本物の英会話をしていて、相手(の外国人)が皆さんの知らない単語を(特に何度か)用いた時、相手の言っていることが良く分からないので、皆さんは、その英単語の意味や綴りを知りたくなるでしょう。 

そして、「それはどういう意味ですか?」 とか、「その綴りを教えてください。」 などと言って、それらを尋ねたくなるでしょう。 (もっとも、相手の言っていることなどお構いなしで、自分の言いたいことだけ喋り捲ればいい、という英会話の学習者も多いようですが、このような人達は論外です。)

ところで、皆さんは、「意味」 に当たる英単語は、"mean" だとか、「綴り」 に当たる英単語は "spell" だなどと思ってはいませんか?

そう思っていらっしゃらなかったら、幸いです。 非常に多くの英語や英会話の学習者の方達が、「意味」 は "mean" であり、また、「綴り」 は "spell" であると思い込んでいらっしゃるのは、とても残念なことです。

意味が分からない時、「(その)意味をお願いします。」 と言っているつもりで、"Mean, please." [意地悪 [卑劣] であってください。] とか、"The mean, please." [その平均 [中間(値)] をお願いします。] などとおっしゃる方。 また、「(それは)どういう意味ですか?」 と言っているつもりで、"What mean (is it)?" [(それは)何の中間値/ 中庸(ですか)?] とか、 "What's its mean?"[それの平均はどんな値ですか?] などとおっしゃる方々がどれほど多いことでしょう。 

また、綴りを知りたい時、「その綴りをお願いします。」 と言っているつもりで、"Its spell, please." [それの魔法をお願いします。] とか、 "Please tell me the spell." [その呪文を(私に)言ってください。] などとおっしゃる方がどれほど多いことでしょう。 

どうして、こんなことに成ってしまうのでしょうか? それは、「意訳」 すなわち 「日本語らしい和訳」 を頼りに、英語や英会話を学習なさっているからです。 

つまり、"What do you mean (by it)?" という英文も、"What does it mean?" という英文も、 「それ(は)どういう意味(ですか)?」 という日本語らしい和訳、すなわち、その意訳を頼りに学習なっさているからです。 そうした場合、「mean = 意味」 と思ってしまうのも無理ありません。 

ところで、前者の逐語訳すなわち直訳、「あなた(は)(それによって)何(を)意味している(の)か?」 であり、後者のそれは、「それ(は)何(を)意味する(の)か?」 です。 

このような直訳によって英語や英会話を学習すれば、英文の成り立ちが正しく分かってくるだけでなく、それ以上のことも正しく分かってくるのです。 

例えば上の "What do you mean (by it)?" や、"What does it mean?" のような場合、「あなた」 が主語の前者は、相手の人独自の意味を求めているのに対して、「それ(=その言葉)」 が主語の後者は、一般的、辞書的な意味を求めているという、この両者の違いも正しく分かってくるのです。 

"How do you spell it[= the word]?" [直訳: (英語を話す)あなた方(は)その(単)語(を)どのように綴る(の)(か)?] も、「その(単語の)綴りは、ど(のよ)うですか?」 などという意訳で学習なさるから 「spell = 綴り」 と思ってしまわれるのです。 

ちなみに、mean は、動詞として用いられた時のみ 「意味する」 という 「意味」 関係の概念になります。 形容詞として用いられると、通常、「卑劣な、意地悪な」 という概念になり、名詞として用いられると 「中間(値)、平均」 という概念になります。 

また、spell は、動詞として用いられた時には、「綴る」 という意味になりますが、名詞として用いられたら、通常、「魔法、魅(惑)力、呪文」 などという意味になります。

私は、今、mean や spell という英単語が、「動詞として用いられた時」 とか、「形容詞として用いられると」 とか、「名詞として用いられたら」 などと言いましたが、どのような場合に、動詞として用いられているのか、また、どのような場合に、形容詞として用いられているのか、また、どのような場合に、名詞として用いられているのか、さらには、また、「意味」や「綴り」 という名詞はどうして、それぞれ、meaning spelling になっているのかなどは、文法的な問題で、本物の英文法を学習しないと、良くは分かりません。 

ですから、本物の英語力を身に付けるには、本物の英文法の理解と応用絶対必要です。 

ところで、私の言う 「本物の(表現)英文法」 の解説は、重要なことができるだけ漏れないようにその概要に押し込めましたので、やはり難しすぎると思われた方が多いのではないかと思います。 

それでも、この 「本物の表現英文法」 の理解と習得の必要性を感じられ、「その、もっとやさしいテキストや解説書のようなものは無いのだろうか」 と思ってくださっている方達のために申し上げます。 

実は、私が経営している学校の、入門や初心者用の 「本物の表現英文法」 のクラスで使用している解説付きテキスト 「 入門表現英文法」 上・下巻と、「初級表現英文法」I~VI 巻があります。 

ただし、これらは、現在のところ全て手書きの手作りで、1巻、 約 40ページ[うちテキストと解説部20ページ] で、 \ 2000 頂いております。 もしこれらのテキストの購入を希望されるようでしたら、本ブログのコメント欄か、ヒューコム・インター英会話学院の申し込み欄で、お申し込みください。

新年は、1月5日の金曜日から始めたいと思っています。 

それでは、よいお年をお迎えください。

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言い残した本物の英文法と英語の学習法(4)

ーーー「本物の英文法」概要 4ーーー

さて、この 「本物の英文法」 の概要も最後の山場を迎えました。 今日は、私の開発した 「本物の(表現)英文法」 の中で、最も重要な、文を作りたがる動詞を中心とした 「英文語順表」 に次いで重要な、私が 「動付辞」 と呼ぶ動詞のつなぎ "to, -ing, -en" について、その概要をお話します。 

III. A. 原形動詞のつなぎ「動付辞」の英文法 

1. 私が「動付辞」(、「動従辞」あるいは、「動変辞」) と呼ぶ、原形動詞のつなぎには、"to"  "-ing"  "-en" の三つがあって、この三つしかありません。 

2. この、to, -ing,  -en は、原形の動詞(句)を、前の様々なことばや文に従属的にくっ付け(、その原形動詞(句)と共に、名詞や形容詞や副詞の仲間にな)ることばです。 

これは、丁度、「名付詞」 が、後ろの名詞(の仲間)を、前の様々なことばや文に従属的にくっ付け(、後ろの名詞類と共に、形容詞や副詞の仲間にな)るのと、また、広義の「文付詞」 が、後ろの(平叙)文を、前の様々なことばや文に従属的にくっ付け(、後ろの(平叙)文と共に、名詞や形容詞や副詞の仲間にな)るのと酷似していることにご注意ください。 

3. ただし、to は原形動詞(句)を後ろに従え、 -ing -en は、原形動詞に後ろから合体し、前の様々なことばや文にくっ付きます。 また、-en は、(規則的な)動詞の過去形を作る -ed と同形の -ed になったり、原形動詞と合体して特殊形になったりする、非常な曲者です。 

4. 動付辞 to の基本的用法

今言ったことよりも後に起こる動作や状態(や変化)を表現する場合、その(原形)動詞を、to でくっ付けること。

例: I want to go to buy the dress tomorrow. [発想順直訳: 私は(今本当に)欲している⇒行くこと(を)⇒買うために⇒例のドレスを⇒明日/ 意訳: (私は)明日例のドレスを買いに行きたいの。]

上例の解説: 上の 「発想順直訳」 を見ながら、お読みください。 先ず、I want は、「私は今事実欲している」 ということを表現しています。 次に go をこれにくっ付けたいわけですが、この go [行く] という動作は、それ [want という心の状態] よりも後の動作ですね。 ですから、この go を後ろから、前の want に to を仲介者としてくっ付けるのです。 また、同様に buy [買う] という動作は go よりも後の動作ですから、これ [buy] も又 to でくっ付けるのです。 ただそうして行けば良いだけです。 

5. 動付辞 -ing の基本的用法 

今言ったことと同時に起こっている動作(や変化)や、今言ったことよりも前に起こった能動の動作(や変化)を表現する場合、その(原形)動詞を、-ing でくっ付けること。 

例: In the forest, we enjoyed walking listening to the birds singing.  [直訳: 森の中では、私達は、小鳥たちが歌っている(=美しい声で鳴いている)のを聞きながら歩くことを楽しみました。]  <これは、解説不要だと思います>

I remember seeing her to tell [persuade] not to take that type of job.  [直訳: 私はその種の仕事を取らない [=に就かない] ように言う [説得する] ために、彼女に会ったことを覚えている。]  

上例の解説: I remember は、「私は(今本当に)覚えている」 という意味です。 そこへ、同時かそれよりも以前を表す -ing で、(原形)動詞 see をくっ付けているのですが、意味内容上同時はあり得ませんから、seeing は過去のこととなり、上のような和訳になるのです。 「彼女に会う(べきこと)を覚えている」 と表現する場合は、言うまでも無く、"I remember to see her." となりますね。 また、上の英文例の後半の to tell not to take that type of job の二つの to についても考えておいてください。

6. 動付辞 -en の基本的用法

6.1.動付辞 -en は、今言ったことよりもよりも前に起こった受動後の状態(や、今言ったことと同時に起こ(ってい)る受動の動作)を表します。 ただし、-en の規則形は -ed です。 (過去形の -ed と、とても紛らわしいのですが、混同しないようにしてください。 両者の区別は、他に文の中心の動詞 [主動詞] があるかないかでします。) 

例: Last night, she ran away scared followed (,and spoken to) by a strange man on her way home.  [直訳: 昨夜、彼女は、家への彼女の道の上で [=家に帰る途中] 変な男によって後をつけられ、(そして話しかけられ、)恐れさせられて [=怖くなって] 遠くの方へ走った [=逃げた]。]  

6.2.ただし、have (has, had) の直後の -en だけは、「た結果」という意味で、受動の意味はありません。 

例: She has cleaned the room.  [直訳: 彼女は、その部屋を掃除した結果を持っている。/ 意訳: 彼女がその部屋を掃除したので、(その部屋は)きれいになっているよ。]  <掃除は清潔にするためにし、その直接の結果は「清潔になっている」ということです。>

You know, she has been divorced twice.  [直訳: あなたは知っている? 彼女は、二度離婚された結果を持っている。/ 意訳: あのね、彼女はバツニよ。] <ever [一度でも], never [一度も__ない] を含め、(生まれてから今までの話(のよう)で)回数を表す「副え」と共に用いられた have__-en は、経験[体験] としての結果を表します。 また、これと組み合わさっている be divorced-ed[⇒ -en] は、上の、6.1.-en で、受動を表しています。> 

7. 以上の動付辞 [to, -ing, -en] の基本的用法とその意味 [和訳] を表にして示すと次のように成ります。 

to   | こと、べきこと  べき、(ための)|(ため)に、ように
-ing |(た)こと、(た)もの|ている(最中の)|て(いて)、ながら
-en |<have の直後で>た結果|れ(た)、れ(る)|れて(いて) 
    
| 名詞化        形容詞化    |副詞化  

以上の発想の著作権1986年3月「実用生成英文法」(開文社出版)等で取得。ただし、そこでは、この「動付辞」を「助接辞」と命名

この「動付辞」の英文法、特にこの、7.の表がよく分かれば、今までの英文法の、わけの分からない「不定詞」や「現在分詞」や「過去分詞」、「完了形]や「分詞構文」等はもちろんのこと、わけが分かり、在っても良い、「動名詞」や「進行形」や「受動形 [受け身形]」、さらには、これらを組み合わせた「完了進行形」や「完了受動形」や「完了不定詞(形)」等々も、全て不要になり、英文法を学習する皆さんの時間と労力が半減できるだけでなく、英文法がほんとに良く分かってくると思います。

それでは、又。

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言い残した本物の英文法と英語の学習法(3)

ーーー「本物の英文法」概要 3ーーー

さて、前々回の、I.「文を作りたがることば [動詞] の文法」 の 9.の 「__(で/ に;を;と)」 の位置 [部屋] について、今日、解説することになっていましたね。 

その 「__(で)」 の位置 [部屋] については、(2006年)11月22日の、「"Be [is, am, are]" [ある] の英文法」 の 7)で解説済みです。 

そこで、今日は、「__(に;を;と)」 の位置に関係する 「"Do [do(es)]" [する] (独自)の英文法」 を解説します。 それから、非常に重要な、原形動詞のつなぎである、「動付辞」 [to, -ing, -en] の解説は、次回にしたいと思います。 

それでは先ず、「I.B."Do [do(es)]" [する] の英文法」 です。 

1. 「"Do [do(es)]" [する] の英文法」 ですが、この「"Do [do(es)] " [する]」 という表現で、「"Be [is, am, are]" [ある]」 以外のあらゆる動詞を代表させています。 これを簡単に言うと、「do 動詞」という表現で「be 動詞」以外のあらゆる動詞を表しているということです。 (ちなみに、ご存知だと思いますが、"does" は "do" の、「主語が三人称単数のときの現在形」 です。) 

つまり、それは、動詞の do [する; している] 自体はもちろんのこと、 clean [掃除する<清潔にする] 、 wash [洗濯する<洗う] や cook [(火や熱で)料理する] も、eat [食べる] や have [持っている; 頂く(=飲食その他をする)] も、 go [(離れて)行く] や come [(近づいて)来る] や become [成る] も、 teach [教える] や tell [言う、告げる、(物)語る] や name [名付ける] など、「be 動詞 [ある]」 以外の、ありとあらゆる動作や状態(や変化)を表す(文の中心になれる)ことばを代表します。 

(和訳の、A < B は、Bの方が根本的な意味概念であることを表します。 また、例えば、clean の和訳は 「掃除する」 というように、「ーする」 という形のものしか示しませんでしたが、「(普段)掃除している」 というように、どの動詞も 「(普段)ーしている」 という和訳に成ることが多いことに注意してください。) 

2. 動詞 [ーする、ーしている] は、ある人や物事の動作や状態(や変化)を表しますが、そのような動作や状態(や変化)があるためには、その主体となる人や物事(⇒主語)だけが在ればよい場合と、その動作や状態の相手の人や物事(⇒相手語 [目的語] )が一つ、または二つ無ければならない場合があります。 

例えば、「(離れて/去って)行く」 という動作 "go" は、そうする主体(ここでは、I [私] とします)さえあれば可能です。 "I will go." [私(は)(離れて/去って)行くつもりである。]  (ただし、will [つもりである、う; だろう] は助動詞です。)

しかし、例えば、「食べる」 という動作 "eat" は、そうする主体の他に、通常、その動作の相手の 「(食べ)物」 が無いとできません。 "I will eat sukiyaki." [私(は)すき焼き(を)食べるつもりである。]  

また、「好んでいる」 という心の状態 "like" は、そうある主体の他に、通常、その心の状態の相手の人や物事が無いと、そのような気持ちは起こらないでしょう。 "I like sukiyaki." [私(は)すき焼き(を)好んでいる。]

また、「教える」という動作 "teach" は、そうする主体の他に、通常、(教える)相手の人(あるいは動物)と、それから、(教える)事 [内容] が無いとできません。  "I will teach children English." [私(は)子供達(に)英語(を)教えるつもりである。]  

このように、現代英語では、一般に、ある特定の動詞が表す動作や状態(や変化)が存在するために無くてはならない人や物事を表す名詞(の仲間)は、その動詞と共に英文の骨格を成し、その動詞を中心とした前後の位置関係で、中国語のようにその文法関係を表し、日本語の「てにをは」 [(格)助詞]に当たる名付詞 [前置詞] は要らないということが極めて重要です。 

また、 (2006年)11月22日の 「"Be [is, am, are]" [ある] の英文法」 の解説の 7) と関連して、文の骨格を成す名詞(つまり、主語や相手語)が表す人や物事自体を説明する名詞や形容詞(の仲間)も、その文の骨格と成り、これを 「補語」 と言います。 "You will find the dog bright." [あなた(は)その犬(を⇒が)利口である(と)分かるだろう。] <You [主語] will find [動詞] the dog [相手語] bright [補語].> "Then, I will name it Brightie." [それでは、私(は)その犬(を)ブライティー(と)名付けよう。]  <Then, [まえおき] I [主語] will name [動詞] it [相手語] Brightie[補語].>

ところで、英文を作る時、(命令文の場合、通常それを表現しませんが)どの動詞にも、その前に主語があります。 問題は、その後ろに、相手語 [目的語] や補語を取るか取らないかです。 このことを次のように、昔から表示している英和辞典が幾つかあります。 go [行く]、 eat [(を)食べる]、 teach [(に)(を)教える]、 find [(が)(と)分かる]、 name [(を)(と)名付ける] のように。 この時、例えば、teach の「(に)(を)教える」は、後ろに「(に)」と「(を)」の位置をこの順に持っていることを表しています。 この表示(法)は、すばらしいと思います。 

3. あらゆる 「do [する;している] 動詞」 中心の(英文の)否定文や疑問文や答えの文は、通常和訳のない現在形の助動詞 "do; does"が、文の中心の 「do 動詞」を原形にして、その代わりに文法的に働いてこれらを作ります。 

例: Do you teach children English now?  [あなた(は)今、(現在)子供達(に)英語(を)教えているか。] <助動詞 do が(主)動詞 teach の代わりに 「(か) [疑問化] の位置」 に行っている>

No, I do not (teach children English now).  [いいえ、(私(は)今、(現在)子供達(に)英語(を))教えていない。] <助動詞 do が(主)動詞 teach の代わりに後ろに not を取っている>

4. "do; does" には、「する; している」 という和訳になる動詞と、通常、和訳のない(、敢えて和訳すれば、「現在事実; 今(では)本当に; 普段実際に、等」 となる) 助動詞の、二つがあり、この二つを混同しないことが大切です。 

例: What do you do (for work)?   [(お仕事、)何なさってますか?]

What          do         you               do           (for          work)?
[何(を→、)()  あなた(は→、) している (のために←仕事)] 
 4      6      1       5      3      2

上例の解説: 番号は、直訳の和訳順です。 5 の do は、この文の中心の動詞 [主動詞] で 「している」 という和訳があります。 しかし、6 の do は、現在形の助動詞で、それ自身の和訳がない代わりに、「現在事実」 という意味を請け負い、5 の do を 「している」 という考え [概念] だけの「原形」にしてあげ、さらにその代わりに 「__(か)」 位置に行って、同文を疑問化していることにご注意ください。 

(ところで、主語が三人称単数の時の、現在形の 「do 動詞」 には、例えば、"teaches" のように "-(e)s" が付いてないといけないのですが、この "-(e)s" が単語として自立 [独立] したものが、助動詞の "does" なのです。)

5. "do; does" の過去形は、動詞の場合も助動詞の場合も、"did" です。 動詞の場合、この did の和訳は 「した、していた」 です。 また、助動詞の場合、それは過去を表す 「」 だけです。 (ただし、この助動詞をあえて和訳するとしたら、「(過去に事実__た」 となります。)

例: What did you do last night?  [直訳: あなた(は)昨夜何(を)する・た)?⇒意訳: 昨夜はなにをしましたか?]  

I watched television, took a bath and went to bed. [直訳: 私(は)テレビ(を)見た、湯浴み(を)取った、そして、ベッドに行った。⇒意訳: テレビを見て、お風呂に入って、寝ました。]  

上例の解説: 「do 動詞」 の過去形は、規則的には、上の watch [(変化や展開を注意して)見る] のように、過去を表す助動詞 did の、後ろからの合体形(つまり、接尾辞形)の -ed をつけて作りますが、上の took [take の過去形] went [go の過去形] のように特殊な形をしているものも多いのです。 本物の英会話をする場合、このような特殊形 [不規則形] をたくさん覚えなくても、 did take とか、did go などと言えば、相手はきっとすぐその過去形を言ってくれますから、そうするようにしましょう。

今日は、ここまでです。 それでは、又。

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言い残した本物の英文法と英語の学習法(2)

ーーー「本物の英文法」概要 2ーーー

III.他のことばや文に、ある特定のことばや文を、くっ付たがることば [名付詞、動付辞、文付詞] の文法。 

.「名付詞 [前置詞、名詞つなぎ、名詞くっ付] 」 とは、後ろの名詞 [ひとものことば] (の仲間)を、前の様々なことばや文にくっ付(たが)ることばのことです。 

例: (I) go to school(.)   [(私は)×行くっている←←学校(。)/ (私は)学校行っている(。)]  

(解説: 名付詞 [前置詞] to は、後ろの名詞 school を前の動詞 go 、又は、前の文  "I go. " にくっ付ています。 ちなみに、to は、「方向」ではなく、「到着」をあらわします。 その根本的和訳は「に到着するように」です。また、"to school" はこの場合、前の動詞に続いていく 「副詞の仲間」になっています。)

the clock on the wall   [(その→)時計←←(その→)壁 / 壁時計]  

(解説: 名付詞 [前置詞] on は、後ろの名詞 wall を前の名詞 clock にくっ付ています。 ちなみに、on の根本的和訳は、「にくっ付いて(いる)」でしたね。  また、"on the wall" はこの場合、前の名詞 clock に続いていく「形容詞の仲間」になっています。) 

afraid of dogs  [恐れて(いる)←(のこと)←犬 / 犬恐れて(いる)] 

(解説: 名付詞 of は、後ろの名詞 dogs を前の形容詞 afraid にくっつています。ちなみに、of の根本的意味概念は「所有」で、その和訳は、たいがい「、が所有している)」となります。 しかし、上例の of は少し特殊で、afraid の「直接の相手」を表しています。(このような of いずれ解説)。 また、"of dogs" はこの場合、前の形容詞 afraid への副え、つまり、「副詞の仲間」になっています。) 

2.「動付辞 [動詞つなぎ、動詞くっ付to, -ing, -en]」 とは、後ろの原形の動詞 [あるすることば] (の仲間)を、前の様々なことばや文にくっ付(たが)ることばのことです。 

この、to -ing -en の三つしかない、私が「動付辞」とよぶものの重点的解説は次回にしますが、この -ing や、 -en はもちろん、独立した単語ではなくて、原形の動詞の後ろからくっ付く 「接(尾)辞」 と呼ばれているものです。 しかし、これらを上の 「名付詞」[前置詞] のように、一つの独立した語類と考え、扱うことによって、今までの英文法のわけの分からなかったおよそ半分が、一気によく分かるようになると思います。 

3.「文付詞」(広義) [文つなぎ、文くっ付] とは、後ろの(平叙)文を、前の様々なことばや文にくっ付(たが)ることばのことです。 

これには、今までの英文法の「従属接続詞 [because, if, that [ということ] 等] や関係詞 [和訳無しか、「ところの」 という和訳になる、who, which, that, where, when 等] (や疑問詞 )」 が含まれますが、この解説は、今回、時間の都合上、省略させて頂かねばなりません。 

IV.同種のもの(で対立するもの)同士なら、何でも(いくつでも)つなぐことができることば [対等接続詞、対等くっ付:and, or, but 等] の文法。 

この解説も上と同じ理由で、今回、省略させて頂かねばなりません。 

それでは、又。

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言い残した本物の英文法と英語の学習法(1)

ーーー「本物の英文法」概要 1ーーー

さて、前回の終わりにも言いましたように、新年(の1月)から、このブログの様相を大きく一新し、もっとやさしく楽しいものにしていくつもりですが、今回から年末までに、言い残した重要なことをお話しておかねばなりません。 

それは主として、「本物の英文法と英語の学習法」についてです。 

それでは先ず、「本物の(表現)英文法」についてです。 

私が開発しました、私が 「本物の(表現)英文法」 と呼ぶものは、できるだけやさしく簡単に言えば、次のように成ります。 

(これでも難しいと思われる方は、本「英文法解説」全体、あるいはその難しい部分を無視してください。 そのうち分かってきますから。 来年から始めます、添削中心の「英語英会話指南日記」をご覧になって行けば、きっとよく分かってきますから。 手前味噌に聞こえるかも知れませんが、私が指南する先に、それは、それは、すばらしい世界が待っているのですから。 決して今までの、暗記暗唱法や、条件反射パターン・プラクティス法や、むちゃくちゃなフリー・トーキング法に戻ってはいけません。)

I. 文を作りたがることば [動詞] の文法

1.「あるすることば [動詞]」がその前後に文を作るための、他の言葉が入る位置 [部屋] を持っています。 そして、この動詞ということばは文を作りたがります。 

2.その位置 [部屋] は、前から順に次の通りです。 

「まえおき、」 「wh-語」 「(か)」 「__(は;が)」 「ある/する」 「__(で/に;を;と)」 「副え(方法、場所、時など)」

3.「まえおき」 の位置には、一番後ろの 「副え」 の位置に入るもののうち、先に言っておきたいものが入ります。 

4.1.後ろの 「副え」 の位置に入るものは、中央の 「ある/する」 に副える(、言い換えると、「ある/する」にくっ付く、あるいは、和訳が「あるする」に続いていく)ことば(の仲間)です。

4.2.この種のことばを 「副詞」 といいます。 そして、この種のことばの仲間を 「副詞(の仲間)」 と言うことにします。 (下の10.もご覧ください。)

5.「wh-語」 の位置には、「疑問詞」 と呼ばれる、who, what, which, how, where, when, why 又は、これを含む句が入ります。 

6.「__(か)」 の位置には、is, am, are (以上、「ある」)、 was, were (以上、「あった」) 又は、「助動詞」 と呼ばれる、do, does, (did,) can, (could,) will, (would,) shall, (should,) may, (might,) must や、これに相当する句が入り、その文を疑問文にします。 

7.「__(は、が)」 の位置には、次の 「ある/する」 が表す動作をする、あるいは、状態にある人や物事を表すことば、つまり、「名詞(の仲間)」が入ります。 これを 「主語」 と言います。

8.「ある/する」 の位置には、英語で唯一、文の中心と成れる 「動詞」 と呼ばれる動作や状態(や変化)を表すことば、又はこれを含む句が入ります。 

9.「__(で/に;を;と)」 の位置については、次々回にお話します。 

10.「副え」 の位置に入るものについては、上の 4.で述べましたが、それらは、その文の中心の動詞(が表す動作や状態(や変化))の 「様態や、場所や、方法や、時や、目的や、原因や、条件や、譲歩など」 を表す 「副詞(の仲間)」 です。  

II. 他のことばや文にくっ付たがることば [形容詞;副詞;程度(副)詞;助動詞] の文法

1.「いなのことば」 [形容詞] は、前から「名詞(の仲間)」にくっ付(たがり)ます。 (ちなみに、「形容詞」の和訳の大半は、「い」や「な」や「の」で終わります。) 

例: a young kind nurse   [一人の→、若い→、親切な→看護士] (a も、young も、  kind も、nurse [名詞] にくっ付いている [和訳が続いていく] 形容詞です。)

2.「副えことば」 [副詞] は、前からも後ろからも「動詞(の仲間)」にくっ付(たがり)ます。 しかし、そのほとんどは後ろの「副え」の位置から「動詞(の仲間)」にくっ付ます。 

例: often go there  [しばしば→行く←そこへ] (often も、 there も、 go にくっ付いている [和訳が続いていく] 副詞です。)

3.「程度ことば」 [程度(副)詞] は、程度の考えられる特徴や状態を表す「いなのことば」[形容詞] や、様態を表す「副えことば」[副詞] に、前からくっ付(たがり)ます。 

例: pretty young [かなり→若い] (pretty は、 young [形容詞] にくっ付いている程度(副)詞です。)
very slowly [とても→ゆっくり(と)] (very は、 slowly [(様態をあらわす)副詞] にくっ付いている程度(副)詞です。) 

4.「助けことば」 [助動詞] は、(原形)動詞に、前からくっ付たがり、その動詞に代わって、現在や過去の事実であることを表したり、後ろに not [ない] を取って、その文を否定文にしたり、自ら「__(か)」[疑問化] の位置に行って、その文を疑問文にしたりします。 

例: I will not swim tomorrow.  の "will" は、「(現在事実)つもりである」 という意味の助動詞で、原形動詞 "swim"  [泳ぐ] に前からくっ付いています。 そして、さらに後ろに "not" [ない] を取って、この文の意味を 「私は明日は、泳がないつもりで(現在事実)ある。」 として、否定文にしています。 

ちなみに、is, am, are; was, were は、助動詞を兼ねる動詞 [助動動詞] とも考えられることに注意してください。 また、助動詞の和訳は、動詞の後に続いて、その文を終えることに注意してください。 can の和訳は「できる」ではありません。 「ことができる」です。

続きは次回をご期待ください。

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本物の英文法と英作文から英会話へ(5)

ーーー<英会話例 7>の解説 (2)ーーー

お待たせしました。

さて、前回の<英会話例 7>の解説の続きですが、先ずは、その英会話例の続きを見てください。 

***** <英会話例 7> の後半 *****  

外国人男性: A middle aged man's head was on your shoulder?.....<転3>
日本人女性: Yes.   For ten long minutes. <転4>

外: Where (were you)?  [どこで?(君は何処にいたの?)]

日: On (= 米/ In = 英) the train.  [電車の中よ。] <承1>

外: Ah, he was dozing off sitting next to you on the train.  [ああ、そいつは、電車の中で、君の横に座っていて、転寝をしていたんだ。] <承2>

日: "Dozing (off)?"  I don't understand. <対処の表現 3> [「転寝(している)」 だって、意味分かんないわ。]

外: It means "sleeping".  He was sleeping.  [それは、「居眠り(している)」 っていう意味だよ。 そいつは、居眠りをしていたんだ。] <承2'>

日: (You're) Right!  (/ That's right.)  [そうよ。]

外: You were on your way to your office.  [それは通勤途中だったんだね。 / [直訳的] あなたは、あなたの事務所への、あなたの道の上にいた。] <起>

日: Ding-dong !  (= Yes !;  Right !)  [ピンポン!]  

*************************

さて、この会話例を見る前に、既に12月8日の <英会話例 6> の後半をご覧になって、非常に重要なことに気付かれた方もいらっしゃると思います。 

それは、本物の英会話をしていて、話を、日本人式発想の 「起→承→転→結」 の順ではなくて、英語のネイティブスピーカー式発想の 「結→転→承→起」 の順に進めたら、途中から相手は、こちらの言いたいことが大体分かってくれ、こちらが言わなくても推測して、「こう(ではないの)ですか、ああ(ではないの)ですか」 と言ってくれるのではないか、ということです。

そして、これはその通りなのです。  人は一般に、だいたい話の様子が分かってきたら、「こうだろう? ああでしょう?」と推量して言いたいものなのです。 

それだけではありません、英語のネイティブスピーカー式発想の 「結→転→承→起」 の順に話を進めたら、それは最初から興味深いものになるのです。 なぜなら、そうしたら、その話は、変わった出来事の核心から始まるので、いつ、どこで、なぜ、どのようにしてそうなったのか、相手に強い好奇心を湧かさせるからです。 サスペンスドラマや探偵小説のように。 

さらに、私たちの話に最初から興味を持ってくれた英語のネイティブスピーカー達は、その話を理解したいと思ってくれます。 そして、良識やユウモアのある発想で、また、彼らにとって自然な英語で、協力的に質問したり、コメントしたりしてくれます。 ですから、それに簡単な英語で、短かく答えていくだけで、私達の言いたいことが自然に伝わって行くのです。 

何と言っても、発想順が同じだから、彼らも私たちに協力できるのです。 ただし、この時暗記した英文を言ってはいけません。 明記している(、つまり良くわけが分かっている)英文で、その状況で適切だと確信の持てるものなら言ってもよいでしょう。 そうでない場合は、的確だと思える、できるだけ簡単で短い英語の語句を言うだけに止め、相手の発言を待ち、それをきちんと理解することが肝要です。

そうしたら、相手のネイティブスピーカー達が、私たちは英語や英会話が上手だとか、バイリンガルであるとか、言ってくれるようになるのです。 

ほんとうですよ。 これは。 

そのためには、何度でも言いますが、暗記や暗唱や、パターンプラクティスや、めっちゃくちゃな 「フリー・トーキング [フリー・カンバセーション] 」 等は早く完全にやめて、私の言う本物の英会話や、英文法や、英作文を学習することです。 

ところで、来年1月からは、このブログの様相を大きく変え、やさしく、楽しいものにしていくつもりです。 が、今年の末までに、本ブログの行き方で言い残したことと、そのうち特に重要なことの概要だけでも、次回から述べておきたいと思います。 

それでは、又。

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本物の英文法と英作文から英会話へ(4)

ーーー<英会話例 6>の解説 (1)ーーー

こんにちは。 お待たせしました。 アクセスくださって有難うございます。 

さて、前回の会話例の解説ですが、これをもっと初心者用の会話例にして、行いたいと思います。 次の <英会話例 7> をご覧ください。 ただし、日本語らしい和訳は若者同士のものにしておきます。 

*****<英会話例 7>*****

外国人: What's new?  [何か変わったことある?]

日本人: Well, I was sick this morning.  [そうね、今朝、気分がとても悪かったのよ。] <結>

外: Oh, what made you sick?  [なぜ?/ どうしたの?/ [直訳] 何があなたをとても気分(が)悪くさせたのか?]

日: A head.  [頭よ。] <転1>

外: A head?...?  [頭だって?...?]

日: Yes.  [そう。]

外: Whose (head)?  [誰の(頭)?]

日: A middle-age(d) man's.  [中年男性の(頭)よ。] <転2>

外: A middle-aged man's?  [中年男の?]

日: Yes.  On my shoulder.  [そう。 私の肩を枕にしちゃって。 / [直訳] 私の肩にくっ付いた。] <転3>

外: A middle aged man's head was on your shoulder?..... [中年男(の頭)が、君の肩を枕にしてただって?]

日: Yes.  For ten long minutes!  [そうなの。 10分(間)もよ!] <転4>

+++++ 以下次回解説部 +++++

外: Where (were you) ? 
日: On (=米 / In =英) a train. 
外: Ah,  he was dozing off, sitting next to you on the train. 
日: "Dozing (off)?"  I doun't understand.
外: It means "sleeping".   He was sleeping. 
日: (You're) Right.  (/That's right.) 
外: You were on your way to your office. 
日: Ding-dong ! (=Yes !; Right !) 

*************************

[解説: 「起→承→転→結」 [きしょうてんけつ] ではなくて、その逆の 「結→転→承→起」 [けってんしょうき] の順に話を進めることが決定的に大事でしたね。

ところで、その「結」一つ、「転」一つ取ってみても、別にきちんとした英文で表現しなくてもいいのですよ。 例えば、 この場合の「結」に当たる、"I was sick this morning." は、次のようにできるだけ少ない言葉で、相手と言葉を交わしながら伝えても良いのです。 

外: What's new?  [何か変わったことある?] / 日: Sick. [嫌でたまらない(こと)] / 外: Who's sick?  [誰が嫌でたまらない(気持ちな)の?] / 日: Me. [私よ。] / 外: When?  [いつ(のこと)?] / 日: This morning. [今朝よ。]

相手とこのようなやり取りができれば、"I was sick this morning." というきちんとした英文を言って、「私は、今朝、とても嫌な思いをしたのよ。」 ということを伝えたのと、同じことになります。  いや、それ以上です。 そうすれば言葉のやり取りがより頻繁になり、会話が活性化するでしょう。 

上の <英会話例 7> では、「転」のところをそのような表現法にしておきましたから、よく研究しておいてくださいね。  このことは非常に大事ですから。 

まだ、解説の途中ですが長くなりましたので、今日は、この辺で。 この解説の続きは、次回、15日の金曜日になります。 それでは、又。

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本物の英文法と英作文から英会話へ(3)

ーーー発想順が同じなら、楽々とできる本物の英会話ーーー

本物の英会話をしている時に、日常生活で起こる様々な出来事やその感想を、日本語の全く分からない外国人と、自由自在に話し合い、きちんと理解しあえたらどんなに素晴らしいことでしょう。

しかし、そんなことは、やり方によっては簡単です。 そして又、やり方によってはほとんど不可能です。 

暗記暗唱や、パターンプラクティス [口頭文型練習] などいくらやってもだめです。 本物の英会話が楽にできるようになるのに必要なのは、覚えている英語の語句や文や、対話例の数を増やすことや、パターンプラクティスの量を増やすことでは全くありません。 

先ずは、わずか10個程度の 「対処の表現」 (⇒10月28日)だけは、暗記しても良いから覚えるのです。 そして、本物の英会話の場に飛び込み、対処をしまくりながら、相手の言うことをきちんと理解するように勤め、欧米人 [英語のネイティブスピーカー達] の発想順で言いたいことを表現し、伝えようとしていくこと。 これだけです。 「対処」 と 「発想順」。 この二つが全てです。 ただただ、それだけです。 

発想順を英語のネイティブスピーカー達のようにすると、昨日の英会話例は、大体次のように、とても楽になります。

*****<英会話例 6>*****

外国人男性: Anything new?  [何か変わったことありますか?]

日本人女性: Yes.  [はい。]

外: What's that?  [何ですか? それ。]

日: I was sick [very embarrassed] this morning.  [今朝、とても嫌なこと [とても困ったこと] があったのです。] <結>

外:  What was wrong?  [何がいけなかったのですか?] / What was the cause?   [その原因は何だったんですか?] (/ What made you sick?  [何があなたをとても嫌にさせたのですか?])  ((/  What happened?  [何が起こったのですか?]))

日: A middle-age(d) man's head on my shoulder (was).  ( / did). [私の肩「を枕にした [=にくっ付いた] 中年男性の頭です。] <転1>

外: Oh, no.  [そりゃあいけない。<男性>/ あらまあ。<女性>]

日: It was on my shoulder about ten long minutes.  [およそ10分間も枕にされたんです] <転2> 

外: I feel for you.  He was dozing off. [同情します。[=それは気の毒でしたね。] その人は転寝をしていたんですね。]

日: "Dozing (off)"?  I don't understand. <対処の表現 3> [「転寝」ですって? 理解できません。]

外: I mean, he was sleeping.  [つまり、彼は眠っていたんですね。] <承2>

日: Yes.  (Next to me on the seat) In the train.  [そうです。 電車の中で(私のとな座っていて)。] <承1>

外: You were on your way to work.  [(あなたは)仕事に行く途中だったんですね] (/  You were going to work, weren't you? [(同左)]) <起>

日: (You are) Right.  [その通りです]

*************************

長くなりましたので、この会話例の解説は次回にし、今日はこれで終わりにします。 が、12月5日に説明させて頂いたような事情で、次回は、12月11日の月曜日の投稿となります。 悪しからずご了承ください。

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本物の英文法と英作文から英会話へ(2)

ーーー発想表現順の根本的相違による悲劇ーーー

昨日は、時間がなくて、記事を見直すことができず、今朝、その修正と追加を少しさせていただきました。 

ところで、そこで私は、一昨日の宿題の、英語のネイティブスピーカー達の発想順の解答例を示しましたが、その宿題の答えとしては、もちろん、私達日本人式の「起→承→転→結」の発想順でもいいです。 それが全て、 was と were が中心の英単文でできているなら。 

そして、英文で日記をつける場合、この日本人式発想順でいいし、特に、スピーチをする時は、たいがいこの順の方がいいでしょう。 

しかし、本物の英会話をする場合、英会話(本物)が初心の(つまり、私の言う入門や初級レベルの)方々は、この日本人式発想順を用いられると、ほとんどの場合、上手く行きません。 中級レベルの人たちでも、多くの場合上手く行かないでしょう。 このことを、次に、同出来事を用いて、具体的に解説してみたいと思います。 

*****<英会話例 5>*****

外国人男性: Anything new?  [何が新しいことありますか?]

日本人女性: Yes.  [はい。]

外: What's new?  [何が新しいのですか?] <新しいことや変わったことを期待して>

日: Well, I was on my way to work.  [えーっと、私が仕事に行く途中でした。] <起><意気揚々と、今朝あった嫌な事を伝えようと思って>

外: Oh, were you?  [(あっ、)そうですか。] <「えーっ、それが新しい、あるいは変わったこと?」といぶかしく思って>

日: Yes.  I was on a seat of a train.  [ええ、(私は)電車に乗って座っていました] <承1>

外: Um...  Was it new?...  [えーっと、それが変わったことだったの(ですか)?]

日: Er...  <「うるさいわねー、少しは黙って聞いててよね」と思って> A middle-age(d) man was... next to me...  on the same seat. [(えーっと、)中年の男性が(私の)隣に座っていたのです。] <承2>

外: <「そんなことはよくあることだろう」と思って> And what was new?  [それで、変わったことって何ですか?] 

日: .....  [.....]  <「この外国人、何でこんなに私の話の邪魔をするのだろう??」>

*************************

この日本人女性の通勤途中の出来事を文章にした場合、とても短いものです。 それでも、本物の英会話の中でそれを説明する場合、発想順が違うと、お互いに相手のことを誤解しあって、なかなか上手くいきません。 

しかし、このことを、英語のネイティブスピーカー達の発想順で説明し始めたらどうなるか、それは明日のお楽しみとします。 

それでは、今日はこの辺で。 

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本物の英文法と英作文から英会話へ(1)

ーーー「結→転→承→起」ーーー

早速ですが、昨日の宿題やってみましたか? 

「朝の通勤電車の中で<起>、座れたけれど<承1>、隣の中年男性が居眠りをしだして<承2>、約十分間、肩を枕にされ眠られて<転>、とても嫌だった<結>。」 

という、(私の)昔の生徒の体験を、was  と were を中心とした簡単な英文 [単文] だけで、表現するのでしたね。 

ところで、<> 内に示しました、「起」や「承]などの文字は、ご存知の方も多いと思いますが、もともと漢詩の句の配列の名前 [起句、承句、転句、結句] だったものだそうですが、4こま漫画や話の進め方によく応用されます。 起: 物事の始まり。 承: (それを)受け継ぐこと。 転: (それが) 変わったり、ひっくり返ったりすること。 結: 締めくくり。

次に、私が表現したものをお見せしますから、なさった方は比べてみてください。 

I was sick [或いは very embarrassed] this morning. <結>  / (You know,) A middle-age(d) man's head was on my shoulder for ten long minutes. <転>  / He was 「in sleep [= asleep] next to me. <承2>  / Of course, we were on the same seat of a train. <承1>  / I was on my way to work. <起>

[意訳: (私は、)今朝、嫌でたまらない [とても困った] ことがあったのです。<結> /  (あのですねぇ、)中年男性が約十分間も私の肩を枕にしたのですよ。<転> / その人は私の隣で眠っていたんです。<承2> / もちろん、私もその人も同じ電車の同じ座席に座っていたのです。<承1> / 私が仕事に行く途中の出来事です。<起>]

[解説: 一般に、私達日本人には、会話であれ、スピーチ [演説] であれ、講義や講演であれ、さらには、日記であれ、手紙やメールであれ、論文であれ、およそあらゆる言語活動で、その話の進め方を、「起→承1(→承2→承3...)→転→結」 の順にする、つまり、十分な状況説明をしてから、言いたいことに入り、一番言いたいことは一番後ろ(の方)に持っていく、ということが習慣化し、当然のことと成っているようです。 

しかし、他の事はいざ知らず、こと、英会話に関しては、この話の進め方は非常に良くありません。 私は、敢えて、初心者の方々には、「絶対にいけません。」 と言い切っておきす。  

本物の英会話では、相手の外国人は、よく、

"What's new?"[直訳: 何が新しいの(ですか)? 意訳: 何か新しいことある?] とか、  "Anything new?" [何か新しいことある? 何か変わったことある?]  とか、 "What's up?" [どうしてる?]  などと言ってきます。

このような場合に、何かある物事を説明するとき、「起承転結」の順で行けば必ずといってよいほどうまく行きません。]

途中ですがもう時間がありません。 続きは明日をご期待ください。

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本物の英文法と英作文(19)

ーーー今後のために、ここしばらく残念なことーーー

さて、私は、(2006年)11月20日、本物の英文法と英作文(6)-ーー「明記」すれば、be-動詞 [ある] 中心の単文だけででも、英会話ができるーーーの最後の方で、次のように言いました。 

「朝の通勤電車の中で、座れたけれど、隣の中年男性が居眠りをしだして、約十分間、肩を枕にされ眠られて、とても嫌だった。」

というような出来事でも、動詞 be の意味概念とその文法的働きが 「明記」 されていたら、その過去形の、"was, were" [あった] 中心の単文だけででも簡単に説明できると。 

皆さんも、明日までに、これに挑戦してみてください。 

日本語の全く分からない外国人と本物の会話をしていて、これを説明する場合、相手の発言も入りますが、それでも1分もかかりません。 そのことを思えば、3分以内にその説明文を書き上げてほしいのですが、慣れない方もいらっしゃるでしょうから、30分以内なら良いでしょう。 

しかし、たとえ30分以内にできなくてもかまいません。 その場合はもうそこで止めましょう。 この30分の意味は、それでできなければ、それ以上の時間をかけてしようとなさっても時間の無駄だと思うので、そう言ったまでです。 後は、明日の私の表現例を参考になされば良いだけですから。 

ところで、皆さん、私はここで、非常に残念なことを、二つのことが原因で申し上げねばなりません。 

その残念なこととは、しばらくの間、このブログの記事の投稿を、月曜日と金曜日の週2回にさせて頂くということです。 

その原因の一つは、このブログを始めて、まる3ヶ月を過ぎましたが、一向にアクセス数が増えないからです。 

もっともこれは当然で、私が本ブログと私の経営する英語英会話学校のホームページのために捻出できる全ての時間を、本ブログの記事の投稿のみに使い、本ブログへのアクセス数が増えていくような手は一つも打って来なかったからです。

もう一つの原因は、アクセスが増えないどころか、逆に顕著に減ってきているからです。 

これは、同ホームページと本ブログの開設をお知らせした、私達の英語英会話学校の生徒さん達とそのご家族がほとんどだと思われる、最初の一ヶ月の本ブログへのアクセス数が減ってきたということでしょう。 この原因は、いろいろあると思いますが、生徒さんたちと話し合った結果、それは主として、内容が難しくなってきたからのようです。 特に私自身が皆さんに難しく思われるのではないかと恐れた、私が「本物の(表現)英文法」というものの根本的解説が良くなかったようです。 

以上の事を深く反省した結果、ここしばらくの間、それが一ヶ月くらいで済むか、三ヶ月ほどかかるか分かりませんが、今週の金曜日[12月8日] から、このブログの投稿を月曜と金曜の週2回とさせて頂いて、その内容をもっとやさしく、魅力のある物にすることと、本ブログへのアクセス数を増やすことに専念したいと思います。 

以上のこと悪しからず、ご了承ください。 

それでは、又明日。

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本物の英文法と英作文(18)

ーーー本物の表現英作文ーーー

今日は、昨日の記事の表題について少し説明してから、今日の話に入りたいと思います。 

昨日の表題は、「和英辞典を引いての暗記暗唱や、翻訳を止め、表現をしよう」 でしね。 

これは、「ある和単語を和英辞典で引いて、そこに載っている英文例を暗記して唱えたり、先ず、頭の中で和文を作ってしまって、それを和英辞典を使って英文に翻訳して言ったりするのを止めて、頭に描いた物事 [一枚とは限らない絵の要所] を直接、できるだけやさしく簡単な英語や英文で表現しよう」 という意味です。 

一般に、表現(の仕方)は自由です。 もちろん、自由と勝手気ままとは異なります。 

自由とは、あるルールを守った上で、二つ以上のものの中から好きな方を選べるということです。 将棋やカードゲームをしていて次の手をどう行くかや、野球をしていてバッターが次の一球をどうするかは、この意味で自由なのです。 

英会話や英作文における英文での表現の自由は、(特に意思伝達をしている相手に対するエチケットを含む社会常識と、)本物の英文法を守ればどんな型の英文を作って表現しても良いということです。 

きちんとした英文の基本的な型は、中心に据える動詞 [あるすることば] で決まるのです。 ですから皆さんは、一つの出来事の一要点を表現するのに、be-動詞 [is, am, are; was, were] を中心とした文で表現しようが、go を、あるいは、get を、さらには、have を、 take を、 see を、あるいは、 commute を中心に据えた文で表現しようが、自由なのです。 

I go to my office by bus.  /  I go to work by bus. 

I get to my office by bus. (get [得る] to [へ(の到着を)]:に着く)

I have my office bag in my hand or on my lap [ひざ] in the bus almost every mornimg.  You know, what I mean?  [次の10個の英会話用重要対処表現の1つ。「(あのー、)(私の)言ってること分かる?」 という意味] 

I take the bus to my office.  /  You know [あのね], the bus takes [連れて行く、運んでいく] me to (a place near) my office every morning  except [以外] on Saturday(s) and Sunday(s).

I see myself [私自身] in the bus, and then (I see myself ) in my office almost every day.  You know what I mean? 

以上は皆、「私はバスで通勤しているんですよ」ということを伝えるための英会話用の表現例を、思いつくままに少し挙げたものです。 

それでは、今日はこの辺で。 

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本物の英文法と英作文(17)

ーーー和英辞典を引いての暗記暗唱や、翻訳を止め、表現をしようーーー

こんにちは。 又、昨日のブログに少し手を加えさせていただきました。 あしからず。 

さて、問題は、前後しますが、先ず、

(1) I am in a bus and in my office (almost) every morning. [直訳的: 私は、(ほとんど)毎朝、バスの中に、そして、私のオフィスの中にある。]

という英文や、

(2) I am on a bus and then at my office in the morning from Monday to [till; through] Friday. [直訳的: 私は、月曜から金曜まで、朝にはバスに乗って、そしてそれから私のオフィスにある]

という英文の(意味内容の)発想がどのようにして起こったかです。 

これは、英会話(本物)をしていて、日本語の全く分からない外国人に即座に「欄間」とは何かを説明する場合の、ジェスチャーをしたり、絵を描いたりしてする方法のところでお話したことから、もうお分かりの方も多いと思います。 

そうです、日常生活で実際に「バスで通勤する」場合(の絵)を(二三枚)頭に描いてするのでしたね。 今回の場合、その絵の要点を、易しい英文で表現すればいいのですね。

次は、上の(1)や(2)の英文が、「通勤」という英単語がないのに、どうして 「私はバスで通勤しているのですよ。」 ということの表現になるのか、ということでしたね。

もちろん、これらは、その直接的表現ではありません。 しかし、「ある人が、ほとんど毎朝バスの中にいて、それから(その人の)オフィスにいる」 と言ったら、誰でも日常生活の体験や常識から、それはきっと、その人が 「バスで通勤している」 ということを、言っているのに違いないと思うからです。 

それでも、大概、英語のネイティブスピーカー達は、そう決め付けません。(本物の英会話をしていたら、)彼らは、必ずと言ってよいほど、例えば次のように言って確認してきます。 

"You mean, you go to your office by bus?" [直訳: あなた(は)意味する(の)か? あなた(は)バスであなたのオフィスへ(普段実際に)行っている(ということを)。] (ちなみに、「普段実際に」という訳語は、 'go' の現在形の意味の和訳 、「現在事実」 の変形です。)

この時、私達日本人英会話学習者にとって非常に重要なことは、このような、ネイティブスピーカー達の確認の英語や英文こそ、(その人達にとって)日常会話として自然なものである、ということです。 (もちろん、その言葉のやり取りに、誤解があってはいけませんが。) そして、これをなんとかきちんと捕らえ、身に付けて行くということです。 

和英辞典を引いたら出てくる、'commute' [(どちらかといえば、長距離を電車で)通勤する] などは、ネイティブスピーカーの人たちでも使うことは少ないし、私達は、(上級レベルに成るまでは)使わない方がよいのです。  

今日は、この辺で。 それでは又。

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本物の英文法と英作文(16)

ーーーあらゆることを be-動詞だけの英文で表現ーーー

こんにちは、皆さん。 お元気ですか? 

さて、昨日の宿題できましたか? 

「私は、バスで通勤しているのですよ。」 ということを、be-動詞だけの英文で表現するのでしたね。 できている方は、次に、私の表現例を二つ示しておきますから、皆さんのものをこれらと比べてみてください。 (ただし、[和直訳] 中の「→、」は、すぐ次の和単語に続いて行くのではなく、後ろの方の和単語に続いて行くことを表しています。)

(1) "I am in a bus and in my office (almost) every morning." 

[(1)の 直訳: 私(は)×(ほとんど)毎朝→、バス→の中に→、そして→私の→オフィス→の中に→ある]  

もう、お気付きだと思いますが、and [と、そして] は、言葉と言葉を対等につなぐことば [対等接続詞 〇] ですが、これによってつながれる英語の語句や文は、日本語と同順になります。 ということは、主従関係で [従属的に] つなぐことば [従属接続語] によってつながれる英語の語句や文は、日本語と逆順になるということで、このことは非常に重要です。 

ところで、「従属接続語」とは、前に少しお話した、

1.名付詞 [前置詞 ▽] <解説済み>と、

2.動付辞 [to, -ing, -en] <未解説>と、

3.(広)文付詞 [a.従属接続詞 ▽ [文付詞 ◎]、 b.関係詞 〇(、 c.疑問詞 〇)] <未解説>

のことです。 

以上ことを、上の英文例(1)や、次の英文例(2)で、確認できるでしょうか?

(2) "I am on a bus and then at my office in the morning from Monday to [till] Friday." 

[(2)の 直訳: 私(は)×金曜日→まで→、月曜日→から [月曜日→から→金曜日→まで] →、朝→に→、バス→に乗って→、そして→それから→、私の→オフィス→に→ある]  

ところで、次に、上の英文例(1)や(2)に関して、これらがどうして 「私は、バスで通勤しているのですよ。」 ということの表現になるのか、や、どのようにしてこのような表現内容を発想したのかなど、色々お話しなければなりませんが、それは明日にさせていただきます。

それでは、又明日。

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本物の英文法と英作文(15)

ーーー名付詞 [前置詞]+名詞=副詞(の仲間)ーーー

昨日は、英語では、「名付詞+名詞(の仲間)= 副詞(の仲間)」 となり、日本語では、「名詞(の仲間)+名付詞 = 副詞(の仲間)」 となるという重要な文法規則についてお話しました。 (英語の「名付詞」[名詞をくっ付けることば] とは「前置詞」 のこと。 日本語の「名付詞」 とは「格助詞」 のことです。)

ところで、英語と日本語では、なぜこの 「名付詞」 と 「名詞(の仲間)」 の順序が逆になるのかというと、「名付詞」 が 「名詞(の仲間)」 を 「動詞」 にくっ付ける時、英語では、文の中心のことばの 「動詞」 が文の前の方に位置するのに対して、日本語では、「動詞」 が文の一番後の方に位置するからです。 

英語では、すでに前にある 「動詞」 に、後ろから 「名詞(の仲間)」 を付けるのですが、その仲介をする 「名付詞」 は、当然その間に入ります。 ですから、英語では、「動詞 ← 名付詞 [仲介語] +名詞(の仲間)」 の順に成るのは当然なのです。

ちなみに、日本語では、後で言おうとする 「動詞」 に、前から 「名詞(の仲間)」 を付けるのですが、その仲介をする 「名付詞」 は、当然その間に入り、「名詞(の仲間)+名付詞 [仲介語] → 動詞」 の順になるのです。 

さて、もう、一度ならず言いましたが、以上のことはとても重要なので、もう少し文例に当たってよく分かっていただきたいと思います。 そこで次に、二つの英文例を出しますが、その [直訳] の中の「×」は、その前後が、英文では続いて行ってなくて中国式関係であることを、又、「→」は、その前後が、続いて行っていて日本語式関係であることを特に表しています。

It is over the doors.  [直訳:それ(は)×戸→の真上に→ある。]  

ちなみに、

over: の真上に(離れて)、を(離れていようがくっ付いていようが)おおって、を(離れてであろうがくっ付いてであろうが)越えて ⇔ under: の真下に、   above: の上方に、よりも上の方に ⇔ below: の下方に、よりも下の方に  (「⇔」は、その左右が反対語であることを表しています。)

It is between the ceiling and the doors.  [直訳:それ(は)×その天井→と→その戸→の間に→ある]  

ところで、皆さん、「私は、バスで通勤しているのですよ。」 ということを、be-動詞 [is, am, are] だけの英文で表現できますか? というより、be-動詞だけの英文で、日本語の全く分からない外国人に伝えることができますか? どんな英文を作って言ったら良いのでしょう? 明日までに考えておいてくださいね。

それでは又。

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本物の英文法と英作文(14)

ーーー主語自体以外の説明は、副詞(の仲間)でーーー

お待たせしました。 今日の話は、"It [Ramma] is ____." の下線部が、主語自体以外の、主語に関する説明の場合ですね。 次の英文を見てください。 

It is there.  [直訳: それ(は)そこに ある。]

この、じかに指し示して 「欄間」 とは何かを分かってもらう英文の there [そこに] は、「場所」 を表す副え [副詞] です。 (ちなみに、「そこ」 は副詞ではなく、(代)名詞ですから注意してください。 副詞 there の和訳は 「そこ」 ではなく、「そこに; そこで; そこの、等]「てにをは」 [助詞] が付いていることに注意してください) 

また、次の英文も見てください。 

It is below the ceiling. 

この英文において、名付詞 [▽前置詞] below [の下方に;よりも下の方に] は、すぐ後ろの名詞 the ceiling [その天井] を、すぐ前の動詞 is [ある] にくっ付けています。 ですから、その和直訳は次のようになります。

[直訳:それ(は) その天井→よりも下の方に→ある]

この時、「よりも下の方に」 が、「その天井」 を、「ある」に続けて行っていることが非常に重要です。 (詳しく言うと、名付詞 [▽前置詞] below の和訳 「の下方に」 又は 「よりも下の方に」 が、すぐ後ろの名詞 the ceiling の和訳 「その天井」 を、すぐ前の動詞 is の和訳 「ある」 に続けて行っていることが非常に重要だということです。)

それから、見方を変えて、「その天井」 だけでは、「ある」 に続いていかず、中国語式に途切れてしまいますね。 「その天井 ある」 のように。 しかし、「その天井」 が 「よりも下の方に」 と一緒になれば 「その天井よりも下の方に」 となって、「ある」 に続いて行けますね。 

このことは、「名詞 [その天井]」 は、「名付詞 [▽前置詞] [よりも下の方に]」 と一緒になれば、「動詞「ある]」 に続いて行くことができる、「副詞」 の仲間になれるということです。 

これは、「その天井」 と「よりも下に」 という言葉だけではなくて、同種のあらゆる言葉について言えることです。 さらにこのことは、英語も(名詞のつなぎがある言葉なら、ほとんどどの国の言葉も) 同様で、非常に重要です。 

ただし、英語では、

「名付詞 [▽前置詞] + 名詞(の仲間)= 副詞(の仲間)」 

   below       +          the  ceiling     = 副詞(の仲間)

(の順)です。 ちなみに、日本語では、

「名詞(の仲間)+ 名付詞 [(格)助詞] =副詞(の仲間)」 

 その 天井  +  よりも下の方に  =副詞(の仲間)

(の順)です。 

まだ話の途中ですが、だいぶ長くなりましたので、続きは明日にさせていただきます。

では、又。

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本物の英文法と英作文(13)

ーーー主語自体の説明は、名詞か形容詞でーーー

昨日の話は、少し分かりにくかったかも知れません。 話の流れ上、分かりにくい入り方をしてしまったようです。 しかし、それは英文法上重要なことですので、今日は別の観点からそのことをお話したいと思います。 ですから、問題にするのは全て、英文 "It is ____." の下線部です。 'It' はもちろん「欄間」を表し、"Ramma is ____." の下線部と考えてもいいです。

さて、

It is something. の something [ある物] は、名詞の仲間 [代名詞] です。 

このように、英文において、「ある」という意味の be-動詞 [is, am, are] の直後に来ている名詞(の仲間)は、「主語」(が表すもの)自体の説明です。 この場合、その位置 [部屋] の意味「で」を使えば、その直訳は、その動詞に日本語として自然に続いていきます。 

[直訳: それ(は)ある物(で)ある。]  

他の例文: 

Tom is a teacher.  [直訳: トム(は)(ある一人の)先生(で)ある。]  

I am a homemaker.  [直訳: 私(は)(ある一人の)主婦(で)ある。]  

You are a doctor.  [直訳: あなた(は)(ある一人の)医者(で)ある。] 

しかし、

It is wooden. の wooden [木製の、木でできて(いる)] は、形容詞です。 

このように、英文において、「ある」 という意味の be-動詞 [is, am, are] の直後に来ている形容詞(の仲間)は、主語が表すもの自体の特徴や状態を説明します。 この場合は、その位置 [部屋] の意味の 「で」 を使っても、その直訳は、その動詞に日本語として自然に続いていきません。 

[直訳: それ(は)木でできて(いる)(で)ある。]  

ただし、その形容詞の直後に、「(今)人」又は「物」あるいは「事」を補えば、日本語として自然に続いていくようになります。 

[直補訳: それ(は)木でできて(いる)物(で)ある。]

It is see-through. の see-through [透けて見え(る)] も、形容詞で、同様です。 [直訳: それ(は)透けて見え(る)(で)ある。] [直補訳: それ(は)透けて見え(る)物(で)ある。]

(ちなみに、私は、形容詞の和訳で、「木でできて(いる)」や「透けて見え(る)」のように、動詞のようになっているものの、( )の付いた「(いる)」や「(る)」は、文を作るとき、be-動詞 [is, am, are] が必要であることを表しています。 このことに関連して、なぜ形容詞の和訳が動詞の様になるのかを含めて、詳しいことはいずれお話します。) 

他の例文: 

Tom is busy.  [直訳: トム(は)忙しい(で)ある。] [直補訳: トム(は)今、忙しい人(で)ある]

I am tired.  [直訳: 私(は)疲れて(いる)(で)ある。] [直補訳: 私(は)今、疲れている人(で)ある。]

You are kind.  [直訳: あなた(は)親切な(で)ある。] [直補訳: あなた(は)親切な人(で)ある。]

今日も、長くなりましたので、この辺で終わりにします。 残念ながら、明日もまた急用ができ、続きは明後日になります。 それでは又。

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本物の英文法と英作文(12)

ーーー主語自体の説明か、それ以外の説明かーーー

今日も、前回の投稿記事を少し修正加筆させていただきましたが、ご了承ください。 

さて、「be-動詞 [is, am, are] のすぐ後の部分が、主語(が表すもの)自体の説明か、それとも、それ以外の、主語(が表すもの)に関係する説明か」 によって、重要な(英)文法的違いが生じるのですが、今日は、この違いについてお話します。 

次の英文と、その解説を見てください。 (ただし、解説用の英文中の [  ] 内は直前の英単語の和訳で、( )内は中心の動詞 is が持っている位置の意味です。 又、「直訳」 とは、英文の成り立ち通りの和訳で、これは、たいがい日本語らしくありませんが、非常に英語らしい和訳です。 又、「意訳」 とは、その英文が実際に使われる状況や、話の流れを考えて、自然な日本語にした和訳です。)

It is something. 

It [それ] (は) is [ある] something [ある物](で). [直訳: それ(は)ある物(で)ある。] [意訳] それはある物です。

It is wooden.

It [それ] (は) is [ある] wooden [木製の](で). [直訳: それ(は)木製の(で)ある。] [意訳] それは木製(のもの)です。

It is see-through. 

It [それ] (は) is [ある] see-through [透けて見える](で). [直訳: それ(は)透けて見える(で)ある。] [意訳] それは透けて見えます。

It is like a picture. 

It [それ] (は) is [ある] like [のような] a [一つの] picture [絵](で). [直訳: それ(は)一つの絵のような(で)ある] [意訳] それは絵のようです。 

以上は、英文の is よりも後の部分が、(主語の) it 自体の説明に成っている例です。 この場合、「ある」 が後ろに持っている位置の意味の 「で」 を用いないと、その直訳が(動詞の)「ある」に自然に続いて行かない場合と、それを用いても 「ある」にうまく続いて行かない場合とがあります。 このような場合は、両方とも、その部分は文の 根幹[骨格] の一部で、「___(で)」 つまり、「補語」 の位置 [部屋] に入っているのです。

しかしながら、以下の例では、その部分の直訳が(動詞の)「ある」に自然に続いて行きます。 このような場合、それは(その動詞の)「副え」 の位置[部屋] にはいっていて、その英文の成り立ち上、枝葉になっているのです。 ただし、以下の例のその部分は、全て 「場所」 を表す 「副え」になっています。

It is below the ceiling.

It [それ] (は) is [ある] below [の下方に] the [その] ceiling [天井].  [直訳: それ(は)その天井の下方にある]  [意訳] それは天井の下にあります。

It is over the doors.

It [それ] (は) is [ある] over [の真上に] the [その] doors [戸].  [直訳: それ(は)その戸の真上にある]  [意訳] それはふすまや障子のすぐ上にあります。

It is between the ceiling and the doors.

It [それ] (は) is [ある] between [の間に] the [その] ceiling [天井] and [と] the [その] doors [戸].  [直訳: それ(は)その天井とその戸の間にある]  [意訳] それは天井とふすまや障子の間にあります。/ それは天井とふすまや障子に挟まれています。 

以上のことは、英文法を「明記」する上で非常に大事なことなのですが、その違いは微妙で、分かりにくいので、たとえよく分からなくてもあまり気にしないでください。 そのうち、きっと分かってきますから。 

長くなりました。 今日は、この辺で。

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本物の英文法と英作文(11)

ーーー名詞のつなぎと、動詞のつなぎと、文のつなぎーーー

今日も、昨日の投稿記事を、少し修正加筆させていただきました。 あしからずご了解ください。 

昨日、私は皆さんに、先ず、「欄間」の英語での説明文の「日本語式枝葉部」 [something wooden and see-through 等] をお見せし、その下にその単語の和訳を示し、さらにその下に、その単語の和訳を日本語の順に並べ替え、その和訳が、日本語として自然に続いていっているということを解説しました。 

その時、それらの英単語の和訳がどのようにして、つまり、どのようなルールによって日本語の順に並べ替えられたのかは、今の皆さんとしては、よく分からなくてもかまいません。 

ここでは、英文の「枝葉部」は、その「根幹部」 [骨格部] とは違って、単語と単語の関係が日本語のように、その意味概念 [意味内容] が途切れず、続いていくように成っていることが分かって頂ければいいだけです。 (上の並べ替えのルールは、極く簡単な(英)文法の規則によるもので、これについてはしばらくしたらお話します。) 

ところで、この英語の単語の並びの意味概念が、言い換えると、その和訳が途切れるか、それとも、続いていくかは、文法上非常に重要で、その単語(の意味概念)が自立(あるいは独立)しているか否かによるのです。

英語の自立している(意味概念を持っている)単語 [自立語] は、名詞[ひとものことば] と動詞 [あるすることば] だけです。 ただし、「間投詞」と呼ばれる、oh [あっ、おや、あら]  wow [うわー、すごーい]  ouch [あ痛っ、熱っー] 等は 「独立語」 とします。 

又、英文は自立している単位です。 そして、英語で、自立しているものは、動詞(の仲間)と、名詞(の仲間)と、文の三つだけです。 ですから、この三つにはそれぞれ、ある文中で、これを他のことばと(文法的に)関係付ける特別な(種類の)ことばがあるのです。 

それが、私の言う「名詞のつなぎ」 [▽前置詞:◎名付詞] と、「動詞きのつなぎ」 [to, -ing, -en:○動付辞] と、「文のつなぎ」 [▽従属接続詞:◎文付詞、〇関係詞、(〇疑問詞)、以上をまとめて、◎広(義)文付詞] です。 (ただし、▽は、不適切な今までの英文法用語、〇は、適切と思える今までの英文法用語で、◎は、適切と思える新しい英文法用語です)

次回からは、例の「欄間」の、英語の説明文を用いて、主語自体を説明する部分と主語がかかわりを持つ主語自体以外を説明する部分の違いと、「副詞」、それに、「名詞のつなぎ」 [▽前置詞:◎名付詞]の解説に入りますが、明日は、又、勝手ながらお休みとさせていただきます。 

それでは、月曜日に。

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本物の英文法と英作文(10)

ーーー中国語式根幹部と日本語式枝葉部ーーー

昨日は、時間がなくて、記事を投稿する前に、それをきちんと見直すことができませんでした。 それで、今日は、先ずそれを行い、少し訂正と加筆をさせていただきました。 そこで、もう一度、昨日の記事をご覧になっておいてくださいね。 

さて、昨日は、

「英文= 中国語式根幹部 + 日本語式枝葉部」 

という非常に重要なお話をしました。 が、その時、和訳 [直訳] が途切れず続いていく「日本語式枝葉部」の英語例もお見せしましたが、その和訳と解説ができませんでしたので、今日はそれをします。 (その英語の日本語式枝葉部は、初心者用に修正しています) 

その英文の「日本語式枝葉部」に、和訳 [直訳] と解説を付けて示すと次のようになります。 ただし、<> 内は、上の英単語の和訳です。 また、「 」 内は、それを日本語の順に並べ替え、それらが日本語として自然に続いていく方向を矢印 [ → ] で示したものです。

"something     wooden     and     see-through"

 <ある物   木製の   そして  透けて見える>

 「木製の→そして→透けて見える→ある物」 (日本語として自然に続いていっている)

"something     between     the     ceiling     and     the     doors" 

 <ある物   の間の   その  天井    と   その  戸> 

 「その→天井→と→その→戸→の間の→ある物」 (日本語として自然) 

"the     doors     between     a     room     and     the     hall

<その  戸   の間の 一つの 部屋   と   その   廊下    

 in       an       old-    type      Japanese     house" 

の中の 一つの 古い  型の   日本の   家>

 「一つの→古い(→)型の→日本の→家→の中の→ 一つの →部屋→と→その→廊下→の間の→その→戸」 (日本語として自然に続いていっている) 

それでは、今日はこの辺で。

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本物の英文法と英作文(9)

ーーー「ある」[is, am, are; be] の英文法の解説 (1)ーーー

先ず、「欄間」の説明の最初の英文を、(私の言う)「明記」 [良くわけが分かって記憶すること] して頂きたいと思います。 そのためには、次なようなことが良く分かって、それに慣れ覚えていただきたいのです。 

その最初の英文は、"It is something." でしたね。 

これは、is [ある] が中心の文ですね。 「ある」 と言えば、「何が、どうで、ある」 のか、知りたくなりますね。 

この時、英語も日本語も、「何が」(に当たることば)が先に来ますが、「英語では、その [主語の] 次に、直ぐ 「ある」 が来るのに対して、日本語では 「ある」 が一番後に行く」 ということが非常に重要です。 この重要な意味については、後にお話します。 

次に、"It is something." という英文は、次の三つの単語から成っています。 すなわち、it[それ]、 is [ある]、 something [ある物] から成っています。 これらを日本語の順に並べていうと、「それ ある物 ある」 となります。 そうすると、この和訳は言葉と言葉の間が途切れていて、まるで中国人が話す日本語のようでしょう。

なぜこのようになるのか、と言うと、それは、その部分 [英文の骨格部;根幹部] が中国語と同じ成り立ち [構造] になっているからです。 日本語では、「それは あるもので ある。」となりますが、その「は」や「で」に当たることば [格助詞;てにをは] は中国語や英語(の骨格部)には無いのです。 

日本語の「格助詞」は、「体言(=名詞 [ひとものことば] )又はその仲間に付いて、これの、文の中での他のことばとの関係を表すことば」ですが、その格助詞 [てにをは] の無い中国語や英語(の骨格部)は、このことばとことばの関係を、動詞を中心としたその前後の位置関係で表しているのです。 

ただし、英語では、文の骨格部 [根幹部] (と「疑問化」の [(か)] の位置)はそう、つまり中国語式になっていますが、それ以外の枝葉の部分は全て日本語式に、つまり「てにをは」に当たる言葉を用いて、ことばが途切れず、続いて行くようになっています。 例えば、

"something wooden and see-through," や、 "something between the ceiling and the doors" や、 "the doors between rooms, or between a room and the hall in an old-type Japanese house" のように。

そして、以上のことは、英語や英文法を、その根本 [本質] から分かるのに、必須のことだと思うのですが、今までの英文法は、このようなことや、このようなことの重要性を一言も述べていないようです。 

このような状態では、学習者の皆さんが、英語や英文法がよく分からないのも無理ありません。 

残念ながら、今日はもう時間がありません。 上の  "something 云々" の和訳と解説は明日にさせていただきます。 それでは、又。

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本物の英文法と英作文(8)

ーーー根幹2: "Be [is, am, are]" [ある] の英文法ーーー

今日は、「ある」 という意味概念の、「be-動詞」 と呼ばれていることばの英文法についてお話します。 (難しく思われる方もあるかと思いますが、理解するように努めて下さいね。 その結果よく分からなくてもかまいません。 明日以降に次第に分かってきますから。)

先ず、

1) be は、「ある」 という意味概念の動詞の 「原形」 と呼ばれる形です。 

2) 「原形」 とは、「考え [概念] を表すだけで、文法的に全く働かない形のこと」 です。 (このことは、今までの英文法には明記されていません。) 

次に、

3) is や、 am や、 are  は、「ある」 という意味概念の動詞 be の 「現在形」 です。 

4) 「現在形」 とは、「現在の事実を表す、文法的に働く形のこと」 です。 (このことも、今までの英文法には明記されていません。 ですから、is や、 am や、 are  を詳しく和訳すると、「現在、事実ある」 あるいは、「今、本当にある」 などと成ります。)

5) 「現在」 とは、「過去のある時から、未来のある時まで、にわたる時間のこと」 です。 (このことも、今までの英文法には明記されていません。 そして、誤って、「現在」 とは、「話をしている瞬間」(つまり、「発話時」)のこと、としている英文法書が多いのには、困ったことです。) 

6) 「文法的に働く」 とは、「現在又は過去の事実を表しながら、直後に not [ない] を取って、その文を否定文にしたり、自ら、 [(か)] の位置 [部屋] (つまり、「疑問」の位置 )に行って、その文を疑問文にしたり、答えの文で、動詞以下の役も兼ねたり、さらには、その文の意味内容が事実であることを強調したりすることです。 (今までの英文法には、この「文法的に働く」 という発想もありません。)

さらに、

7) この 「ある」 という意味[概念] の動詞、is, am, are, や、be は、その直前の「___(は、が)」(つまり、「主語」)が表す人や物事自体を説明する、「___(で)] の位置 [部屋] を、その直後にもっています。 これが、「補語」 の位置で、is, am, are や、 be は、ここには、名詞(の仲間)、又は、形容詞(の仲間)が入ることを求めます。 

以上です。 

それでは又。

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本物の英文法と英作文(7)

ーーー根幹1: 動詞 [あるすることば] の英文法ーーー

それでは、私が 「本物の(表現)英文法」 と呼ぶものの解説に入りますが、これの根幹は、

先ず、 「I. 動詞 [あるすることば] の英文法」です。 

その次が、 「I.A. "be [is, am, are]" [ある] (独自)の英文法」 と、    「I.B. "do [dose]" [する] (独自)の英文法」 です。 

しかし、今日の解説が難しく思われる方は、よく理解できなくてもかまいませんから、一応、少しでも理解しようと努めて、最後まで読んでくださいね。 そのうちきっと分かってきますから。 

とにかく、読むのであれ、書くのであれ、聞くのであれ、話すのであれ、本物の英文力(つまり、本物の英語力や、英文を用いての本物の英会話力)を身につけるためには、これを避けて通ることはできませんから。

それでは、先ず、「I.A. 動詞 [あるすることば] の英文法」 ですが、これは次の通りです。 

1) 動詞 [あるすることば] は、全て、その直前に、「____(は;が)」 の位置 [部屋] を持っています。 (これが、「主語」 の位置です) そして、文を作るために、そこに、動詞が表す動作や状態の、主体を表す名詞(の仲間)が入ってくれることを求めています。

2) 動詞 [あるすることば]  は、さらにその前に、「____(か)」 の位置 [部屋] を持っています。 (これは、「(文)疑問(化)」 の位置です) そして、ここには、is, am, are, was, were  又は、助動詞が来ます。 

3) 動詞 [あるすることば]  は、さらにその前に、「wh-語句」 の位置 [部屋] を持っています。 (これは、「疑問詞(句)」 の位置です)  そして、ここには、who, what, which, how, where, when, why 又はこれを含む句が来ます。 

4) 動詞 [あるすることば]  は、以上の一番前に、「まえおき」 の位置 [部屋] を持っています。 (これは、「前提」 の位置です)  そして、ここには、後に述べる 「副え」 の位置に入るものの(うち、先に述べておきたい)一部が入ります。 

5) 動詞 [あるすることば]  は、その直後に、それが独自に要求することばの位置 [部屋] を持っています。 (これを、「(動詞の)独求語」の位置 と呼ぶことにします) これについては、 II) "be [is, am, are]" [ある] の英文法 と、 III) "do [does]" [する] の英文法 でお話します。 

6) 動詞 [あるすることば]  は、最後に 「副え」 の位置 [部屋] を持っています。 (これは、前の動詞 [あるすることば] 又は動詞句に副える [にくっ付く;に続いていく] ことば、つまり、副詞(の仲間)の位置です) そして、ここには、前の動詞が表す動作や状態の、様態や、方法や、場所や、時や、目的や、原因や、条件や、譲歩などを表す副詞(の仲間)が(表現上の必要に応じて)入ります。 

以上です。 これをできるだけ簡単に表しますと、次のようになります。 (ただし、「* 印」の付いている( )内は、まだ説明していません。)

[まえおき][wh-語句][(か)][(は;が)][ある;する][*(で;に、を、と)][副え(方法、場所、時など)] (著作権取得1997年)

これは、真ん中の、文を作くりたがる 「ある;する」ことば [動詞] が、文を作るために、その前後に持っている、ことばの種類の位置ですが、私は、これを 「英文語順表」 と呼んでいます。 

そして、これは、英語のネイティブスピーカーが、英文を作る時の(語句の)発想順ですから、私達が、英文を読み、書き、聞き、話す場合や、これらの技能を習得する上で、最も重要なものだと、私は考えています。 

長くなりました。 それでは、又明日。

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本物の英文法と英作文(6)

ーーー「明記」すれば、be動詞 [ある] 中心の単文だけででも、英会話ができるーーー

今日は先ず、一昨日の記事に、少しの追加と修正をさせて頂きました。 

さて、一昨日のエレベータの前の会話例で、何年も英語や英会話を習っているのに、生徒さん1 も、生徒さん2 も、なぜ、私の、"What's new?" [何か新しいことありますか?] という簡単な質問に、答えられなかったのでしょう? 

何も無ければ、"Nothing." [何もありません] と言えば良いだけですね。 今持っているカバン、あるいは時計、あるいは携帯電話が新しければ、"This." [これです] と言ってそれを見せれば良いだけです。 

何も難しいことはありません。 このように、意思伝達上、最も重要な英単語だけで伝える場合は。 (ただし、今までの方法で、英語や英文法を学習されてきた方々には、たとえそれが単文であっても、英文を作って答える場合、重大な問題が生じます。 そしてこれについては、明日以降にお話します。)

それとも、何か最近あった出来事を言おうとして、とうていそんなことを英語で伝えることはできないと思って、小走りに階段のほうへ行かれたのかな。 

実は、この生徒さん2 はそうだったのです。 上で彼女を待ち受けて、日本語で訊いてみたら、「その日の朝の通勤電車の中で、座れたけれど、隣の中年男性が居眠りをしだして、約十分間、肩を枕にされ眠られてとても嫌だった」 ことを思い出して、それを話そうかなと思ったそうです。 けれど、そんな複雑なこと英語ですぐにとても言えない、と思って止めることにした、とのことでした。 

このような出来事も、動詞 "be [is, am, are]" [ある] の意味概念とその文法的働きが「明記」 されていたら、その過去形の、"was, were" [あった] 中心の単文だけで簡単に、説明できます。 

さて、明日からに成りますが、これでやっと、動詞 "be [is, am, are]" [ある] の文法をきちんと解説する時が来ました。 明日をご期待ください。 それでは又。

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本物の英文法と英作文(5)

ーーー全く応用の利かない暗記暗唱ーーー

さて、"It's something."  [それはある物です。] という英文ですが、暗記して何度も暗唱してであれ、明記して何度も発音してであれ、あるいは、体得してであれ、慣れればこれを一気に発話 [発言] できます。 

しかし、どのような英文であれ、和文と英文を対比し暗記暗唱して身に付けた英文は、その通りの和文が与えられた時に、条件反射的にその通りの英文が言えるだけです。 

その英文を作り上げている各英単語の根本的な意味概念や、その英文の本当の成り立ちがよく分かっていませんから、全く応用が利きません。 

そのよい例が、私が何度もした体験です。 私は以前、ある有名な英会話学校やカルチャセンターで英語や英会話を教えていましたが、そのビルの一階でエレベータを待っていると、よく生徒さんに、次のように話しかけられ、大体いつも次のような展開でその会話は終わりました。 

*****<英会話例 4>*****

生徒: Hello, Mr Shiden, how are you today? [こんにちは、思伝先生、お元気ですか?]

私: Oh(, hi).  I'm in excellent [very good] shape, thanks.  And you?  [おっ、やあ、とても元気ですよ。 あなたは?] 

生徒 1: ? ? ?

生徒 2:  I'm fine, too.  Thank you.  [私も元気です] 

私:  Um...  What's new?  [ん...  何か新しい [変わった] ことありますか?] 

生徒 1: ..... 

生徒 2: See you again, bye! [また、お会いしましょう。 さよなら !] 

*************************

そして私は、エレベータに乗りますが、このような生徒さん達は皆、(急ぎ足、または小走りで)階段の方へ行かれます。 同じ階に行くのにですよ。 

これらの生徒さんたちは、"I'm in excellent shape." や、 "What's new?" の意味も分からなければ、"Excellent?  Wakarimasen," とも、"Shape?  What's that?" とも言えないようで、とても変でした。 さらにその後、わずか数分間、エレベータ内で、英語で私と会話するのも避けられて。 何年も英語や英会話を習っているのにですよ。 

途中ですが、今日はこの後急用がありますので、ここまでにさせて頂きます。 それから、残念ながら、明日もお話できません。 明後日をご期待ください。 それでは又。

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本物の英文法と英作文(4)

ーーー文をつくりたがる「動詞」ーーー

さて、最初に学習する英文法は、"It's something." という英文の成り立ちに関するもの [法則] です。 つまり、どのような単語が、どのような働きをしてこの英文を成り立たせているかです。 

先ず、この英文は、it [それ]; is [ある]; something [ある物] という 3つの英単語でできています。 そして、これらの3つの単語の並びを、1つの英文として成り立たせているのは、ご存じのように 「ある」 という意味[概念] の "is" です。 

ところで、is (や、その仲間の am や are や、それらの 「原形」 と呼ばれている be ) の意味[概念] を「です」や「である」などとしてはいけません。 そんなことをしていたら英文法の本質 [根本] が永遠に見えてきません。 (ちなみに、「です」の「で」や、「である」の「で」は、英語では「ある」という意味[概念] の is [am; are; be] と他の英単語との位置関係で表わされているのです。) 

話を元に戻します。 "is" がどのようにして上の It's something. という英文を成り立たせているのかと言うと、is [ある] は、常に文をつくりたがることばで、その前に「___(は/が)」 の位置を持ち、その後ろに「___(で)」の位置を持ち、そして、前者の位置には「名詞(の仲間)」が、また、後者の位置には「名詞(の仲間)」か、あるいは「形容詞(の仲間)」が入ってくれることを求めているからです。 

「名詞」というのは、人や物事を表す言葉のことです。 私はこれをよく「ひとものことば」と呼びます。 (例: a student [学生、生徒] 、 a dog [犬] 、a chair [(背もたれのある)椅子] 、water [水] 、metal [金属] 、tennis [テニス、庭球] 、(a) war [戦争] 、 Betty [ベティ] 、 London [ロンドン] )

また、「形容詞」というのは、特徴や状態を表す言葉で、その和訳が多くの場合、「い」や「な」や「の」で終わるので、私はこれをよく「いなのことば」と呼びます。 (例: new [新しい] 、 busy [忙しい] 、 kind [親切な] 、 funny [変な] 、 sick [気分が悪い、病気の]  my [私の] 、the [その] )

本当は、文を作りたがるのは、「ある」 [is] という言葉ではなくて、それを使う私達人間ですけど。 だって、そうでしょう。 「ある」と言えば、「何があるの(ですか)?」ってどうせ尋ねられるし、「その犬はある」と言えば、「どうであるの(ですか)?」ってどうせ尋ねられますから、話し手はこれらを一気に、例えば「その犬は病気である」 [The dog(は)  is[ある]  sick(で).] などと言っておきたくなるでしょう。 

ところで、この常に文をつくりたがることばには、「ある」という意味[概念] の is; am; are; be の他に、「-する」に当たる様々なことばがあり、これらは「動詞」と呼ばれています。 私がよく「あるすることば」とよぶ、この「動詞」は、動作や状態(や変化)を表す言葉のことで、その和訳は、五十音表の「う段」 [う、く、す、つ、ぬ等] で終わります。 (例; have [持っている] 、 live [住んでいる] 、 clean [掃除する] 、 cook [料理する] 、 wash [洗う] 、 go [行く] 、 add [足す] 、 hit [打つ] 、 die [死ぬ] 、 read [読む] 、 eat [食べる] ) 

途中ですが長くなりましたので、今日はこのくらいにさせていただきます。 

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本物の英文法と英作文(3)

ーーー「表面的分かり方」と「本質的分かり方」ーーー

こんにちは。 今日もアクセスして頂いて嬉しいです。 

ところで、、勝手ながら、本ブログの、昨日と一昨日のタイトルと記事題を変更させて頂きましたが、あしからずご了解ください。 

さて、(2006年)10月29日から10月31日の本ブログで、本物の英会話をしていて、相手 [日本語の全く分からない外国人] に、突然「欄間」とは何かと尋ねられても、即座に、「最重要対処表現10」と 'is' と 'are' 中心の単文だけで、英語でそれを説明する方法をお見せしましたね。 

そして、本物の英会話の11月1日に、そのとき用いた、「最重要対処表現10」以外の全ての英文を列挙しましたね。 それらをもう一度次にお見せし、それらの英文の文法的解説をして行きながら、私が「現代英語の適切な文法」とか、「本物の(表現)英文法」と呼ぶものの何たるか(の概略)を、ここしばらくの間お話していきたいと思います。 

それらの英文は、

1) It is something.   2) It is wooden and see-through.   3) What is it?   4) It is often like a picture.   5) It is between the ceiling and the doors.   6) They are between rooms, or between a room and the hall in an old type Japanese house.   7) You are welcome. 

の七つです。 

が、ここで一言、非常に重要な注意をしておかねばなりません。 それは、「このような程度の英文は、皆よく(、あるいは完全に)分かっている。 それを今更、その文法的解説など聞く必要ない(わ)」などと思わないで頂きたい、ということです。 

たとえそう思われたとしても、今までの英語や英文法教育の結果として無理ありません。しかし、それは多分、暗記的に、そして条件反射的に(つまり慣れで)よく分かっている気持ちに、あるいは、そのつもりになっておられるのだと思います。 

一見、とてもやさしそうで、良く分かっているつもりの、'this' や 'is' や 'a' や 'the' や 'pen' などという極く初歩的な英単語も、暗記している人がほとんどで、私の言う「明記 [良くわけが分かって覚えておくこと]」をしている人はほとんどいませんでしたね。 

同様に、「ある」という意味概念の 'is; am; are' で作る簡単な英文を「明記」している人は極く少数しかいないと思います。 もし、それが明記できていたら、その人は、これらの 'is; am; are' を中心とした英単文だけで日常のあらゆることが表現できるようになっておられるはずです。 

このようなご注意を申し上げていると、「本物の表現英文法」による上記の英単文の解説は、明日からになってしまいました。 あしからず、明日をご期待ください。 それでは。

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本物の英文法と英作文(2)

ーーー「英文の暗唱」と「英借文」と「本物の英作文」ーーー

昨日、はじめに一言お断りするのを忘れましたので、それから始めます。 

私は、(2006年)11月11日のー「明記」法(6)ーで 「本物の英語力や英会話力を身に付ける上で、なぜ、原則として、日本語らしい和訳はをしてはならないのか」 を近いうちにお話しするようなことを言いました。 

しかし、英語の日本語らしい和訳というのは、話の流れや状況があって、あるいは、少なくとも単文や文法的な単語の並びがあって初めてできるものですから、この問題については、もう少し英文法についてお話してからにします。 

さて、話を元の、「英文を用いて本物の英会話をする場合に必要な英文法」に戻しますが、ここで、もう一度 「英文を用いて本物の英会話をする場合に決定的に重要なこと」 を確認させていただきます。 

すなわち、本物の英会話では、暗記していた英文を言ったり(、つまり、「暗唱」 したり)、暗記していた英文の一部を変えて言ったり(、つまり、「英借文」 したり)、するのではなく、言いたいことを表す英文を自分で作って(、つまり、本物の 「英作文」 をして)言うのでしたね。

そして、そうするためには、今までの英文法は非常に不適切だという話でしたね。 

そこで、明日からしばらくの間、「(現代英語の)英文法はどうあるべきか」 その概略を、本物の英会話の場での 「欄間」 の説明の英文表現を用いて、できるだけやさしくお話していきたいと思います。 この時、今までの英文法のどこがどうまずいのかにも触れていきます。 そうしないと、皆さんの頭の中に無益な混乱が起こると思いますから。 

しかしながら、本当のところをごまかさずにきちんとお話しすると、話はどうしても少しは難しくなってしまいます。 (このブログの、私のここまでの話も、難しいと感じていらっしゃる方が多いのではないかと心配していますが、もしそうなら、適当にごまかすのではなく、私が本当のところと確信することを十分な根拠をもってお伝えしたいと思うからかも知れません。)

私もできるだけやさしくわかりやすく勤めますので、皆さんもできるだけきちんと理解するように勤めてくださいね。 

それでは、又明日。 

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本物の英文法と英作文(1)

ーーー本物の英会話と適切な英文法ーーー

さて、私の話は、絵を描いたり、ジェスチャーをしたり、基本英単語だけを使ったりして、本物の英会話をする場合から、既に、英文を用いてそれをする段階に入っています。 

この段階で非常に重要なことは、暗記していた英文を暗唱したり、たとえ明記しても、つまり、良くわけが分かって覚えても、覚えていた英文をその通り思い出して言ったりするのではなく、言いたいことを表す英文を作って言うのでしたね。 

この場合、どうしても英文法が必要です。 それも、現代英語のあらゆる正しい文を即座に作り出すことのできる、適切な英文法が。 

しかしながら、今までの英文法は、どれも非常に不適切で、これらを学習する人たちはわけが分からなくなり、頭が混乱するばかりです。 

その結果の一つの現われが、私達の学校や塾を訪れる方達の、「英会話を習いたいのです。 英文法なんか要りません。」 とか、「英文法は大嫌いです」 などという発言でしょう。

ところが、そうおっしゃる方達に限って、私達の学校や塾の生徒さんになられた場合、たいがい、英会話より英文法の方が好きになられます。 本物の英会話と本物の英文法がどんなものかが、次第に分かってこられるにつれて。 

以下は、今までの英文法の数多くある不適切なことのほんの一例に過ぎませんが、例えば、ここ数日間扱ってきた、'on'  'in'  'at' 等の英単語は、今までの英文法では、「前置詞」 と呼ばれてきました。 しかし、「前に置くことば」 という意味概念の「前置詞」 という用語では、この種のことばの本質 [根本] を全く捉えていません。 

詳しいことは後に述べますが、その本質 [根本] は、「後ろの名詞を前のことばや文に従属的にくっ付けることば」 又は、「後ろに名詞を従えて(それと一緒になって)その名詞を他の品詞 [形容詞や副詞] に変えることば」 です。 

ですから、聞き慣れなくてとても変かもしれませんが、この種のことばは、「名付詞」 又は 「名従詞」 又は 「名変詞」 と呼んだほうが良いのです。 

さて、話は途中ですが、長くなりますので、今日はこのくらいにします。 では、又。 

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英会話(本物)学習に向かって(57)

ーーー「明記」法 (8)ーーー

次は、7) 「特売にくっ付いている靴」 でしたが、これを現実的に正しくイメージして頂くためには、(2006年)11月6日の、「明記」法(2) でお話した

「言葉 [単語や句] とは、頭で考えるものを、様々なものの中から選び出し、他のものから区別するための道具である」

と言うことを思い出して頂かねばなりません。 

その区別の種類の中で最も重要なのは、正反対のものからの区別です。 'on' [にくっ付いて(いる)] の正反対(の概念)は、 'off' [から離れて(いる)] です。 

そこで先ず、「特売にくっ付いている靴」 と 「特売から離れている靴」 という二つの概念を実際の日常生活に照らし合わせて、具体的に何を表しているのか考えてみるのです。 そうしたらすぐ、前者は 「特売中の靴」 を表し、後者は 「特売をしていない靴」 を表しているのだろうと、誰でも推測できるでしょう。 

また、同様に、'the guard on duty' [職務にくっ付いている警備員] は、「勤務中のガードマン」 のことだと、また、'the police person off duty' [職務から離れている警察官] は、「非番の警察官」 のことだと誰にでも分かるでしょう。 それで良いのです。 

ところで、「勤務中のガードマン」は、'the guard in duty' とは言いません。 もし、そう言ったら、"(The guard) In duty bound to do what?" [何をしなければならない(ガードマンのことな)の?] などと尋ねられ、困ったことになる可能性があります。 

ちなみに、'in' の根本的な意味概念は、「の中 [内側](の一部分)で; の中(の一部分)に(ある); の中(の一部分)の」です。 また、'at' の根本的な意味概念は、「という点(と見なせる所)で; の点(と見なせる所)に; の点(と見なせる所)の」です。 

'in' は 「広い場所」 を表し、 'at' は 「狭い場所」 を表すなどと覚えてはいけません。 なぜなら、この説明は、「広い」 と 「狭い」 の境目を明確にしない限り、ナンセンスだからです。 例えば、「斯く斯く平米 [㎡] 以上の広さだったら、'in' を用い、それ以下の広さだったら、'at' を用いる」 などとその境界線をはっきりしてくれないと、使い物にならないでしょう。 

上の和訳からも分かるように、'in' は、「(ある広がりのある物事の)中、または内側(の一部分)」に用い、'at' は「点(と見なせる物事)」に用いるのです。 一言で言えば、'in' は「中 [内側]」 を表し、 'at' は 「点」 を表すのです。

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英会話(本物)学習に向かって(56)

ーーー「明記」法 (7)ーーー

さて、'on' だけでなく、英語のあらゆる基本単語を、その根本的な意味概念を表す日本語で覚えておき、(ちなみに、英語 [ 'on' の場合、(in the state of) touching or sticking to] で覚えても同じですが、)英語の句や文を理解したり、英語の句や文を作って、言いたいことを表現したりする場合、

「現実の日常生活での(広い意味での)体験を頭に描くこと」

が、決定的に重要です。 

この、現実の日常生活での体験を頭に描く時、問題の物事を見ている視点や、その捉え方が非常に重要です。 

遠くや高い所からそれを地図的に見ているのか、それとも、近くのどの方向からそれを見ているのか、また、その物事の何を、どの部分や面を主とし、何を、どの部分や面を従として見ているのか等が重要なのです。 

ここで、昨日の 'on' の問題に戻りますが、9) 川にくっ付いているその町、 10) その通りにくっ付いている店、 11) みずうみにくっ付いているホテル、等では皆さんは、地図的に、それぞれ、9) その町がその川に外からくっ付き、10) その店がその通りに外からくっ付き、11) そのホテルがそのみずうみに外からくっ付いている、このような状態をイメージできれば、それだけで良いのです。 これらの日本語らしい訳ができなくても。

ちなみに、「川」とは水の流れが主 [中心] ですが、それだけではなく通常土手も含み、土手から土手までです。 また、これらの場合に、内からその境界線にくっ付いている場合は、もう、それらはその中にありますから、 'on' ではなく、 'in' を用いねばなりません。 

次に、13) 川にくっ付いている木の葉、の視点はその川に近く、目線は(かなり)低く、「木の葉が川面に上からくっ付いている状態」をイメージできればそれでいいのです。 自然な(ましてや、美しい)日本語に訳せなくても。 

次は、7) 特売にくっ付いている靴、ですが、これ以下は明日にさせていただきます。 

それでは、また。

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英会話(本物)学習に向かって(55)

ーーー「明記」法 (6)ーーー

昨日付けの、 'on' の日本語らしい訳の問題の答え、メモしていますか? メモしておられたら、次の私のものと比べてみてください。 

1) に(くっ)付いている  2) の上にある/ の上の/ に掛かっている  3) に貼ってある/ に掛かっている/ に掛けてある/ の  4) からぶら下がっている/ 付いている/ の  5) に繋がれている  6) に成っている/ の  7) 中の/ の  8) にはめている/ にしている/ の  9) 沿いにある/ に接している  10) に面した  11) のほとりの/ 畔の  12) が付いている/ の  13) 面[も]に浮かんでいる/ 面の  

どうですか? 皆さんの和訳もだいたい上のようになりましたか? そうならなくても、あまり気にしないでください。 これは、別に、(皆さんの国語力を判定する)試験ではなく、単なる(ちょっとした)実験に過ぎませんから。 上に示したものよりも気の利いた和訳をなさった方には感服しますが。 

ところで、私はここで、皆さんがとても驚かれるようなことを言わねば成りません。 それは、

「本物の英語力や英会話力を身に付けるのには、上のような日本語らしい和訳は一切要らない」

ということです。 いや、それどころか、

「本物の英語力や英会話力を身に付ける上で、上のような日本語らしい和訳は、必要なごく少数の場合以外はしてはならない」

ということです。 例えば、今、問題にしている 'on' の場合、すべてその根本的な意味の 「にくっ付いて(いる)」 でいくのです。 つまり、昨日の 'on' を内に持つ英語の句を次のように解釈しても、上の日本語らしい訳が表しているようなものを十分イメージできるでしょう。

1) その腕にくっ付いている手 <人の手腕とは限りません>  2) その椅子にくっ付いているかばん  3) 壁にくっ付いている地図  4) 天井にくっ付いている灯り  5)  鎖にくっ付いている犬  6) 木にくっ付いているりんご  7) 特売にくっ付いている靴  8) 彼女の指にくっ付いている指輪  9) 川にくっ付いているその町  10) その通りにくっ付いている店  11) みずうみにくっ付いているホテル  12) 火にくっ付いている家  13) 川にくっ付いている木の葉  

ただし、9) や 10) や 11) や 12) は何とかイメージできるけれど、7) や 13) はそのイメージが難しいとおっしゃるかもしれません。 これはこの方法の弱点ですが、このことに関連しては、もう少し解説すれば解決すると思います。 

この解説と、「本物の英語力や英会話力を身に付ける上で、なぜ、原則として、日本語らしい和訳はしてはならないのか」 については、明日以降になります。 それでは、また。

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英会話(本物)学習に向かって(54)

ーーー「明記」法 (5)ーーー

こんにちは、皆さん。 それとも、「こんばんは」かな? 

ところで、昨日の自分のブログを読み返し、'on' という英単語の「本質的な意味概念」と「枝葉的な意味概念」に関し、説明不足を感じましたので、今日はその後半を書き改めるところから始め、もうかなりの時間を使ってしまいました。 その続きを頑張って、できるだけたくさん次に著しますので、昨日のブログからご覧ください。 

さて、英単語の「根本的な意味概念」を日本語で表すのは難しいのですが、何とかそれを、一応満足に表わせた時、それは、その英単語の本当の意味概念に(非常に)近いものになりますが、その日本語は、長く説明的に成ってしまったり、ぎこちなく成ってしまったり、少々変に成ってしまったりします。 

ところが、その「枝葉的な意味概念」というのは、その話の流れや、その状況だけでの意味概念で、通常、日本語らしい和訳で表現されます。 

ところで、この日本語らしい和訳は、その話の流れや状況が良く分かれば、日本の中学生以上の人なら、ほとんど誰にでもできると私は思うのですが、どうでしょう? 

例えば、次の右側の和訳の___上に、'on' の和訳として自然な言葉を入れてみてください。 (その和訳は、もちろん一つとは限りません)

1)  the hand on the arm   その腕______手

2)  the bag on the chair   その椅子______かばん/ 袋

3)  the map on the wall   壁______地図

4)  the light on the ceiling   天井______電灯

5)  the dog on the chain    鎖______犬

6)  the apples on the tree   木______りんご

7)  the shoes on sale   特売______靴

8)  the ring on her finger   (彼女が)指______指輪

9)  the town on the river   川______その町  

10)  the store on the street   その通り/ 街路______その店

11)  the hotel on the lake   みずうみ______ホテル; 湖______ホテル

12)  the house on fire   火______家; 火事______家  

13)  the leaves on the river  川______木の葉

この和訳例や、この話の続きは次のブログでしますので、そちらをご覧ください。 しかし、その前に、上のそれぞれの 'on' の、皆さんの日本語らしい和訳をメモしておいてくださいね。

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英会話(本物)学習に向かって(53)

ーーー「明記」法 (4)ーーー

一昨日、最後にお出しした宿題、「英語の学習や、英語で意思伝達をする時、英単語をどう扱えばよいか」 という問題を、少しは考えましたか? 

私の答えは、「(基本)英単語は、根本的な [本質的な,、コアの] 意味概念だけを良く理解して覚え、後は話の流れや、その場の状況から(判断して)その意味を理解したり、それを使ったりするようにする」 というものです。 

私は、外国語として英語や英(語)会話を学習する私達にとって、これが英単語(発展英単語もそうですが、特に基本英単語)を身に付けたり、使ったりする正道であり、英語や英会話に上達するのに絶対必要なことであると思っています。 

例えば、'on' と言う単語は、「にくっ付いて(いる)」 という根本的な意味 [概念、定義] だけを覚えるのです。 そして、後は、必要なら、それが使われている文脈や状況からその場合の枝葉的な [具体的な] 意味を判断するのです。 

この 'on' を 「の上に」 とか、「の上で」 などと覚えてはいけません。 そのように覚えるから、ホームステイ先の家庭や、宿泊施設の二段ベッドや、寝台車の三段ベッドの下段で寝た英語のネイティブスピーカーに、その上段で寝た日本人が、 "Last night, I slept on you."  [昨夜、ぼくはあなたに重なって/ 乗っかって眠ったんですよ]  などと言ってしまうことになるのです。 そして、相手の外国人にひどいショックを与え、すごく叱られたり、嫌われたり、絶交になったりするのです。 

ちなみに、「の上方に(離れて)、の上方で、の上方の」 という意味 [概念] の英単語は、'above' です。 

「の上に」 や 「の上で」 や 「の上の」 などは、'on' の多数の表面的、枝葉的意味 [概念]の一つ、あるいは、そのいくつかに過ぎません。 

英単語の この 「枝葉的な意味概念」 と 「根本的な意味概念」 の違いは非常に重要なので、明日もまた、この問題をもう少し詳しくお話したいと思います。 それでは、今日はこの辺で。 

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英会話(本物)学習に向かって(52)

ーーー「明記」法 (3)ーーー

さて、昨日からの問題は、'the television' や、 'the chicken' や、 'the school' や、 'the room' は何を表しているかでしたね。 つまり、数で考え扱うものを表わしているのか、量で考え扱うものを表わしているのか、という問題です。 例えば、'the chicken' は、「そのにわとり」 という意味なのか、それとも 「その鶏肉; かしわ」 と言う意味なのか、と言う問題です。

それは、会話をしている人たち同士の、それまでの話の流れや、(それまでの付き合いや、)その場の状況で決まるのです。 

この時、話し手は当然、それが何をあらわしているか分かっていますから、それが何を表しているのか、聞き手に分かるかどうかが問題です。 

そもそも、'the' と言う単語は、'that' から来ていて、「<私にはもちろん分かっているけれど、あなたにもどれ(または誰)のことか分か(ってい)るはずの> あの、その」と言う意味です。 

一般に、"the + 名詞 [人や物事を表す言葉] " は、話の流れや、その場の状況から、聞き手にそれが(何を表しているか、というより、)どれを表しているか、はっきり分かる状態で使うように心がけることが大切です。 

ちなみに、he は、 'the man (or the boy)' (より厳密には、 'the male person or animal' )という意味ですから、これを使うときには上の注意が必要です。 たまに、話の流れからも、その場の状況からもどの人のことか分かりようがないのに、突然、'He' から文を始める人がいます。 そんな時、"He?  Who?  Me?  Your.  Its.  Mu.  Nana.  Ya." などと冗談を言ってしまったこともあります。 

もちろん、このことは、his, や him; she, (her,) や it, (its,) や they (their, them) についても言えることです。 

以上のことから、言葉を使って意思伝達する上で極めて重要なことが、二つ分かります。それは、

1) 言葉の意味は、話の流れ [文脈] や、その場の状況で(最終的に)決まること。 つまり、辞書に載っている意味 [概念;定義] は、参考にすべきものであり、決定的(最終的)なものでないこと。

2) 言葉によるものだけではないでしょうけれど、意思伝達は、聞き手中心にしなければならないこと。 

の二つです。 

そして、この 1) と、(2006年)10月23日の「基本英単語の本質的な [根本的な;コアの]意味」でお話したことを合わせると、英語の学習や、英語での意思伝達で、英単語をどう扱えばよいかお分かりになるでしょう。 

その扱い方について、少し明後日までに考えておいてください。 残念ながら、明日もまたココログのメインテナンスが入るとのことで、本ブログにログインできないようです。

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英会話(本物)学習に向かって(51)

ーーー「明記」法 (2)ーーー

先ず、"a pen" と "the pen" の違いとその明記法です。 その違いは、「a pen = 一本のペン、 the pen = そのペン」で一応良いのですが、明記するためには次のことが分かっていなければなりません。 

a pen:  <(鉛筆やクレヨンや、場合によっては消しゴムや定規など)他種のものから区別して> (一本の)ペン; ぺん(一本)

the pen:  <他の「ペン」と呼べる(同種の)ものから区別して> そのペン; あのペン; 例のペン 

ところで、これらの明記用の解説から分かる非常に重要なことは、「言葉 [単語や句] 」 とは、「頭で考えるもの[概念] を、様々なもの[概念] の中から選び出し、他のもの[概念] から区別するためのもの[道具] である」 ということです。 

その意味では、"This is a pen."  [これはペンです] という文と、 "This is the pen."  [これが、例のペンです] という文を並べて、その意味内容の違いを解説することは重要であるのに、ほとんどそうされていないのは、残念なことです。 

次の、'television' と 'a television' と 'the television' の違いや、'chicken' と 'a chicken' と 'the chicken' の違いもそうです。 

一般に、物事をあらわす単語 [名詞] があって、それに何も付いていなかったら、それは(数ではなくて)量(や程度や質)でやり取りしたり、考えたりする物事を表わしているか、あるいは、(その方面の)その物事特有の名前 [固有名詞] であるかのいずれかです。 

ただし、後者の場合、書いてあれば、その単語の最初の文字は皆、大文字になっています。 'Venus' [ビーナス(愛と美の女神);金星] や 、'Los Angeles' [ロス(アンジェルス)] や、'French Revolution' [フランス革命] のように。 又、話され、それが皆さんにとって初耳だったら、それは何かと尋ねることになり、説明してもらうことになります。 

問題は、前者の「量(や程度や質)でやり取りしたり、考えたりする物事」の場合です。 つまり、'television' や 'chicken' の場合です。 

私が、"What is television?"  "What is chicken?"  "What is school?"  "What is room?" などと言った時、大概の生徒さんは、私や英語のネイティブスピーカー等が頭に浮かべているものとは違うものを考えておられます。 それでは、コミュニケーション [意思伝達] がうまく行くわけがありませんね。

皆さんは大丈夫ですね。 それらは、「(数ではなくて、)量(や程度や質)でやり取りしたり、考えたりする物事」だと、今上で言いましたからね。 

そうです。 それらは、それぞれ、「(テレビ)映像」、「鶏肉;かしわ」、「授業;学業」、「空間;スペース;余地」 です。 

もちろん、'a television' は「(テレビ)受像機」、 'a chicken' は「にわとり」、 'a school' は「学校施設;校舎」、 'a room' は「部屋;室」です。 

それでは、'the television' や、 'the chicken' や、 'the school' や、 'the room' は、何を表しているのでしょう? 明日までに少しは考えておいてくださいね。 

それでは、又明日お会いしましょう。

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英会話(本物)学習に向かって(50)

ーーー「明記」法 (1)ーーー

お待たせしました。 今日は、「暗記」ではなく、(私の言う)「知得」するのに必要な、私が「明記」 と呼ぶものについて少し詳しくお話するのでしたね。 

ずばり、「明記」 とは、「語句や文を、その成り立ちや、意味概念や、使い方が良く分かって覚えること」 です。 

先ず、英単語の記憶(法)に関して言えば、(今年の)10月21日の 「発想を転換し本物の方法で学習しよう」 でお話した、

a pen = 一本のペン、 this = これ、 that = あれ、 is =です、 yes = はい、あるいは、一本のペン = a pen,  これ = this,  あれ = that, です = is, はい = yes,

のような覚え方は(条件反射的であり、)「暗記」です。 

そして、10月23日の 「基本英単語の本質的な意味」 でお話した、 

a pen :  <インクを用いる筆記用具(で先が毛になっていない>(一本の)ペン、 this :  <自分の領域内の物事や人を指し示して、部屋などにいる場合は、自分の手が届く(と思われる)物や人を指し示して、あるいは手の持って示して> これ、この人、この。 

の<>の中の解説をよく理解して覚えるのが 「明記」 です。 しかし、英単語を覚えていく時に、この私の言う「明記」をいくらして行っても、実際の[本物の] 英会話の場では、すぐそれらを正しく、あるいは適切に使えるわけではないことはもうお分かりですね。 そうです、きちんと私の言う 「体得」 をしてしまうまでは。 

次は、句の記憶(法)についてですが、「句」とは、ここでは、「二つ以上の単語からできているけれど、その中に文(形式)の入っていない、ある一つのまとまった意味概念を持っているもの」 としておきます。 

ですから、'a pen' は、実は、この広い意味での一つの句です。 ところで、一般に、二つ以上の単語を続けると、その単語の並び(方)に文法的な意味が生じ、その意味が良く分かっていないと重要な誤解がしばしば生まれますが、これについては後にお話します。 

話を本題に戻し、'a pen' と 'the pen' や、それに前に何もついていない単語も含めて 'television' と 'a television' と 'the television' や、 'chicken' と 'a chicken' と 'the chicken' などの重要な違いについて、よくお分かりになっていない英語や英会話の学習者の多いのには驚かされます。 

これらの重要な違いについてよくお分かりになっていない学習者が多いのは、きっと明記(法)によってそれらを学習なさっていないからでしょう。 

が、残念ながら、それらの違いや明記法についての解説は明日になります。

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英会話(本物)学習に向かって(49)

ーーー英語での本物の表現とはーーー

昨日は、本物の英会話における、初級(中学一年)レベルの単文のみによる「欄間」の説明法について、解説していました。 が、途中、本物の英会話をしていて、そのようなことが即座にできるようになる、極めて重要な、三つの一般的前提 [条件] に話が進んでしまいました。 

その一般的な前提条件とは、1) 暗記や暗唱を完全に止めること。 2) (本物の) 表現をしようと努めること。 3) 覚えて [記憶して] おくべきことは「明記」すること、の三つでしたね。 

「(本物の)表現」とは、言うまでも無く、頭に描いたイメージ [絵や映像] や考えや、気持ち(や感情)を、直接、ジェスチャーや、絵や、言葉で表すことですね。 もちろんその他に、気持ちや感情は、自然に顔の表情や態度や行動に「表現」されますが。 

ですから、「英語での(本物の)表現」とは、頭に描いたイメージや考えや気持ちを、直接、英語の語句や文であらわすことです。 

その間に日本語が入ると、本当は「英語での(本物の)表現」にはなりません。 そんなことをすると、頭の中で先ず、日本語での(本物の)表現をして、その日本語を英語に翻訳して言っ(たり書いたりし)ていることになります。 

その日本語から英語への翻訳も、正しく教えられ、正しく理解された英語の語句や文法によるものならまだ良いのですが、本物の英会話の状況では、正しい翻訳などしている暇がありませんから、実際には、ほとんど全て、暗記や暗唱や、不適切な条件反射法でこれをしているのが現状です。 

そして、その様なことをしていたら、本物の英会話をする場合、うまく行くわけがありませんから、とても辛く、又、その結果ひどい物になるのです。 

以上のようなわけで、訳も良く分からない状態でする、暗記や暗唱や条件反射的学習は全て止め、私が今でお話してきた、又、これからもお話しする、本物の表現法を身に付けるように努めてくださいね。 

もう、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ただ、ここに、一つの重大な問題が生じています。 それは、「日本語が母国語として、頭の中に既に根を張っている私達日本人が、どのようにしたら、日本語を介さずに、直接英語で表現できるようになるか?」 と言う問題です。 

これについてはいずれ詳しくお話しますが、とにかく次回は、この問題解決に関係の深い、私が 「明記」 と呼ぶものについて少し詳しくお話します。 

しかし、残念ながら事情あって、明日と明後日の二日間お休みを頂きます。 それで、次回お目にかかれるのは、日曜日のお昼過ぎになると思います。 悪しからずご理解ください。 それでは、又。 

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英会話(本物)学習に向かって(48)

ーーー初級レベルの単文のみによる<英会話例 3>を解説ーーー

ここ二三日、「欄間」 の、初級 [中学一年] レベルの単文のみによる典型的な説明を、お見せしてきました。 今日は、その重要点を少し詳しく解説したいと思います。 

先ず、「皆さん」 の用いている 「最重要対処表現 10」 以外の英文は全て、 「ある」 と言う意味概念の 'be'動詞 [is; am; are] 中心の単文ばかりであることに注意してください。

すなわち、それらは前から順に、It is something.  It is wooden and see-through.  What is it?  It is often like a picture.  It is between the ceiling and the doors.  They are between rooms, or between a room and the hall in an old type Japanese house.  それに、You are welcome.  です。 

ここで、非常に重要なことは、非常に難しいと思われた、「欄間」 の英語での説明が、「最重要対処表現 10」 と 'is' と  'are' 中心の単文だけを用いて、前もっての準備なしにできるということです。 

いや、既に解説したように、絵を描いたり、ジェスチャーをしたり、中学英単語言ったりするだけでも、即座にそれが何であるかを伝えることができるのです。 

しかし、そうできるように成るためには、非常に重要な、というより、絶対的と言ってよいと私が思う前提 [条件] があります。 

このようにお話してくると、中学一年レベルの英文だけで「欄間」を説明する方法の解説から、全般的な解説に話がしばらく逸れますが、このことは非常に重要なので、このまま続けさせていただきます。

その前提 [条件] とは、まず第一に、暗記や暗唱による英語や英会話学習を完全に止めることです。 

そして、次に、全て自分で表現して伝えようとすることです。 今まで私がこのブログで解説してきた、絵を描いたり、ジェスチャーをしたりして伝えたり、中学英単語だけや、中学一年レベルの英文だけで伝えたりする方法は、さらに後にお話しする、中学英語全体(プラスアルフア)を用いて伝える方法も、全て、(本物の)表現をして伝える方法です。 

最初は、その表現がどんなに下手でもかまいません。 ただ、その正しいやり方を頭に置きながら、何度もそうしてみることです。 暗記や暗唱は(正しい)理解や表現では全くありません。 

そして、その前提条件の最後として、私が「明記」と呼ぶ、よく訳が分かって記憶する方法についても少し詳しくお話しなければなりません。 しかし、これらは明日以降になります。 明日は先ず、「本物の表現」についてもう少し詳しくお話します。 

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英会話(本物)学習に向かって(47)

ーーー初級レベルの単文のみによる説明 (2)ーーー

昨日の、(初級レベルの単文のみによる)「欄間」の説明の続きですが、少し戻ったところから、少し変えてお見せします。 

*****(<英会話例 3>の続き)*****

外国人: (You mean) A "lattice window" or something like that?  [「ラティス窓」のようなものですか?]

皆さん: "Ratisu"?  What is it?  [What does it mean?]  <対処> [「ラティス」ですって? それは何ですか?]

外: Um...  It's a structure made of strips of wood or metal interwoven to form diamond-shaped spaces between them. (Do you understand?  [理解できますか?] )

皆: Sorry, I don't understand. <対処の表現 3>  [すみませんが、理解できません]

外: All right, let's forget about it. <対処の表現 10> [don't worry. <対処>]  Go ahead, please.  [そうですか、 じゃ今の説明忘れてください。 [気にしないでください]   どうぞ話を先へ進めてください]

皆: Well, it's often like a picture.  [そうですねー、それはしばしば絵のようです]

外: Just a moment(, please.)  <対処の表現 1>  It's wooden, see-through, and like a picture..... Is it something with an artistic (see-through) wood carving?  [ちょっと待って下ださい。 木製で、透けて見えて、絵のよう(ですって)... それは芸術的な(透けた)木彫りの付いたものですか?]

皆: I'm not sure.  Maybe.  <対処の表現 5>  Anywey, it's between the ceiling and the doors.  [良く分かりません。 ひょっとしたらそうかもしれません。 とにかく、それは天井とドアの間にあるのです]

外: Ah, I think you mean an artistic "transom" (or "fanlight").  [ああ、(あなたは)芸術的な「明かり(取り)窓」のことをおっしゃっているのだと思います。]

皆: I'm not sure.  Maybe.  <対処の表現 5> [良く分かりません。 そうかもしれません]

外: Where are the doors?  Are they on the front of a house? [そのドアはどこにあるのですか。 家の正面(玄関)にあるのですか?]

皆: No. (They are) Between rooms, or between a room and the hall in an old-type Japanese house.  [いいえ、古い型の日本の家の部屋と部屋か、部屋と廊下の間にあるのです]

外: I see...  Thank you.  [そうですか... どうもありがとう]

皆: You're welcome.  [どういたしまして]   

*************************

先程から、和訳を付け始めましたが、今日 [2006年10月30日] はもう時間がありません。 残念ながら、その後の和訳は明日付けることにします。 それでは、又。 

2006年10月31日 残りの和訳を付けさせていただきました。

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英会話(本物)学習に向かって(46)

ーーー初級レベルの単文のみによる説明 (1)ーーー

次は、日本語の全く分からない外国人と英会話(本物)をしていて、突然、例えば 「欄間」 とは何かと尋ねられ、日本の中学校一年生が習うような英文(+α)だけで、即座に説明する場合です。 

上の "α" は、少しの追加を表します。 そのここでの追加は、過去のことを表現するのに必要な、過去を表す "did" [和訳は「(まし)た」] と、 "was" や "were" [和訳は共に「あった、い(まし)た] と、未来のことを表現するのに必要な、意志や推量を表す "will" [つもりです、ます、でしょう] だけです。 

そしてこの場合、その会話は大体次のようになるでしょう。 

*****<英会話例 3>*****

外国人: What's "ramma"?  [「ランマ」って何ですか?]

皆さん: "Ranma"?  [「ランマ」?]

外: Yes.  [そうです]

皆: Well, er.....  It's something.  [そうですねー、えーっと... それは(ある)ものです] <このように、物事の説明はその物事自体から始めること。 もし、その物がある種の箱(状のもの)で、"It'a (kind of) box.." と言えたら、もちろんそこから、又、もし、その物が(ある種の)動物で、"It's an animal." と言えたら、もちろんそこから始めること>

外: What kind of thing is it?  [それはどんな(種類の)ものですか?]

皆: It's wooden and see-through.  [それは木製で透けて見えます] <このように、その物自体に密接なことから、空間的、時間的により遠い [疎遠な] ことへと順に説明して行くこと>

外: Oh, wooden and see-through...  You mean a "lattice window" or something (like that)? [えっ、木製で透けて見えるですって? 格子窓(のようなもの)のことですか?]

皆: Excuse me? <対処の表現 2>  <聞き取れなかったら、このようにすぐ対処すること>

外: A "lattice window" or something like that?

皆:  "Ratisu?"  What is it?  [What does it mean?]  <対処>

外: Um...  A "rattice window" is a kind of window with a framework made of strips of wood or metal interwoven...

皆: Sorry, I don't understand.  <対処の表現 3>  <理解できなかったら、このようにすぐ対処すること> 

**********(明日に続く)**********

続きは明日にし、今日はこの辺で。 

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英会話(本物)学習に向かって(45)

ーーー(本物英会話用)最重要対処表現10ーーー

初級や中級レベルになると、主として英文を用いて本物の英会話をして頂くことになります。 そのためには、英文の聞き取り理解法や、英文による表現法や説明法について詳しくお話しなければなりません。 

しかしその前に、今まで何度も触れました、「10個程度の本物の英会話用の対処の英語表現」 を紹介しておかねばならないと思います。 

これは、入門や初級レベルの方々が本物の英会話をする場合、必須のもので、私はこれを 「(本物英会話用)最重要対処表現10」 と呼んでいます。 

それらは次のとおりです。 

1) (待ってほしい時の)          Just a moment, please.  [ちょっとお待ちください]      

2)  (聞き取れない時の)            Excuse me?  [えっ、何とおっしゃった?]  <後ろを揚げて言います。 下げて言うと (Excuse me.) 「ちょっと、済みませんが/ 恐れ入りますが」 という意味になります>

3) (理解できない時の)           (Sorry,) I (still) don't understand.  [(済みません、)(まだ)理解できません]

4) (知らない時の)                 I don't know.  [知りません]

5) (不確かな時の)                I'm not sure.  Maybe ___.  [確かではありません。 ひょっとしたら___かもしれません]

6) (英語で言えない時の)       I can't tell [explain] (it) in English.  [英語で言え [説明でき] ません]

7) (間違いに気付いた時の)    (Sorry,)  I was mistaken.  [(済みません、)間違えていました]

8) (訂正したい時の)             Not _A__ , but _B__ .  [_A__でなくて、_B_です]

9) (困った時の)                  Please guess.  [(言い)当ててみてください]                

10) (どうしようもなくなった時の) Let's forget (about) it.  [それ(について)は忘れましょう]  

ところで、私達の英会話学院や塾で、最初に純粋に体得(つまり、理屈抜きに体得)しなければならない英文は、以上の10個だけです。 

しかし、これらの英文を作り上げている各英単語の正しい意味概念も、その英文の成り立ちも、やがては、私達の初級レベルのレッスンできちんとお教えするので、生徒さんたちは 「体得」 されるだけでなく 「知得」 もされることになるのです。 

この2つが合体した、私が「知体得」と呼ぶ状態が、言語学習や言語習得の理想の状態だと私は考えています。 ちなみに、私は、わけも良く分からない状態で条件反射的に覚えることを 「暗記」 と呼び、これに対して、わけが良く分かって覚える 「知得」 を、「明記」 とも呼んでいます。 

それでは、今日はこの辺で。

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英会話(本物)学習に向かって(44)

ーーー初級や中級レベルの方達のための方法についてーーー

ところで、この約一ヶ月間、私はいったい何を皆さんにお話してきたのでしょう。 それは、主として、本物の英会話が全く初心の方のための、一見(いや、一聞かな?)非常に難しそうな「欄間」の、日本語のまったく分からない英語のネイティブスピーカーや外国人に対する説明法でしたね。 

次は、初級や中級レベルの方々のための、その(つまり「欄間」の)説明法です。 初級や中級レベルになると、主として英文を用いて説明する [伝える] ことになるのですが、前にも言ったように、説明する物は 「床の間」でも、「仏壇」でも、「数珠」でも、「結納」でも、「湯葉」でも、「お公家さん」でも何でもいいのです。 その方法が重要なのです。 

その方法は、物でなく、出来事であっても同じです。 それが、最近あった嬉しかったことであれ、楽しかったことであれ、悲しかったことであれ、辛かったことであれ、怖かったことであれ、あるいは、心配していることであれ、楽しみにしていることであれ、皆同じです。 

本物の英会話では、それまでに(皆さん自身を含め)誰かが作った、問題のものの英語での説明文を、暗記していて言ったり、読み上げたりしてはいけません。 どんなに短い説明文であってもです。 そんなことをしたら、それは英会話になりません。 それは英語でのスピーチあるいは朗読に成ってしまいます。 そうなると、本物の会話としては、うまく行きません。 

ですから、事例は一つ、「欄間」 の説明法だけであっても、その方法は、ほとんど全ての物事の説明に応用できますから、その方法をよく理解してそれを応用するように勤めてくださいね。 

その詳しい方法は、残念ながら明日以降にお話しすることになります。 

ところで、10月15日の「異文化心理社交術(学)と条件反射英語演劇術(学)」に、重要な追加と一部の訂正をしましたので、そちらも見ておいて頂ければ幸いです。

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英会話(本物)学習に向かって(43)

ーーー「知得]と「体得」、「暗記」は問題外ーーー

昨日は、「どのようにして」 の問題を扱い、英会話用の語句や文は、本物の英会話の状況 [場] の中で、全身全霊を用いて、全状況的に「体得」することの重要さについてお話しました。 しかし、これは、主として英会話用の基本の単語(や句や文)についてであり、発展的語句や文に関しては、私が「知得」と呼ぶものも必要です。 本物の英会話のためだけでなく、本物の英語力のためにも、「暗記暗唱」は、してはいけません。 

だいたい、どの国の人々も、母国語を身に付ける時、私が今言ったようにしているのです。 つまり、日常会話用の基本の語句や文は、通常、まず母親を中心に、次に家族を中心に、友達や保育園や幼稚園の先生と、言葉だけでなく全身全霊を用いて意思や感情を伝達し合うことによって、「体得」しているのです。 それから、(あるいはその後期と平行して、)「知得」が始まるのです。 

ですから、皆さんが英会話(本物)が曲りなりにでもできるようになり、これに上達なさりたいなら、先ず、今上で言った、日常会話用の英語の基本の語句や文の、本物の英会話の状況の中での「体得」が必須だと、私は確信しているのです。 

ここで、私が「英語の日常会話用の基本の語句や文」というのは、言うまでも無く、日本の中学校で習う程度のものです。 中でも、特に一、二年生レベルのものです。

さて、ここで話しをちょっと、NHK テレビ番組 「新感覚☆キーワードで英会話」 のテキストに戻しますが、これが扱っている表題の英単語は皆、英会話用の重要な基本単語ばかりですので、私のいう 「知得」 つまり、よく理解して覚えるのではなく、「体得」 つまり、本物の英会話の状況の中で全身全霊でもって、全状況的に身につけなければなりません。 

その 「体得」 の方法は大きな問題なのですが、これについてはいずれ詳しくお話します。 それでは、そのテキストはどうすれば良いのかと言いますと、各レッスンの 「コアで理解!」の ページだけをよく読んで理解だけしておいたらいいでしょう。 

そのページだけでも、数々の英語表現 [句や文] が載っています。 他のページのものはもちろん、このページの英語表現だけでも、覚えたり、その記憶を維持しようとしたりしてはいけません。 なぜなら、そんなことをしていたら、本物の英会話をしている時、その場の状況や、話の流れや、問題に対する対処などすっかり忘れ、頭が完全に他所に行ってしまいますからーーー 覚えた英語の語句や文をきちんと思い出そうとする方向へ。 

いや、そんなことをしていたら、昨日も言ったように、本物の英会話力を身に付けることより、英会話用の語句や文を覚えることの方により魅力を感じるようになり、そのうちこの知的学習に取り付かれ、あまりにも事情の異なる本物の英会話をすることが、恐ろしくなってくるにちがいありませんから。 

私達は、頭で覚えるから、頭で思い出そうとするのです。 体得すれば、全身全霊が話しの流れや、その場の状況を正しく捕らえており、問題が起こっても適切に対応できるのです。 

ですから、もう一度言います、「どのようにして」 英会話用の基本の単語(や句や文)を覚えたらよいのかと言うと、今上で言った 「体得」 をすればよいのです。

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英会話(本物)学習に向かって(42)

ーーー「知得」か、「暗記暗唱」か、それとも「体得」かーーー

皆さん、私の話を続ける前に、ここで、一言お詫びしておかねばならないのかもしれません。 このあいまいな言い方は、私にも良かったのかいけなかったのか、よく分からないからです。 それは、昨日、私が NHK の 「新感覚☆キーワードで英会話」 というテレビ番組をご覧になることをお勧めしたとき、「ぜひテキストを買って」とまで申し上げたことに関してです。 

それは、この10月に始まったばかりの新番組のテキストなのですが、それを今日目を通してみて、「ぜひテキストを買って」とまで申し上げ、同番組をご覧になることをお勧めしたのは、私の早とちりというか、勇み足だったのではないかと反省しているところです。 

それはなぜかと言いますと、そのテキストには、各レッスンの基本英単語を用いた、学習し、覚えて置いたらいいような、非常に沢山の魅力的な表現を含んだ対話例や例文が載っているからです。 

そして又、本物の英会話に上達なさりたい皆さんは、本物の英会話の状況外での会話用の英語の語句や文や対話例の学習は最低限に保ち、本物の英会話の状況の中で、ネイティブスピーカーや外国人(や信用のできる日本人の先生)と実際に言葉をやり取りしながら、その相手から会話用の英語の語句や文を「体得」するようにしなければならないからです。 

この、英会話用の語句や文を 「本物の英会話の状況の外で」 学ぶのか、それとも、「本物の英会話の状況の中で」 学ぶのか、が今皆さんが直面すべき最も重要な問題なのです。 これが、「どのようにして」 覚えたらよいかの問題です。

言い換えると、それは、英会話用の語句や文を正しく理解して知的に覚えるのか、すなわち「知得」するのか? あるいは、それらをわけもよく分からず条件反射的に日英語を結び付けて覚えるのか、すなわち「暗記暗唱]するのか? それとも、それらを、私達人間が持っている理解力や思考力や想像力や表現力だけでなく、視、聴、臭、味、触という五感も、いや、さらに第六感も用いて、全身全霊、全状況的に「体得」するのかという問題です。 

このことは、本物の英会話力を身に付けたい方達や、これを身に付けなければならない方達にとっては、重大な問題だと私は思いますので、明日もこの問題についてさらに詳しくお話したいと思います。 

今日は、私のお詫びから始まり、話が本題から逸れそうでしたが、そうならずに済みました。 それでは、今日はこれで。

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英会話(本物)学習に向かって(41)

ーーー会話用の英語と本物の英会話ーーー

今、お話している問題は、本物の英会話の土台となる、日本の中学英単語の本質的な意味は、どこを見たら分かるかでしたね。 それが、この 「基本英単語の本質的な意味」について書こうと思っていた正にその朝、テレビのチャンネルを回していて、偶然 NHK でとても良い番組を見かけたので、お知らせしておきます。 

もうご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、それは、田中茂範先生の 「新感覚☆キーワードで英会話」 と言う番組です。 その題名の 「英会話」 は頂けませんが、英会話(本物)用の基本英単語の学習には、非常に良い番組だと思いますので、ぜひテキストを買ってご覧になることをお勧めします。 

しかしながら、ここでまた、重要な注意を一つしておかねばなりません。 それは、どのように素晴らしい、「いわゆる英会話」 のテレビ番組やテキストであってもです、それが 「本物の英会話」 の番組で無い限り、その知的学習に溺れ満足してはなりません。 

「本物の英会話」 は、準備なしにするものです。 「これを誰かに言いたい」 とか、「こんなことをあの人に相談しよう」 とか、「あの人の今回の旅行について少し聞きたいな」 などと言う気持ちは前もってあるでしょう。 

しかし、これからしようとする会話に対して、前もってそこで必要になるかもしれない英語の語句や文(や対話例)を学習することは、「会話(用の)英語」 の学習であって、「(本物の)英会話」 の学習にはならないので、誤解の無いようにしなければなりません。 ちなみに、「本物の英会話」には、それが学習であれ、テレビ番組であれ、テキストなどないはずです。

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英会話(本物)学習に向かって(40)

ーーー基本英単語の本質的な [根本的な] 意味ーーー

昨日は済みませんでした。 アキレス腱を痛め、歩けず、パソコンの置いている会社に出勤できず、ご期待に添えませんでした。 それで、今日はおよそ二日分を入力するつもりです。

さて、今日の話は、例えば、a pen や、 this や、 that や、 is や、 yes などの英単語をどのように、又、どのようにして覚えたら良いかでしたね。 ところで、この問題の 「どのように」 という言葉で、私は目的とあり方を、又、 「どのようにして」 という言葉で、方法を意識しています。 このことはとても重要なので、後で又少し詳しくお話します。 

とりあえず、ここではまず、上の単語の本質的な意味概念を説明しておきます。 

a pen : (一本の)ペン。 <インクを用いる筆記用具(で先が毛になっていないもの)>

this : <自分の領域内の物事や人を指し示して、部屋などにいる場合は、自分の手が届く(と思われる)ものや人を指し示して、あるいは手に持って示して> これ、このひと、この。

that : <自分の領域外の物事や人を指し示して、部屋などにいる場合は、自分の手の届かないものや人を指し示して> あれ、あの人、あの。 <ただし、相手の領域内の物事や人を指し示しては> それ、その人、その。

is : <現在事実> ある、いる。 <「です」 ではありません。 「存在している」 と言う意味[概念] です。 この和訳を 「です」 としたり、「現在」 を発言[発話] 時 としたりしてはいけません。 その理由はいずれお話します>

yes : はい(、<時に> いいえ) <"yes"  は、「問題の事実関係が肯定である」 という意味です。 ちなみに日本語の 「はい」 は 「おっしゃるとおり」 という意味です> 

ところで、これらの英単語の本質的な意味[概念] は、上の < > の中にあります。 このように英単語の本質的な意味 [概念] を言葉で表現すると難しくなりますが、本物の英会話の中でこれを習えば、やり方によっては非常にやさしく楽しくなります。 いずれにせよ、この本質的な意味がよく分からないと、本物の英語力も身に付かなければ、本物の英会話に上達することもできません。 

このことに関連して、今日、上で触れた、英会話用基本英単語を「どのように」と「どのようにして」覚えたらよいかの問題に入ります。 

先ず、本物の英会話をする場合に最も重要な、日本の中学生が習うレベルの、特に中学校、一、二年生レベルの英単語は、本物の英会話で正しく使えるように(以上、目的)、その本質的な [根本的な、コアの] 意味[概念] (以上、そのあり方)をよく理解し覚えるようにすることです。 

そうすると、次は、「その本質[根本]的な意味[概念] は、どこに書いてあるのか?」 というのが皆さんの疑問でしょう。 現在、私が唯一お勧めする辞書は、桐原書店発売の「ロングマン現代英英辞典」の最新版 [3訂新版] ですが、これとて完璧ではありません。 又、これを有意義に使うには、少なくとも日本の中学校三年生レベルの、本物の英語力が要るでしょう。 

次に私がお勧めするのは、欧米で発行されている幼児用言葉の絵本です。 その大人用が "(OXFORD-)DUDEN" という絵画辞典です。 しかし、言うまでも無くこれらの限界は、絵で表せない言葉は扱っていないと言うことです。 

まだ話の途中ですが、続きは明日にさせていただきます。 それでは、又明日。

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英会話(本物)学習に向かって(39)

ーーー発想を転換し本物の方法で学習しようーーー

次の英単語のテストの問いと答えを見てください。 

次の英単語の意味を書きなさい。

1) a pen: 一本のペン

2)  this: これ

3)  that: あれ

4)  is: です

5)  yes: はい 

皆さんが今まで受けてこられた、英語の単語のテストの答えとしては、これで満点でしょう。 ですから皆さんは、英単語を覚えその数を増やす時、 a pen = 一本のペン、 this = これ <以上英和>/ 一本のペン = a pen 、これ = this <以上和英> と覚えて行くような方法でそうされてきたでしょう。 

しかし、それらの単語を使って本物の英会話をする場合を念頭に置くと、上のような英単語のテストの答えは、ほとんど零点に近く、又、今言ったような英単語の覚え方やさらにはその増やし方は、ほとんど無意味(つまり役に立たない)か、あるいは重要な誤解をしばしば生む結果となると思います。 

なぜかと言いますと、英語や英会話のテストや試験は、ほとんど全て「言葉」と「思考」の世界で行われますが、本物の英会話は、「言葉」と「思考」の世界だけでなく、「現実」の世界も深くかかわっているからです。 

なお悪いことに、いわゆる受験戦争の結果、(他の科目も多かれ少なかれそのようですが、)英語や英会話のテストや試験で、まじめに考えて答えていては敗北者になってしまいます。そこで、その学習者達は勢い、「思考」はできるだけ少なくし、暗記や暗唱や条件反射的練習によって、ほとんど「言葉」の世界の中だけで、訳も良く分からず、いかに速く英和、和英の転換を的確にやるかや、文法問題に対する条件反射的応答に集中する結果となっています。 

そして、そのようなテストや試験や受験戦争の真っ只中にある学生さん達はもちろんのこと、その時期を終えられた社会人や主婦の方達も、英会話に興味があってその学習を始められた場合、今上で言った学習法からなかなか抜け出せないでいらっしゃるのです。 もっとも、そのより大きな原因は、私達英会話教育者にあるのですが。 

本物の英会話に上達するには、そのための本物の方法で学習しなければなりません。 なお本物の英語力を身に付ける場合もおなじです。 そしてその方法はやさしく楽しいものなのですが... 発想の転換さえして頂ければ。 いままでの方法を捨て、いったん頭を白紙にしてゼロから始めて頂ければ。 

そうして本物の英会話や英語力がある程度しっかりと身に付いてきたら、今までに習われたテスト英語や受験英語も、演劇英語もきっと息を吹き返し、無駄ではなくなると思われるのですが。 いかがでしょう? 

ところで、例えば冒頭のテストのような英単語はどのように、あるいはどのようにして覚えたらよいのかは、明日お話します。

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英会話(本物)学習に向かって(38)

ーーー英単語の意味する物やところーーー

お待たせしました。 昨日も何度も本ブログにログインを試みたのですが、多分一昨日と同じ原因でしょう、そうできませんでした。 

さて、問題の一つは、「(日本で、英語を外国語として)英語や英会話を学習している方達が、幾つの英単語の正しい意味 [概念] が分かっておられ、幾つの英単語を本物の英会話の場で正しくお使いになれるか」 であり、もう一つは、「どうすれば、(その正しい意味概念が分かっているだけでなく、)本物の英会話の場で正しく使える英語の語句の数を増やすことができるか」 でしたね。 

先ず、一つ目の問題ですが、私の考えでは、残念ながら非常に数少ないと言わざるを得ません。 

それが、中学校一年生の時であれ、小学校高学年の時であれ、私達が英語を習い始めたら間もなく、"This is a pen." や、"Is that a pen?" "Yes, it is."  "No, it isn't."  "What is it?"  "It's a pencil."  などという英文を教わるでしょう。 そして、皆さんは、これらの英文を作り上げている、 "this","is","a","pen","that","yes","it","no","not","what", "pencil" 等の英単語の意味 [概念] も、英文の意味内容も全て正しく分かっていて、本物の英会話の場でも、きっとそれらを正しく使えるにちがいない、と思っていらっしゃることでしょう。 

しかし、本物の英会話の場としての教室で、私が持っている筆記用具を生徒さん達に見せて、"(You know,) This is a pen.  [(分かっていますね、)これはペンですね] と言った後、愛子さんの持っていらっしゃる筆記用具を指し示して、"Aiko(-san), is that a pen(, too)?"  [愛子さん、それもペンですか?] と言うと、もう問題が起こります。 

このような場合、新しい生徒さん達は大概、シャープペンを持っていて、"Yes, it is." とおっしゃったり、「先生、「シャープペン」ってペンですよね」 とすぐ日本語で確認なさったり、ボールペンを持っていて、"No, (it isn't.)....  This is a ballpen."  とおっしゃったり、あるいは、「「ボールペン」って英語で何て言うんですか?」 と突然日本語で尋ねられたり様々で、適切な答えができる人は非常にに少ないのが現状です。 

このような状態では本物の英会話など成り立ちません。 このようなことに成ってしまうのは、他にも重要な原因がありますが、一つには  "pen"とは何か、生徒さんたちがその意味するものが良く分かっていらっしゃらないからです。 

このように、そのほんとうに意味するものやところが分かっていらっしゃるかどうかは、上の "this"から "pencil" までのどの単語にも言えることで、その詳しい解説は明日以降になります。

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英会話(本物)学習に向かって(37)

ーーー本物の英会話の場で正しく使える英単語(や句)ーーー

昨日は、お世話になっているココログのメインテナンス処理か何かで、本ブログにログインできなくて、やむを得ず休むことにしました。 悪しからずご理解ください。

さて、「食器戸棚」 あるいは、"a (kitchen) cupboard" と聞いて、皆さんが何をイメージしたり、絵に描いたりなさったかですが、まさか、正面がガラス張りの(戸の)食器(戸)棚 [a (china) cabinet/ a display cabinet] をイメージしたり、描いたりなさったのではないでしょうね。 

もし、そうなら、欧米人の家庭で、台所の "the (kitchen) cupboard" 中にある、ある物を取って来てほしいとその家の誰かに頼まれた時、とても困るでしょう。 だって、そこには、皆さんの頭に描いている食器棚などないのですから。 又、たとえあったとしても、その中には目的の物はないのですから。 

"A (kitchen) cupboard" というのは、キッチン [洋風台所] に通常備え付けてある、頭上の、中の見えない戸の付いた、食器や食料品(用の押)入れです。

もっとも、英語で本物の会話をしていて生じるこのような問題は、「変だなー」 とか 「変だわ」 とか思ったら、すぐ対処すれば、すぐに解決しますが。 (ただし、今までの英会話教育は、この本物の英会話での 「問題⇒対処⇒解決」 の重要性も、必要性も教えてくれません。 ましてやその実践的レッスンなど言わずもがなでしょう。)

しかし、英単語の意味 [概念] やそれが表している物事は、正しく分かっていた方が良いことは、言うまでもないでしょう。 

しかしながら、皆さんは、一体、いくつの英単語の正しい意味 [概念] がわかっていらっしゃるのでしょう。 さらに又、いくつの英単語を、本物の英会話の場で正しくお使いになれるのでしょう。 

本物の英会話に上達したいのなら、本物の英会話の場で正しく使える英語の語句の数を増やさねばなりません。 

しかし、知的デジタル的に、特に日本語と英語、あるいは英語と日本語を対応させた単語帳や語彙集やいわゆる「豆単」などを用いて、いくら英語の語句を覚えても、本物の英会話の場で正しく使える英語の語句の数は増えません。 それでは、どうしたら良いのかは、明日以降の話になります。

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英会話(本物)学習に向かって(36)

ーーー発想(順)をネイティブスピーカー達と同様にすればーーー

さて、一昨日の日本語の会話に戻りますが、それは、山田さんが、アメリカ人夫妻宅で、奥さんに日本語の家庭教師をしている時に、突然、

ご主人: Betty, sorry to interrupt you, but where's my new mug?  [ベティ、邪魔して悪いけど、僕の新しいマグカップはどこにある?]

と尋ねてきたので、

奥さん: It's in the cupboard.  [食器戸棚の中よ] <"cupboard" の発音は 「カップボード」 のようでなく 「カバ」 のようです>

ご主人: (The) Cupboard?  [食器戸棚?]

奥さん: Yes.

という言葉のやり取りがあってのものとします。 そして、その後の山田さんと奥さんの日本語での会話は、「「カバ」って何ですか?」という山田さんの質問から始まって、 それに対する奥さんの説明が、次のように進んだわけです。

「(ある)もの」 ⇒ 「空間 [スペース] 」 ⇒ 「戸 [ドア] 」 ⇒ 「物」 (⇒ 「食器」 ⇒ 「食料品」) ⇒ 「キッチン」 と。 

この時、「英語のネイティブスピーカー達の発想は、通常、今説明している物事自体に、より密接に関係した事柄 [物事] から、距離的 [空間的] 時間的に、次第に関係の薄い事柄 [物事] へと進んで行く」 ということを知っている人なら誰でも、上の流れの「戸[ドア] 」や「物」まで聞いて理解できた時、問題のものは「押入れ」か「物入れ」かと思うでしょう。 そして、それは全く正しいのです。 

英国で "a cupboard" と言えば、通常「押入れ」や「物入れ」を表し、特に「食器戸棚」のことは、"a kitchen cupboard" と言わねばなりません。 ちなみに、米国で「押入れ」や「物入れ」は、"a closet" で、「物置」に当たるのは、英米とも、"a storeroom" です。 

ところで、「食器戸棚」 あるいは、"a (kitchen) cupboard" と聞いて、皆さんはどのような物を、イメージしますか? 簡単に紙切れに絵を描いてもらったら、一番良いのですが...。 

途中ですが、続きは明日にさせて頂きます。

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英会話(本物)学習に向かって(35)

ーーー異文化心理社交術(学)と条件反射英語演劇術(学)ーーー

昨日の日本語の会話例に少しの修正は加えましたが、そこに局部的解説を付け加えるのは、不要だと思われるので止めます。 その代わり、今日ここで、なぜそこで日本語会話例を持ち出したのかを説明すると共に、その全体的解説も行うことにします。 

先ず、英会話に上達し、できればその達人に成りたいだろう皆さんに、昨日なぜ日本語会話例などをお見せしたのかと言うと、その方が、本物の英会話や本物の英語に上達し、これらの達人になる方法が分かりやすく、そうなって頂く早道だと思っているからです。 

即ち、私は、「日本語であれ、英語であれ、本物の会話の状況での物事の説明は、英語の発想順ですればいかにやさしいか、又、その説明の途中のどこで止めても、それなりにいかに正しい説明となり、且つ又正しく伝わるか」 ということを皆さんにぜひとも分かって頂きたかったからです。 本物の英会話で重要なのは、一言で言えば、ほとんど「適切な [欧米人] 発想順」と「対処 [問題解決] 力」だけです。 皆さんは、必要以上の英語力をお持ちになり、その不必要な英語力が問題なのです。 

またいずれ詳しく解説しますが、本物の英会話とは、絶対に、「異文化心理社交術(学)」であり、絶対に、「条件反射英語演劇術(学)」や「条件反射英語受験術(学)」ではありません。 後者の考えや学習や行動の延長線上には地獄しかない、と私は思います。 そして、本物の英会話に上達し達人に成るためには、まず最初に、後者から前者への発想の転換が絶対に必要ですから。 

「異文化心理社交術」という言葉には、「英語」という言葉は見当たらないでしょう。 英語は(その中で最も重要なものではあるけれど、)異文化的なものの一つにしか過ぎません。 もっと重要なものに、「社交」や「心理」活動があるのです。

「本物の英語会話の指南」のようなことを言いながら、今まで、ほとんど日本語ばかりでくどくどと解説ばかりしてきたのは、今上で言った発想の転換とその維持こそが、本物の英会話の上達に必要なほとんど全てであるのですが、このことを皆さんによく理解して頂くのがいかに難しいか、そして、このことをよく理解して頂けても、この発想の転換と維持が、多くの皆さんにとって、いかに難しいか、良く分かっているからです。 

その発想の転換と維持は、皮肉なことに、今までの方法で英会話など一切習ったことのない人々に易しく、その方の性格にもよりますが、今までの方法で英会話を沢山習った方々ほど難しいようです。 それがどんなに難しくても、私の話がよくお分かり頂け、本物の英会話だけでなく、本物の英語にも上達し、やがてはその達人に成りたいと思われる方々には、私は協力を惜しまないつもりです。  

それでは、又明日。

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英会話(本物)学習に向かって(34)

ーーー日本語による英語発想順の説明ーーー

例えば、日本に住んでいるアメリカ人夫妻宅で、山田さんはその奥さんの方に日本語の家庭教師をしているとします。 その途中、ご主人に何かを尋ねられた奥さんは、「(ツインザ)カバ」と言い、これに対してご主人は、「カバ?]と言い、奥さんは「イエス]と言ったように聞こえました。 

そこで山田さんは、「カバ」とは何かを奥さんに尋ねたので、その日本語会話(本物)は次のように進み始めました。 

山田さん: 「カバ」って何ですか? 

奥さん: (それは)あるもの(です)よ。 

こう答えられると、山田さんだけでなく皆さんも、いや、人なら誰でも、次にそれがどんなものであるかを聞きたくなるでしょう。 

山田さん: (それは)どんなもの(ですか)? 

奥さん: (それは)空間 [スペース] です。 

の後、その説明が、「戸 [ドア] があります」、「物(食器や食料品)を入れます」、と続いたら、それがこのような簡単な和文ばかりであれ、ジェスチャーと和単語 [名詞] ばかりであれ、誰でも「カバ」って「押入れか、物入れかな]と思うでしょう。 

山田さん: それは押入れですか? 

奥さん: いいえ。 

山田さん: 物入れですか? 

奥さん: そうです。 が、キッチンにあります。 

山田さん: ああ、食器戸棚のことですね。 

奥さん: 食器戸棚? たぶんそうだと思います。 後でそれをお見せします。 

なぜ、ここで、この日本語の会話例を出したのかと、その局部的解説は明日にします。 が、皆さんも、なぜ私がここで、この日本語の会話例をお見せしたのか、少しは考えておいてくださいね。

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英会話(本物)学習に向かって(33)

ーーー前英会話例の全体的解説 (2)ーーー

さて、英会話(本物)をしていて、突然「欄間」とは何かを説明しなければならなくなりました。 そこで、これを少数の対処の英文表現と中学英単語だけで伝えることにしました。 しかし、これを、私達の慣れ親しんだ日本人発想(順)でした場合どうなるか、その典型的な例を次に示し、解説したいと思います。 

*****<英会話例 2>*****

外国人: What's "ramma"?  [「ランマ」って何ですか?]

日本人: "Ranma"?  [「欄間」?]

外: Yes.  [そうです]

日: Well, er..... Japanese.  [そうですねー。 えーっと...日本の/ 日本人(です)]  <英語のネイティブスピーカー達は、人や物事に関してそれは何かと尋ねたら、その説明に、先ず、人や物事を表す言葉を期待します。 そこで、この "Japanese" は「日本人」と解し、「欄間」とは日本人のことかと思う可能性が大です>

外: Oh, does it mean Japanese people?  [えっ、それは日本人のこと(ですか)?]

日: (Oh,) No.  [(えっ、)違います]

外: Then, what is it?  [じゃあ、それは何ですか]

日:  Traditional.  [伝統的な]

外: Ah, you mean, "Japanese traditional". [ああ、「日本の伝統的な」とおっしゃりたかったのですね]  All right, Japanese traditional what?  [分かりました。 日本の伝統的な何なのですか?]

日: House.  [家(です)]  <これも、上の解説と同じ理由で、「欄間」とは「(日本の伝統的な)家」のことかと思われる発言です>

外: Um,..... Does "ramma" mean a Japanese traditional house?  [えーっと、「ランマ」というのは、日本の伝統的な家のことですか?]

日: No.  [いいえ=そう [おっしゃるとおり] ではありません]

外: No?  [そう [日本の伝統的な家] ではないの(ですか)?]

日: Yes.  [そう [おっしゃるとおり] です]

外: Yes?  [そう [日本の伝統的な家] ですって?]  Which?  Yes, or no? [どちらですか? そう [日本の伝統的な家] であるのかないのか?]

日: ???  [???]  <大多数の場合、"Yes" は「はい」、"No" は「いいえ」となりますが、 "Yes" が「いいえ」となり、 "No" が「はい」となることもよくあります。 これは "Yes" と「はい」の意味 [概念] が根本的に異なり、同様に "No" と「いいえ」の意味が根本的に異なるからです。 これらの根本的な意味 [概念] の相違については後日お話します> 

*************************

このように、英語のネイティブスピーカー達と、彼らの発想順でなくて、私達日本人の発想順で本物の英会話をすると、必ずといってよいほど成功しません。 ほとんどの場合、コミュニケーション・ブレイクダウン [意思伝達の失敗] が生じます。

ところで、前回同様、上の会話例の局部的解説は明日付けさせて頂きます。 

2006年10月13日、午前9時30分までに、上の会話例の局部的解説を付けさせていただきました。

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英会話(本物)学習に向かって(32)

ーーー前英会話例の全体的解説 (1)ーーー

一昨日は、英会話をしていて、突然、例えば「欄間」を説明しなければならなくなった時、少数の対処の英文表現と中学英単語だけでそうする場合、どのようにしたら良いかを示す英会話例を紹介しました。 そして昨日は、その英会話例に局部的解説を付け加えました。 

ところで、今日は、その英会話例について誤解があってはならないので、その全体的解説をしたいと思います。 

先ず、皆さんにしておかなければならない非常に重要な注意があります。 それは、この会話例だけでなく、以下この日記 [ブログ] でお見せする英会話例は全て、闇雲に暗記し暗唱するためのものでも、よく理解してそのとおり覚え、そのとおり言うためのものでも決してないということです。 それは、よく理解して、同種のこと全てに通じるその方法を学び、その方法を同種のこと全てに用いて [応用して] 頂くためのものであるということです。

次は、 私が、10月7日の「サスペンスドラマ式発想順とニュース報道的発想順]でお話した、「英語のネイティブスピーカー達は、問題の物事に、より密接に関係した物事から、距離的 [空間的] 時間的に、次第に関係の薄い物事へと発想して行くのに対して、私達日本人は、問題の物事から、突然ある関係の薄い物事へと発想が飛び、それから次第に関係の深い物事へと戻ってくる」という、発想順の非常に重要な相違に関することです。 

私達日本人が、もし「欄間」とは何かと尋ねられたら、きっと、「日本の(伝統的)家屋の、部屋と部屋、又は部屋と廊下の間にある、障子やふすまの上の、木製の格子や透かし彫りのある物[所] 」のように発想するでしょう。 この発想は、「欄間」とは何かと尋ねられるやいなや、「日本の伝統的な家」に飛んでいます。 この発想上の飛躍は、場合によっては、すばらしい能力となりますが、英会話(本物)の場合にはとても大きな障害となってしまいます。 

その具体的 [実際的] な解説は、明日になります。

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英会話(本物)学習に向かって(31)

ーーー少数の対処の英文表現と中学英単語だけで伝えるーーー

日本語の全く分からない外国人と英会話(本物)をしていて、突然、日本のある風物について、それは何かと尋ねられたら。 例えば、「欄間」とは何か、と尋ねられたら、日本の中学英単語(約800語)とおよそ10個の対処の表現(英文)だけで、即座に、例えば次のように、英会話(本物)的に、説明することができます。 (ただし、最も重要と思われるおよそ10個ほどの対処の表現(英文)については、後にお話します) 

*****<英会話例 1>******

外国人: What's "ramma"?  [「ランマ」って何ですか?]

皆さん:  "Ranma"?  [「ランマ」?]

外: Yes.  [そうです]

皆:  Well, er..... Something.  [そうですねー、えーっと...(ある)ものです] <重要:物事の説明は、全てこのような発言からすること>

外: What kind of thing (is it)?  [(それは)どんな(種類の)ものですか?] 

皆: Wood(en).  See-through.  [木(製)です。 透けて見えます] <重要:このように、今、説明しようとしている物事自体の性質や状態や、その直接の周囲(環境)からその説明を始めること>

外: Oh, wooden, and see-through.  (Do) You mean a "lattice window" (or something (like that))?  [木(製)で透けて見える、(ですって。) 格子窓(のようなもの)のことですか?]

皆: I don't know. <対処> <重要:このように、相手の言っていることが良く分からない時は、考え込まないですぐに対処すること> (Anyway,)  Often.  (A) Picture.  [わかりません。 (とにかく、)しばしば。 絵(のよう)です]

外: Picture?  [絵ですって?]

皆: Yes.  Between.  [そうです。 間にあります]

外: Between... what?  [間に? 何の(間に)ですか?]

皆: (The) Ceiling.  [天井です]

外: And... what?  [天井と...何の(間ですか)?]     

皆: Door(s).  [障子やふすまです]

外: Ah, you mean something like "transom(米) [fanlight(英)]" [あー、”トランサム”の       ようなもののことを言っているのですね]

皆: I don't understand. <対処> / I don't know. <対処> / I am not sure.  Maybe. <対処> [理解できません。 / わかりません。 / よくわかりません。 ひょっとしたらそうかもしれません]  

*************************

この会話例の(局部的)解説は、明日付け加えます。 

2006年10月10日、午後12時30分、上の対話例の(局部的)解説をつけました。 その時、同時に英単語のスペルを中心とするいくつかの誤りも訂正させていただきました。 悪しからずご了解ください。

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英会話(本物)学習に向かって(30)

ーーーサスペンスドラマ式発想順とニュース報道的発想順ーーー

私は、10月3日に、英語や英会話(本物)を学習する場合の、極めて重要なこととして、文を作る時の(語句の)発想順も、ある出来事を説明する時の、それに関係した様々な事の発想順も、英語のネイティブスピーカー達と私達日本人では、全く逆になることをお話しましたね。 

これは、英語のネイティブスピーカー達は、問題の物事に、より密接に関係した物事から、距離的 [空間的] 時間的に、次第に関係の薄い物事へと発想して行くのに対して、私達日本人は、問題の物事から、突然ある関係の薄い物事へと発想が飛び、それから次第に関係の深い物事へと戻って来ること [習慣] に原因している、と私は考えています。 

スピーチ [演説] やドラマ [演劇] や小説の場合には、きちんと与えられた時間内やページ数内に収めれば、日本人式発想の展開の方が良いことがよくあります。 特にサスペンスドラマや探偵小説の場合はそうでしょう。 

しかし、予期していないときに始まり、予期していないときに終わる、つまり、どれほど長い間続けられるか分からないことが多い、英会話 (本物) の場合には、新聞のニュース記事やテレビのニュース報道のような、英語のネイティブスピーカー式発想の展開が必須です。 この発想順を用いないと、ほとんどの場合、結局言いたい重要点は一つも伝わらず、訳が分からないまま終わってしまうことになります。 

もちろん、皆さんが、英会話(本物)で達人の域に達し、十分な時間がある時には、サスペンス式(日本人式)展開の話し方 [会話法] こそ、素晴らしい効果を発揮する場合もあるでしょう。 が、本物の英会話学習の入門や初級や中級レベルの皆さんは、先ず、英語のネイティブスピーカー式発想順をマスターしなければなりません。 どうしても。 そうしないと本物の英会話における上達などありえないでしょう。 

そして、この英語のネイティブスピーカー式発想順で行けば、日本の中学英単語だけででも、つまり、英文法をほとんどまったく知らなくても、本物の英会話をしている場合、ほとんどどのようなことでも即座に伝えることができます。 ただし、10個ほどの対処の表現(英文)は必要ですが。 このことを、「欄間」の説明を例に、次に示してみようというわけですが、それは残念ながら明後日になります。

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英会話(本物)学習に向かって(29)

ーーー本物の英会話は、やり方が最重要ーーー

次は、日本の中学校で一年生が習うレベルの英文に、「過去」を表す "did" と「未来」を表すための "will" を加えた英文を作って伝える、英会話(本物)の初心者用の表現伝達法です。 

が、それに行く前にその過渡期として、英文も作らず、ジェスチャーもほとんどしないで、日本の中学生が習うおよそ800語程度の英単語と、わずか10個程度の対処の表現(英文)だけで、例えば「欄間」とは何かを日本語の全く分からない外国人に伝えるとしたら、どうしたらいいかをお話したいと思います。 

えっ? 「もう「欄間」はたくさん。 覚える英語が少な過ぎる。 もっといろいろな英語の語句や文を覚えたいので、「床の間」でも、「結納」でも、「お公家さん」でも良い、何か他のものをしてほしい」ですって? 

それはいけませんねー。 私達が外国語で本物の会話をする時、重要なのはそのやり方であり、覚えている(その外国語の)語句や文の数(の多さ)ではありませんからね。 問題は同じものにしておいたほうが、その解決法の違いによって、その解決過程がどう違って行って、どう解決に至るか分かりやすいでしょう。 

さて、本題に戻り、やさしい中学英単語だけで「欄間」とは何かを伝える場合ですが、その実践に入る前に、又、一言、非常に重要なことをお話しておかねばなりません。

それは、10月3日のーーー発想順がまったく逆ーーーと深い関係にあることですが、今日はこのくらいにしなければなりません。 それでは、又明日。

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英会話(本物)学習に向かって(28)

ーーージェスチャーで伝える (2)ーーー

「天井」が伝わったと思ったら、自分の胸のあたりから下の左右の空間に、一つづつ、ふすまや障子のジェスチャーをしていきながら、"(A) Door." [戸、] ...("and" [それから、] )..."(A) Door." [戸。] と言うのです。 そうして、先程ジェスチャーで表現した天井と、今ジェスチャーで表現したふすま(や障子)の間の空間を指し示して、"(A) Ranma." [欄間、] ... "Here." [ここ(です)。] 又は、"This." [これ、] ..."Ranma." [欄間(です)。] と言ってみるのです。 

ところで、ここで、一つ注意をしておかねばならないことがあります。 それは、上のように発話 [発言] を(英)単語だけにして何かを説明して行く時、例えば "(A) Ranma here" や、"This ranma" のように、続けて言わないようにすることです。 なぜなら、そのように続けて言うと、その(英)単語間に文法(の意味)が生じ、それぞれ 「ここの欄間は」 や 「この欄間は」 という意味になり、誤解や問題が生じかねませんから。 

さて、以上で、「欄間」の(直接の)周辺 [環境] を最低限説明したことになります。 今度は、その内部 [構造] を少しは説明しなければならないでしょう。 このような時、できれば、一瞬の間でも、何を伝えたら速く正しくそれが分かってもらえるか、を考えてみることです。 

そうすると、皆さんは、"Bar(s)." [棒] とおっしゃるかもしれません。あるいは、"See-through" [透けて見える、透け透けの] とおっしゃるかもしれません。 そうしたら、きっと「欄間」とは何か、相手は分かってくれるとおもいます。 

えっ、それらの英単語を知らない場合ですか。 ジェスチャーで伝えればいいのです。 "See-through" のジェスチャーですか? 目元に人差し指の先を持ってきて、その指を、先程のジェスチャーで示した戸の上方を通り抜けるように、まっすぐ前方にもって行き、「透け透け]とでも言いながら、そのままその先をしばらくの間、指差せば良いでしょう。

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英会話(本物)学習に向かって(27)

ーーージェスチャーで伝える (1)ーーー

例えば、「欄間」とは何かをジェスチャーで伝える場合、先ず、"(It's) Something." [(それは)(ある)ものです] と言うのでしたね。それから、できれば、"You know," [あの(ーです)ね] とか言いながら、(そう言わなくても、日本語で言っても良いのですが...)「天井」のジェスチャーをして、"Ceiling." と言うのです。 

「天井」のジェスチャーは、自分の目線よりやや上で、手のひらを下にして両手を合わせ左右(真横)に離して行けば良いでしょう。

"Ceiling" は、文法的には "A ceiling" としなければなりません。 しかし、そうすると、英文法が少しは分かっていることになって、相手はそう期待しますから、"Ceiling" で良いでしょう。 

"ceiling" と言う英単語を知らない場合は、もちろん、「天井」と言ってそのジェスチャーをするのです。 そうしたら、日本語の全く分からない外国人は、きっと、"What's that?" [それは何ですか?] とか、"What's 'tenjoh'?" [「てんじょう」って何ですか?] とか尋ねてきますから、実物の「天井」を指し示して、"That." [あれです] と言えばいいのです。 

屋外にいて、指し示す天井が無い場合は、両手を自分の身の周り遠くを回し広げ、"(A) Room." [部屋] と言ってから、頭上を指し示して "That." と言えば、きっと分かってくれます。 "Ah, you mean 'a ceiling'." [アー、「天井」のこと(ですね)] 

これらは、これで分かってくれるかしらと相手のことを思いやりながら、落ち着いて明確にしてあげるのですよ。 そんなこと上がってしまってきっとできない、と思われる方に言います。 このような時、皆さんの英語力がテストされているのではないのですよ。 尋ねられたから答えてあげているのです。 

落ち着いて相手のことを思いやりながら一所懸命にしてあげたら、たとえ失敗し、「欄間」とは何か分らなくても、相手はきっと感謝してくれます。 そして、皆さんの態度や接し方によっては、何と良い人なのだろうと思ってくれます。 

途中ですが、今日はこのくらいにします。

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英会話(本物)学習に向かって(26)

ーーー発想順がまったく逆ーーー

紙(切れ)や筆記用具が無くても、目の前には空間というキャンバスがあり、身体には手、腕という大きな筆が付いています。 これらを用いて、できれば簡単な英単語を言いながら、できなければ簡単な和単語を言いながら、目の前の空間に絵を描いて行けば、それがジェスチャーで表現していることになり、多くのものはそれが何であるか伝えることができます。 

ただし、この表現 [伝達] 法を用いる時は、先ず、「そうですねー、えーっと」にあたる "Well, let's see...." あるいは、"Well, let me see..." を言い、次に "It's something." [それは(ある)ものです] と言ってから始めましょう。 

ここで、この「それは(ある)ものです」という、「なぞなぞ」か、それとも「二十の扉」でも始めるのか? と思われる物事の説明のスタートについて、一言、非常に重要なことをお話をしておかねばなりません。 

それは、会話(本物)をする時の物事の発想順が、一般的に言って、私達日本人 [日本語のネイティブスピーカー] と、英語のネイティブスピーカー達とは、全く逆であるということです。 物事を説明する時も、私達日本人が 「(それは)Aであり、Bであり、Cである、もの(です)」 とするところを、英語のネイティブスピーカー達は 「(それは)もの(です)、Cであり、Bであり、Aである」 とします。

これは、(英)文を作る時の(語句の)発想順も、(英語で、)ある出来事を説明する時の(それに関係した様々な事の)発想順も同様です。 そしてこれは、私達日本人が英語のネイティブスピーカー達と相互意思伝達をして行く上で、極めて重要なことです。 そこで、欧米人と接する場合や本物の英会話を練習する場合、このことをしっかりと頭に置いておいてくださいね。

さて、「欄間」 のジェスチャーと簡単な英単語又は和単語による、具体的表現伝達法ですが、これは、明日をご期待頂かねばなりません。 それでは、又。

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英会話(本物)学習に向かって(25)

ーーー絵を描いて伝えるーーー

本物の英会話をしていて、ある物がなんであるかを相手に伝える場合、そこ(から見えるところ)にそれがあれば、それを指し示して、"This." とか、"That." とか言えば良かったのですね。

そこや、そこから見えるところに、それ(や、その種のもの)が無い場合どうしたら良いか、能力別にお話しましょう。 

英会話が全く初心の [入門レベルの] 方は、先ず、"Just a moment, please." [ちょっと、お待ちください] と言って、紙(切れ)とペンや鉛筆を出して、簡単にその(種の)ものとその周辺を描くのです。 そして、"This is it." [これがそれです] とか、"It is this kind" [それは、この種のものです] とか、"I mean this (kind)." [私の言っているのはこれです/この種のものです] などと言って、問題のものを指し示すのです。 これらの英文を言うことも難し過ぎる方は、それを日本語で、気持ちを込めてゆっくりはっきりと、言うのでしたね。 しかし、絵を描き終えた時、"This." [これです] だけでも言えるなら、そうしましょう。

ところで、英会話(本物)をしていて、少しでも相手に(自分の発言を)待ってもらう時、黙ってそうしては良くありません。 前にも言ったように、人と会って、舌を使って(主として)英語の言葉を口から発し合う英会話をしているのですから、相手に待ってもらうときはきちんとそう断わりましょう。 又、一般に、英語(の語句や文)を知らない時は、日本語でゆっくりはっきり、最小限のことを言って、相手の応答や反応を待ってみましょう。 

次は、主としてジェスチャーを用いて伝える [表現する] 方法で、これも入門レベルの方用ですが、これについては明日をご期待頂いて、今日はこれくらいにします。

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英会話(本物)学習に向かって(24)

ーーー絵を描くことの重要さーーー

昨日、私は、本物の英会話に上達するのに、又、本物の英語力を身に付けるのに、「絵」 を描くことの重要さについて触れました。 その絵を描くところ [場所] は三つあります。 即ち、 1) 頭の中、あるいは、 2) 自分の周りの空間、あるいは、 3) 紙切れや画用紙や黒[白]板など、です。 

頭に絵を描いて行けば、それはイメージ [心象、映像] になるでしょう。  自分の周りの空間には、手や腕を中心とする自分の身体を用いて描くことになり、それはジェスチャーとなるでしょう。 紙切れや画用紙や黒[白]板などには、ペンやクレヨンやチョークやマーカーを用いて描くことになり、それは主として線画となるでしょう。 

さて、話を本筋に戻しますが、皆さんが、英語で何かをしている時のことです。 試験を受けている時でもいい。 (英)会話をしている時でもいい。 スピーチをしている時でもいい。 日記を書いている時でもいいです。 その時、意識的にであろうと、無意識的にであろうと、頭の中に、訳の分かった絵を描いて行っているかいないかが、極めて重要な問題です。 

もし、皆さんが英語を読んだり、書いたり、聞いたり、話したりするとき、頭に主として英語だけや、英語と日本語だけや、日本語と英語だけしか浮かばないとしたら。 たまには、断片的なイメージが浮かぶとしても。 皆さんの本物の英語力や本物の英会話力は、とても貧しいものと言わねばなりません。 何万という英単語をしり、何千という英文や、何百という英語の対話例や、英語での日本の風物の説明を覚えていられても、です。 

なぜなら、そのような、頭に訳の分かったイメージが次から次へと浮かんで行かず、主として英語や日本語などの語句や文や文章が浮かぶ、(テスト)勉強的記憶や、演劇的記憶は、本物の英会話をしたり、本物の英語力を用いて(英語を)読み、書き、聞き、話す場合に、害とは成っても、益には成らないからです。 

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英会話(本物)学習に向かって(23)

ーーー英会話学習の分かれ道ーーー

本物の英会話をしていて、ある物が何であるかを相手に伝える場合、先ずすべきことは、その(種の)物が、その場に、あるいはそこから見えるところに無いかどうか確かめることです。 

そして、それがそこにあれば、最も簡単には、それを指し示して、「これです」["This."] とか、「それです」["That."] とか、「あれです」["That."] とか言えば良いだけです。 

しかし、英会話(本物)の授業の 2)でこのように解説すると、時々驚くべき質問が返ってきます。 「先生、英会話なのに、英語で説明しないで、指し示して伝えてもいいのですか?」などと。 そんな時、私は、「もちろん、良いですよ。 というより、そうしないで、そのもの [(同種の)実物] に何度も目線をやりながら、英語の説明に苦しんでいるほうがよっぽど変ではありませんか」 と逆に聞き返したりします。 

しかしながら、次にお話しなければならないことはそれどころではありません。 一瞬、耳(目かな?)を疑う方や、笑止の沙汰だと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

それは、「ほとんどの場合がそうですが、その種のものがその場やそこから見えるところに無かったら、必ず絵を描いて説明しなさい」 ということです。 どこに描くかは、さて置いて。

「えーっ、何で又? 幼稚園児じゃあるまいし」 とか、「まさか...、もうすぐアナログからデジタルにかわろうとしているのに、デジタルからアナログに変えるなんて、頭がおかしいんじゃない?」 などというのが、皆さんの正直きな気持ちではないでしょうか? 

しかし、ここが分岐点です。 ここが分かれ道です。 本物の英会話に上達するかどうかの。 そして又、本物の英語力が身に付くかどうかの。 そして、やがてはその両者の達人になるかどうかの。 

このことは極めて重要で、明日から少し詳しく解説しますが、これをよく理解して頂くことによって、知的な方は、思考の幅が格段に広くなられて、又、ご自分をあまり知的ではないと思っている方は、個性豊かな方法で、両者共に、英会話の達人への道が開けると、私は確信しています。

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英会話(本物)学習に向かって(22)

ーーーじかに指し示して伝えるーーー

さて、英会話(本物)をしていて、「欄間」 とは何かを知っている場合の表現ですが、これは「知っている場合」 と言うよりも、「分かっている場合」 としたほうが良いかもしれません。 なぜなら、いわゆる英会話を習ったり、英会話に興味を持ったりしている皆さんは、どうも知的に過ぎるようですから。 この知的過ぎることが、本物の英会話をする場合に大きく災いしているように私には思えます。 なぜそう思えるのかは、以下の話でお分かりいただけると思います。

先ず、皆さんが外国人と日本式家屋や旅館で、英会話(本物)をしていて、そこから欄間そのものが見える場合、それを指し示して、"That is a 'ramma'." [あれが「欄間」です] といえば言いだけです。 

ところが、私が英会話(本物)の授業をしていて、ーーーその教室に、ゴミ箱があるのに、"I bought a ...'gomibako'. [(私は)'gomibako' を買いました], 「ゴミ箱」って(英語で、)何て言うのかな? ゴミ箱、ゴミ箱...," などと言って、ゴミ箱のほうをちらちら見ながら困っておられるーーーこのようなことが本当に良くあるのです。 

ところで、私の英会話(本物)の授業は、1) 「本物の英会話」 の部分と、2) 「日本語での解説と練習」 の部分、から成っています。 そして、 1) の 「本物の英会話」 の部分では、私は、日本語の全く分からない、東南アジアのある国から来たばかりの外国人に為りきっています。 そういう設定でのみ、私の本物の英会話の授業が可能なので、このことは、生徒さん全員に了解してもらっています。 

そして、上の「ゴミ箱」のような場合、日本語の全く分からない外国人であるはずの私に、突然、「先生、「ゴミ箱」って英語で、何て言うんですか?」 とおっしゃる。そうして、その授業にとって決定的に重要な、唯一つの仮の設定を壊してしまうようなことを言ってしまわれることが多いのです。 これは、今までの英語や英会話の学習法に馴染んでこられた皆さんには、全く無理無いことです。 が、このような場合、大概、私は、上の 1) の「本物の英会話」の部分を終わり、2) の「日本語での解説と練習」に、入ります。 

そこで私が言うことは、もうお分かりですね。 そうです。 それを指し示して、"(I bought ) That (kind)." [(私は)あの種のもの(を買ったん)です] とか、"(I mean) That (kind)." [あの種のもの(を言っているの)です] などと発話することですね。

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英会話(本物)学習に向かって(21)

ーーーあるがままの自分を、あるがままの能力で表現ーーー

日本人で、例えば「欄間]って何か、不確かな人はいても、全く分からない人はほとんどいないのではないかと思います。 しかし、もし、全く分からない人がいらしゃったら、その人は素直に、"(Sorry,) I don't know." [(残念ですが、)知りません] とか、"(Sorry,) I have no idea." [(済みません、)全く(それが何であるか)分かりません] とか言えばいいだけでしたね。 

何度も言いますが、英会話 (本物) をお教えしていて、上のような場合、それが何であるか全く分からない、あるいは考えがないのに、それを思い出そうとしているのか、知らないことを悔いているのか、黙って考え込まれる方が多いのには驚きます。 "I don't know." という英文は知っているのにですよ。 

因みに、このような表現 [英文] もご存じない初心の方は、「すまないが、知らない」 という気持ちを込めて、日本語でゆっくりはっきりとそう言えば、状況からきっと、そう分かってもらえます。 このような場合、皆さんの込められた気持ちが、人間として自然な表情やジェスチャーとなってそのことを伝えてくれるのです。 少し脱線しましたが、このことは人間同士の意思伝達上非常に重要だと私は考えています。 

さて、「欄間]って、ひょっとしたらあのことかな、と確かではないが、考えがある場合。 そんな場合は、その皆さんのあるがままの状態を、そのとうり表現すればいいのに、考え込んだり、悩んだりなさっている方が多いのにも驚かされます。 "I'm not sure.  Maybe ...(it's ______.)" と英語で言えばいいのです。 英語で言えなければ、ゆっくりはっきりと、気持ちを込めて 「よくは分かりませんが、ひょっとしたら...(___かもしれません)」 と日本語で言ってみたらいいのです。  

次は、例えば「欄間]って何か、よく分かっている場合です。 この場合、どう説明したらいいかほんの一瞬でも考える時、"Well..." [そうですねー...] とか、"Well, let me see..." [そうですねー、えーっと...] などと言って、そうしましょう。 

残念ながら、時間が来てしまいました。 続きは明日をご期待ください。

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英会話(本物)学習に向かって(20)

ーーーネイティブスピーカー達のしているようにすればよいーーー

「欄間」 というのは一つの例であって、それが 「床の間」 でも、「仏壇」 でも、「数珠」 でも、「結納」 でも、「湯葉」 でも、「お公家さん」 でも何でもいいのです。 日本のことに興味を持っている外国人が、ちょっと耳にしたことを、それは何かと、尋ねてくることがあります。 又、外国人と英語で会話 (本物) をしていて、上のような日本的な物事を説明しなければならなくなることもよくあります。 

そのような時、過去に覚えた、その英文の説明を(全部そのとうり)思い出して言おうとしたり、それ迄に、その英文による説明を覚えていなかったことを悔いたり、していてはいけないことは、何度も言いましたね。 そうしたら、どうしたら良いのかと言うと、その答えは簡単です。 ネイティブスピーカー達のしているようにしたらいいのです。 

えっ? (そのような場合、)ネイティブスピーカー達がどうしているか分からない、ですって? 皆さんは、日本語のネイティブスピーカーでしょう。 例えば、皆さんが、小さなお子さんやお孫さん(もちろん日本人)に、ーーー大きなお子さんや大人は、もうそれが何か分かっているでしょうーーー「欄間ってナアニ」 と尋ねられた場合を考えてみればよいのです。 それがどのような物であるかを言ってあげるのに、過去に覚えた、その和文の説明を(全部そのとうり)思い出して言おうとしたり、それ迄に、その和文による説明を覚えていなかったことを悔いたりしますか? そんなこと決してしないでしょう。 

なぜそんなことしないのかと言うと、その一つの大きな理由は、その方法だと、お子さんやお孫さんたちが尋ねる可能性のある、あらゆる物事に対する和文での説明をきちんと覚え、その記憶を維持し続けねばならず、そんなことは不可能だと思われるからです。 私達日本人が日本語でする場合でも、不可能ではないかと思われることを、外国語である英語でしようと言うのですから・・・・・。 

そのような場合、私達日本人も欧米人も、言葉(や文化)は違っても同じ人間として、同様なことをしているのです。 そんな時、ネイティブスピーカーとして、私達や欧米人達がどうしているか、明日までに少し考えておいてくださいね。

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英会話(本物)学習に向かって(19)

ーーー適切な考えは、過去に覚えた英文の中にはありませんーーー

例えば、電車の中で隣に座っていた、あるいは立っていた外国人が、突然、        "Excuse me, but may I ask you a question?" [恐れ入りますが、一つ聞いていいですか?]  と皆さんに話し掛けてきたとします。 そうしたら、皆さんは、"Sure(ly)." とか、"Certainly" とか、(ともに「もちろんいいですよ」、前者=米、後者=英)、あるいは日本語で、「もちろんいいですよ」 とか、「なんでしょう?」 [What (will it be)?] などと、微笑みながら言えるでしょうか。 さて、今そうできたとして、その人が、"What is 'ramma'?" [「欄間」って何ですか?] と尋ねてきたとします。

あるいは学校で、日本語のまったく分からない外国人の先生と、簡単な会話(本物)をしていたら、その先生が突然、"By the way," [ところで、] と言って、"what's 'ramma'?" と尋ねてきたとします。 

そうしたら、皆さんの頭の中はどうなり、どうするでしょう? パニック状態になるのではありませんか? たとえそうならなくても、困って、焦るでしょう。 

そして、一瞬の間でも、今までに習った英会話 (偽物) のテキストやノートのページを頭の中で繰って、あるいは、今までに読んだり、調べたりした書物や辞書の中を思い出して、「欄間」 の説明を探そうとしませんか。 

そうした場合、たとえそれが偶然、記憶にあったとしても、そのようなものは何の役にも立たないでしょう。 その説明を全部、きちんと思い出せるわけが無いからです。 

たとえ偶然、その英語での説明を、最近、覚えたばかりで、完全に思い出せたとしても、それを本物の英会話の中で上手に利用し、説明することは、至難の業でしょう。 なぜなら、本物の英会話は、スピーチ(コンテスト)や暗唱(大会)ではなく、相手も色んなことを言って来ますから。

本物の英会話をしていて、このように、過去に学習したものをそのとうりに思い出す方向に頭が働くとしたら、それは完全に誤った方向に頭が働いていると、私は十分な根拠を持って確信しています。 

そうしたら、どうしたら良いのか。 どのような方向に頭が働いたらいいのか、働かせたらいいのか。 それは、明日以降の解説となります。 ご期待ください。

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英会話(本物)学習に向かって(18)

ーーー適切な考えとその在りかーーー

こんにちは、昨日は勝手をしました。 さて、

私は話を、ここでいったん、本物の英会話の現実に戻し、9月6日のーーー「英会話(本物)」を実践的に解説(2)ーーーの「適切な考え」の解説 [定義] を、少し修正しなければなりません。 

本物の英会話の現実とは、何十回、何百回と、正しい理解と適切な思考と、正しい英語での表現をし続けて行かねばならない、というものでしたね。 そして、その「適切な考え [思考]」 とは、相手の言う英語を正しく理解し、その 「正しく理解したことに、直接間接関係した、答えや意見や思い」 とそこでは言いました。 

しかし、実は、相手の言うことが正しく、あるいは、全く理解できていなくても良いのです。 対処の表現を言うことも、その場にふさわしい考えや気持ちを表現することになるのです。 

ですから、「適切な考え」とは、「相手の発言に、直接間接関係した、その場にふさわしい答えや意見や思い」 のこと、となります。 

又、相手の言うこと [英語] が正しく理解できた(と確信した)時も、その場にふさわしい考えの表現とは、その時既に、皆さんが頭の中に持っているものや、(直接間接)体験して身に付けているものの表現です。 

それは、決して、英語や英会話のテキストや書物、学習ノートや単語帳、辞書や百科事典の中にあるものを覚えていて言ったり、暗記していて暗唱したりすることではありません。 

このことは、非常に重要なので、又、明日から何日かにわたって詳しく解説します。

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英会話(本物)学習に向かって(17)

ーーー「考え」 と 「表現(力)」 についてーーー

私は、昨日、(聞き取れない時や理解できない時と同様、) 考えの無い時や表現できない時も、考え込んだり悩んだりしないで、すぐに、対処の表現を言うように言いました。

が、私は、ここで一言、非常に重要なことを言っておかねばなりません。 それは、「考えの無い時や(英語で)表現できない時」 と言っても、きっと、皆さんにはいつも、表現すべき何らかの適切な考えや気持ちがあり、それを(英語で)表現することがおできになるのです。 

えーっ、そんな馬鹿な! そんなことあり得ない! と思われる方も多いでしょう。 しかし、実はそうなのです。 ただ、それに気づかれていないだけです。 心が他所へ行っているだけです。 と言うよりも、何者かによって強引に他所へ連れて行かれているのです。 

誰でも、"Hello." や、"Yes." や、"No." や、"What?" は、もちろん、"Next" や、"Sorry." や、"I don't understand." や、"I  don't know."  さらには、"I can't." [できません] や、"May I?" [いいですか] などという英語表現も知っているでしょう。 にもかかわらず、街角や駅で困っている外国人に、"Hello." と言って近づいて行ったり、"No." "Next."などと言って助けたり、できない人がほとんどです。  

もし、そうできたら、その人は、その場にふさわしいある考えや気持ちを抱き、その表現がきちんとできているのですよ。 

この考えや表現についても、重大な誤解があると思われるので、次回は、これらをもう少し詳しくお話しますが、明日は、事情あって休みます。 

See you the day after tomorrow.

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英会話(本物)学習に向かって(16)

ーーー悩まずに、即、対処ーーー

話を、9月19日の 「考え込まずに、即、対処」に戻します。 そこで、私は次のように言いました。 「英会話 (本物) をしていて、相手の言うことが聞き取れなかったり、理解できなかったりしたら、考え込まずにすぐ対処の表現を言いなさい」 と。 これは、(確かな)考えの無い時も、考えがあっても、それをすぐに英語で(正しく)表現できない時も同様です。 

一般に、対処の表現を言わないで良いのは、相手の発言が終わるのとほとんど同時に、その意味 (内容) が理解できていると確信できるだけでなく、それに対する適切と思える考えが既に頭にあり、すぐにその英語での表現を始めることができる時だけです。 このことは、本物の英会話をする時、非常に重要です。 

英会話(本物)をしていて、相手の発言が終わると、ほとんど同時にそれが理解できていても、(適切と思える)考えが無かったら、すぐに、 

"(Sorry,) I don't know." [(残念ながら)知りません] とか、"I can't remember." [思い出せません] とか、"I have no idea."/ "I've got no idea." [全く分かりません] とか、あるいは、"I'm not sure.  (But) Maybe ___." [確かではありません。 (が、ひょっとしたら)____かもしれません] などと、その場に応じて言うのです。 

又、考えがあっても、それをすぐに、英語では正しく表現できないと思う時は、すぐに、

"I can't tell/explain (it) in English." [英語では(それを)言えません] とか、"May I draw a picture (, and explain)?" [絵を描いて(、説明して)も良いですか] とか、あるいは、"I mean this." [私の言っているのはこれです] とか、"Well, (it's) like this." [そうですねー、(それは)こんな風です] と言って、ジェスチャーをして見せるのです。

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英会話(本物)学習に向かって(15)

ーーー本物の理解表現英文法ーーー

私は、昨日、約束をしました。 今日、私の開発した「本物の理解表現英文法」について、少しお話しておくと。 

が、ここで、いや、これまでにも誤解があってはいけないので、同英文法をズバリ解説する前に、一言確認しておきます。 それは、そもそも 「英文法」 というものは、英文の(意味内容の)理解と、言いたいことの英文での表現のためのものである、ということです。 

しかし、私の主張する英会話 (本物) の方法によると、英文など作らなくても、簡単な英語の単語や句だけででも、日本語のまったく分からない外国人に、ほとんど何でもきちんと伝えることができるので、英文法が苦手な人も気楽に読んで下さいね。 もし、少しでも理解できれば、儲けものですから。 

ちなみに、簡単な英単語や句だけで、例えば、どのようなことを伝えることができるかというと、「"欄間" って何?」 [What is (a) "ramma"?] と、突然、日本語のまったく分からない外国人に尋ねられても、誰でも即座にきちんと、それを伝えることができる程度です。 そして、その方法については、後日お話します。 

さて、「本物の理解表現英文法」 ですが、その最重要点は、英語の 「あるすることば」 [動詞] だけが、きちんとした形式の英文を作るための、次の位置 [部屋] を持っているということです。 

即ち、それはその前に、「まえおき」 の位置、「wh-語」 の位置、「か」 [疑問化] の位置、「は、が」 [主語] の位置をこの順に持ち、その後ろに、「で」 [補語] 又は 「に」や「を」や「と」 [相手語(時に補語)] の位置を持ち、最後に 「副え」 の位置を持っているということです。 

そして、その中心である「あるすることば」 [動詞] が、その直前と直後の位置の語句と供に作る英文の骨格は、中国語式で、「てにをは」に当たる言葉 [前置詞] があってはならず、それ以外は、全て日本語式でなければならないということが、次に重要なことです。

そして、以上が、どうして英文の本物の理解と表現につながるのかというと、これが英語のネイティブスピーカー (母国語話者) 達の、英文における語句の発想順とその使用形式だからです。 

その詳しいことについては、別の機会にお話しなければなりません。 それでは、今日はこのくらいで。

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英会話(本物)学習に向かって(14)

ーーー本物の理解表現英文法と本物の英会話法ーーー

昨日、私は、ちょっと恐ろしそうなことを言いました。 つまり、

「本物の英会話では、相手の発言が終わるのとほとんど同時に、それが理解できてい(ると確信でき)なければならない」と。

これを、とても恐ろしいことだと思われた方や、そんなこと不可能だと思われた方も多いのではないでしょうか。 そして、たとえそうだとしても、それは無理の無いことです。 なぜなら、今までの英文法や英語の学習法では、それは不可能だと考えられるからです。 

しかし、私の開発した「本物の理解表現英文法」によると、そのようなことは簡単なことです。

それどころではありません。 私の開発した本物の英会話の教授法や学習法によると、多くの場合、相手の発言を終わりまで聞かなくても、又、少数の場合ですが、最初の一言二言を聞けば、もう言いたいことが、確信を持って理解できるようになるのです。 

これは、特殊な才能でも魔術でもありません。 本物の状況では、どの国の人々でも、今言った方法で会話しているのです。 皆さんも、日常、日本語 [母国語] で会話をしている時、相手の発言を最後まで聞かなくても、又、最初の一言二言を聞いただけで、相手の言いたいことが、確信を持って分かってしまうことがよくあるでしょう。 

話しが少し脇にそれていますが、明日は、今上で触れた「本物の理解表現英文法」について、少しは、お話しておいたほうが良いでしょう。 それでは、又、明日。

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英会話(本物)学習に向かって(13)

ーーー考え込まずに、即、対処ーーー

昨日も言ったように、英会話(本物)は、英語の試験では全くありません。 

本物の英会話の場では、良く聞き取れなかったら、

"Pardon?" [えっ、何とおっしゃった?] とか、"Beg your pardon?" [(えっ、)何とおっしゃいましたか?] とか、あるいは "What (did you say)?" [(えっ、)何ていった?] <親しい間柄用>などと、すぐに言うのです。

(良く)理解できなかったら、すぐに、

"(Sorry,) I don't understand." [(すみません、)理解できません。] とか、"What do you mean (by it)?" [(それは)どういう ( あなた独自の) 意味ですか?] <親しい間柄用> とか、"I don't know what you mean." [(おっしゃっていることの)意味が分かりません] <どちらかというと親しい間柄用> などと言うのです。

ちょと恐ろしそうなことを言いますが、大丈夫ですから落ち着いて聞いてください。 英会話(本物)では、相手の発言が終わると、ほとんど同時に、もうその意味が理解できていなければなりません。 あっ、言い違えました。 理解できていると信じられねばなりません。     そう確信できねばなりません。 

そう確信でき無い時は、即、対処です。 対処の表現を言うことです。 考え込んだり、悩んだりして(いて)はいけません。 皆さんがし(ようとし)ているのは英会話です。 英会考や英会悩ではありません。 人と会って、舌を使って (主として) 英語の言葉を口から発し合うことです。 英語の語句や文や発音のことを考えたり、悩んだりし合うことではありません。

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英会話(本物)学習に向かって(12)

ーーー英会話(本物)を、英語の試験と思い込まないようにーーー

英語の筆記試験で、問いの意味が分からないとき、「どういう意味ですか?」 [What do you mean?] とか、「理解できません」 [I don't understand.] とか、「おっしゃっている(ことの)意味分かりません」 [I don't know what you mean.] などとは、決して解答欄に書かないでしょう。 

又、答えが分からないとき、「知りません」 [I don't know.] とか、「全く分かりません」 [I have no idea.] とか、「思い出せません」 [I can't remember.] とか、「忘れ(てしまい)ました」 [I have forgotten.] などとは、決して答えないでしょう。

さらには又、「英語で説明しなさい」 という指示に対して、そうできない場合、「英語では説明できません」 [I can't explain (it) in English.] とか、「絵を描いて(説明して)いいですか?」 [May I draw a picture (and explain)?] などとは、決して書かないでしょう。

そのような場合どうするかというと、問いの意味が分からないときは、その意味を理解しようと、黙っていろいろ考えるでしょう。 意味が分かっても答えを忘れた場合は、黙って思い出そうと努めるでしょう。

そして、どうしても問いが理解できない時や、どうしても答えが分からない時や、どうしても英語で答えられない時は、自分の英語力の無さを悔いて、もっともっと自分の英語の聞き取り力や、語彙力や、文法力や、読解力や、作文力を付けないと、と思っても、あるいは、他の事を考えてしまっても、全く良いわけで、何の問題も起こりません。 英語の試験の場合には。 

しかし、英会話 (本物) の場合には、全く事情が異なるのです。 事態は、全くと言ってよいほどその逆 [反対] なのです。

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英会話(本物)学習に向かって(11)

ーーー英会話(本物)は、英語の試験ではありませんーーー

皆さん、今、少しの間、皆さんが、聞き取り [リスニング、ヒアリング] を含む英語の試験 [テスト] を受けている時のことを考えてみてください。 

その聞き取りテストの時、もし皆さんが、よく聞き取れないので、"What (did you say)?" [(えっ、)何ていった?] とか、"(I beg your) Pardon?" [何とおっしゃいましたか?] などとはっきり言ったり、そう解答用紙に書いたとしたら、どうでしょう?

それは、そのテストで不正解であるだけでなく、そんなことしたら、試験官にしかられたり、気が変なのではないかと思われたり、し兼ねないでしょう。

しかし、英会話(本物)では、よく聞き取れない時、そのようなことをはっきり言うのが正常なのですよ。 英語の(、あるいは日本語の)そのような表現 [言葉] を知っているのに、それを言わない、あるいは言えない、というのは、とても変ではありませんか?

なのに、私達の英会話(本物)の体験授業で、よく聞き取れない時、そうすぐにはっきり言う人は極くまれにしかいません。 よそで、英会話を何年も習ったり、自習したりしてきた人が多いのに。 そういう英語表現 [語句や文] をテストしたら、多くの人が正解できるのに。

この変な事態は、何かが根本的に間違っているから生じたものでしょう。 それは、もう皆さんもお分かりかと思いますが、英(語での)会話(本物)と、英語の試験という全く異なるもの同士の間での取り違えです。

この英語会話(本物)と英語の試験の取り違えは、本物の英会話学習における重大な問題です。 

本物の英会話を、きちんと気楽に楽しくできるようになりたい方は、この重大な問題を、頭でおざなりに理解していてはいけません。 頭では、きちんと、又はっきりと理解し、できれば身体で分かり、それが、学習行動に現われてほしいのです。 そこで、これを、あと二三日かけて詳しく解説したいと思います。 

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英会話(本物)学習に向かって(10)

ーーー英語で表現できない時や、発音が通じないような時ーーー

本物の英会話をしていて、英語で表現できない時や、発言がまずくて通じないと思われる時も、同様です。 対処すればよいだけです。

I can't tell (it) in English.  [英語では(それを)言えません]

I can't explain (it) in English.  [英語では(それを)説明できません]

(Well,) The spelling is "a-b-c-d-e".  [(そうですねー、)そのつづりは「a-b-c-d-e」です]

May I draw a picture (,and explain it)?  [絵を書いて(、説明して)も良いですか]

Just a moment, please.  [ちょっと待って下ださい]

I mean this/that.  [私の言っているのはこれ/あれです]

以上の(聞き取り、)理解から、表現(、発音)までの対処は、きちんと意思伝達ができたと思えるまで、何度でもするのですよ。 一回、あるいは、聞き取り、理解、考え等、それぞれ一回ずつしたら、もうそれ以上してはいけないのでは、などと決して思ってはいけません。

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英会話(本物)学習に向かって(9)

ーーー考えの無い時や不確かな時ーーー

英会話(本物)では、相手の言うことを正しく理解できたと思ったら [信じたら] 、その内容に直接間接関係した応答をするわけですが、この時、頭に適切な考えが無いとそうできないでしょう。 もう少し詳しく言うと、自分の頭に、相手の発言内容に関連した、判断や体験や知識や意見等が無いと、適切な応答ができないでしょう。 いや、あっても不確かな場合、困るでしょう。 とても。 

そして、今までの方法で英会話を習ったり、自習したりしてきた皆さんは、多分、困り果てて黙り込んでしまうか、あるいは、口からでまかせを言ってしまうかでしょう。 なぜなら、今までの方法は、本物の英会話の状況で、相手の発言内容に対し適切な考えが無かったり、考えがあっても不確かな場合、どうしたら良いか一切教えてきませんでしたから。

でも、このブログを今日まで読んできてくだっさった皆さんは、もうどうしたら良いのかお分かりですね。 そうです、素直に対処すればよいだけです。 自分のあるがままを素直に表現すればよいだけです。

I don't know.  [知りません] 

I don't remember.  [覚えていません]

I can't remember. [思い出せません]

Sorry, I've forgotten.  [済みません、忘れ(てしまい)ました]

I have no idea.  [全く分かりません]

I'm not sure.  (But) Maybe ___.  [確かではありません。 が、(ひょっとしたら)____かもしれません]

などと言って。

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英会話(本物)学習に向かって(8)

ーーー「本物の英会話」や「本物の英語」という考え [発想] ーーー

今日は、昨日のブログの修正と追加に時間を使ってしまいました。 話の続きは明日をご期待ください。

ところで、最近、このブログをご覧くださっている二三の方から、このブログの下に付いている広告や宣伝は、私の学校のものかと尋ねられました。 誤解があってはいけないので、ここで、一言それについて述べさせて頂きます。

「本物の英会話」という発想や考えは、公には、私が、1996年と1997年に大修館書店から出版しました「英会話革命」と「続・英会話革命」にありますが、今のところ未だ、広く一般の人々や、一般の学校や先生方や浸透していないようです。 又、「本物の英語」という発想は、このブログで始めて紹介したものです。 ですから、このような発想や考えに基づいた学校や出版物は、今のところ私たち [ヒューコム・インター英会話学院、生きがい英語塾 http://www.hucom-inter.net/] のものしかないはずですので、ご注意ください。

又、そのような広告や宣伝がこのブログに付いているのは、私の大好きな名前の「ココログ」 [「心のlog=日記」と勝手に解釈] というブログの、今のところ無料版を、経済的な理由で使わせて頂いているからです。 

以上のこと悪しからずご了解ください。

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英会話(本物)学習に向かって(7)

ーーー英会話(本物)は一気にするものではありませんーーー

相手の言うことを「正しく理解できたら」では、ありません。 「正しく理解できたと思ったら [信じたら] 、次は、それに対して適切な考えがあるかどうか」 ですね。 ところで、ここで、本物の英会話をする時の非常に重要なことを一つお話しておかねばなりません。 

それは、相手が何かを皆さんに言って、それを皆さんが聞いて、その内容を頭に浮かべた(だけの)時は、実際に [事実] それが正しく理解できているのかいないのか分からない、ということです。 それが、本物の会話です。 皆さんが日本語 [母国語] で会話をしている時もそうでしょう。 

しかし、演劇やシナリオの暗唱では、準備や予習やリハーサルを十分しているから、通常、相手の発言はその時、いや、その以前から完全に理解できているのです。 ですから、今までの演劇方式や対話例の暗唱方式で英会話を学習してきた人達は、本物の英会話で、相手に話しかけられたり、何かを言われたりしたら、その時、それが理解できているのかどうかとても不安になってしまいます。 

そして相手の外国人や先生に、あるいは隣りに日本人がいたらその人に、逐一、日本語でそれをどうしても確かめたくなるようです。 そして相手が日本語を話せたら、その後は、たいがい日本語中心の会話になってしまいます。

相手の言ったことが、正しく理解できているのかどうかは、次に (相手の発言の正しい理解に勤めながら) 言葉を交わして(行って)初めて分かることです。 このことは非常に重要です。よく理解しておいてくださいね。

これは、正しく聞き取れたかどうかも、抱いた考えが適切かどうかも、表現する時の語句や文や、その発音が正しかどうかも全てそうでしょう。 それを、前もって正しかどうか、適切かどうか分かっていないと困るような方法や、対処をし(まくらないで)ないでするような方法で英会話を学習していては、本物の英会話をする時、決して気楽で、楽しい気持ちになれないでしょう。 と言うより、そのような方法は、本物の英会話の性質 [本質] に相反するものですから、そのような方法では英会話(本物)は決して適切にできるようになりません。

あるがままの能力で、これら、理解、思考、表現をできるだけ正しく、適切にしようと勤めたら、後は悩んではいけません。 後は言葉を交わして行って、自分の理解や、考えや、発言に間違いや不適切なところがあったと分かったら、できるだけ早く対処すればよいだけです。

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英会話(本物)学習に向かって(6)

ーーー理解できない時ーーー

皆さんが、日本語で会話をしている時、相手の言っていることが聞き取れても、どういう意味なのか理解できないことがあるでしょう。 相手の使った語句やことわざを知らなくて。 たぶん、その発音やアクセントや言葉使いが自分と違っていて。 あるいは、その意味内容が話の流れ [文脈] や、その場の状況に合わなくて。 さらには、その話の内容が難しすぎて。

そんな時、皆さんは、黙り込んで、自分の語彙力の小ささや、相手の発音やアクセントや言葉遣いについていけないことや、相手の言っていることが一気に理解できない自分を悔いて、言葉を交わすことを忘れますか? そんなことはないでしょう。 「それどういう意味?」 とか、[ (おっしゃっていること) 理解できません」 とか、あるいは 「おっしゃっていること(良く)分かりません] とか、すぐ、言うでしょう。 

英語のネイティブスピーカーも、全く同様です。 そのような場合、彼らも、       "What does it mean?" [それ、どういう (一般的、辞書的) 意味?] とか、        "What do you mean (by it)?" [それ、どういう (あなた独特の) 意味?] とか、       "I don't understand." [理解できません] とか、あるいは、                   "I don't know what you mean (very well)." [おっしゃっていること(良く)分かりません] などと言って、すぐ対処をしているのです。 自分の理解力の不足や、知識量の少なさを悔いたり、もっと知識量や理解力をアップしなくては、などと思って黙り込んだり決してしていません。

それが、今までの方法で英会話を学習してきた人達は、ほとんど皆、すぐ黙り込んで今言ったようなことを考えているようで、私にはとても変におもえるのですが。 皆さんはどう思いますか?

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英会話(本物)学習に向かって(5)

ーーー聞き取れない時ーーー

皆さんは、日本語のネイティブスピーカー(母国語話者)でしょう。 皆さんが日本語で会話をする時、相手の言うことが、いつも一気にきちんと聞き取れていますか? よく聞き取れないこともあるでしょう。 相手の声が小さくて。 発音が不明瞭で。 あるいは周りが騒がしくて。 そんな時、どうしていますか?

自分の聞き取り力の無さ、あるいは不十分さを悔いて黙ってしまいますか? もっと聞き取り力をアップしなくてはとか、そのためにはどうしたら良いのだろうとか思いますか? そんなことしたり、思ったりしないでしょう。

そんなことしないで、皆さんはきっと、「えっ、何?」 とか、「何て言った?」 とか、「えっ、何ておっしゃった」 とか、あるいは「何とおっしゃいましたか」 などと言って、直面している聞き取りの問題にすぐ対処するでしょう。 

英語のネイティブスピーカーも、全く同様です。 聞き取れない時は、      "What?" [えっ、何?] とか、                                      "What did you say?" [何ていった?]   とか、                           "Pardon?"/ "Excuse me?" [えっ、何とおっしゃった?] とか、あるいは、                    "I beg your pardon?" [何とおっしゃいましたか?]                        といって。                                               自分の聞き取り力の無さを悔いたり、もっと聞き取り力をアップしなくては、などと思って黙り込んだり、決してしていません。

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英会話(本物)学習に向かって(4)

ーーー問題に対処することーーー

皆さん、英語のネイティブスピーカー(母国語話者)でさえ、英語で会話をしていて、相手の言うことを理解できなかったり、誤解したりすることがあるのですよ。 又、理解できても、適切な考えがないことがあるのですよ。 さらに又、理解でき、適切な考えがあっても、どう表現したらいいのか分からないときもあるのですよ。

もちろん、私たち日本人が英語で会話をするときよりも、ずっと少ないことは言うまでもありませんが・・・。 問題は、量ではなくて質です。 そんな時、ネイティブスピーカー達がどうしているか、です。

ちなみに、皆さんには、信じられないことかも知れませんが、英語のネイティブスピーカーでさえ相手のネイティブスピーカーの言うことが聞き取れないことがあるのですよ。 知らない英単語や英語のことわざもあるのですよ。 その人の専門外ではもちろんこと、専門分野のことでも知らないことや、考えのないことや、不確かなことがあるのです。

そんな時、彼らがどうしているか、が大事なのです。 彼らがしていることは極く簡単なことです。 それは対処をすることです。 簡単な対処の表現を言うことです。 皆さんもそうすれば良いだけです。

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英会話(本物)学習に向かって(3)

ーーーネイティブスピーカーでさえ、そんなこと全くしていませんーーー

皆さんは、英会話(本物)の実際を、完全に誤解なっさています。 いや、誤解させられていらっしゃるのです。 今までの英会話(偽物)の教授法や、学習法に。 英会話のテキストの対話例や英会話用の表現集、テレビやラジオ、テープやディスクの英会話ショー[演劇]に。 

それらを一生懸命学習してきた皆さんは、ほとんど皆、そこで見たり聞いたり読んだりしたように、本物の英会話をしなければならないと、マインドコントロールされていらっしゃるのです。

本物の会話を、皆さんが、多数の対話例 [シナリオ] や膨大な数の語句や文を、前もって覚えておいてから、その場に適したものを思い出し、多少の適切な修正を加えて、完成された演劇のようにしなければならない、などと思っていらっしゃるとしたら、それは大変な誤解です。

ネイティブスピーカー(母国語話者)でさえ、そんなこと全くしていません。 世界中の人々が、大昔から、赤ちゃんの時からこの世を去るまで、いつもあるがままの能力でしてきたのが会話(本物)です。 

問題は、準備無しの、そのために前もってどう話が進んでいくか全く分からない相互意思伝達という、とても難しそうな会話(本物)を、(私たち日本人もふくめて、)ネイティブスピーカー達が、どのようにしてやってのけているかです。

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英会話(本物)学習に向かって(2)

ーーーそんなこと不可能ですーーー

昨日、英会話(本物)では、相手が、どんなことを、どんな英語の語句や文を用いて、どんな訛りで話てくるか分からないという現実。 そして又、それに対して、何十回、何百回と正しい理解と、適切な思考と、(主として)正しい英語での表現を、繰り返し続けていかねばならない、という現実についてお話しましたね。

ところで、これら全てを、皆さんに、ほとんどいつも一気に完璧にできるようにさせようとするのが、今までの英会話(偽物)の教授法であり、学習法なのですよ。

 聞き取りがだめなら、もっと聞き取りを練習するように、覚えている単語数やイディオム(慣用句)数、英文や対話例の数が少ないのなら、もっとそれらを覚えるように、英文法が苦手ならもっとそれを勉強するように、さらに又、発音がまずいのなら、もっと発音練習をするように教えます。 そうではありませんか?

 このような方法で、皆さんが気楽に、日本語の全く分からない外国人ときちんと英会話(本物)ができようになるのは、それら全てに(ほとんど)完璧になったときだけです。 それら全てに(ほとんど)完璧になることなど、不可能です。 極く少数の語学の天才を除いて、私たち凡人には。 そんな不可能な方法は、今すぐ捨てるべきです! 完全に。

また、今日も、約束をはたせてません。 ゴメンナサイ。

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英会話(本物)学習に向かって(1)

ーーー英会話(本物)が気楽にできるためにーーー

本物の英会話では、相手が、どんなことを、どんな英語の語句や文型の文で、どんな訛りで話してくるかも知れません。 これに対して、皆さんは、何十回、何百回と、正しい理解と適切な思考と、正しい英語での表現をし続けていかねばなりません。 これが現実です。

本物の英会話がしたい、できるようになりたいと思う方は、この現実を無視しては絶対にいけません。 この現実から逃げては、絶対にいけません。 私といっしょに、この一見とても恐ろしく思える現実と、真っ向から対決しましょう。 絶対、大丈夫ですから。 

そうしたら、きっと今から一年以内に、いや、半年以内に、ただ一人、あるいは他の人たち [日本人] を助けながら、上のような現実の中を気楽に、楽しく渡り歩けるようになりますよ。 

ただし、そのためには、今までに学ばれた英語や英会話法を全ていったん忘れ、頭の中を白紙にして、私の言うことをよく理解し、私を信じて、私の言うとおりにして頂かねばなりませんが。

済みません。 今日も、重要な英会話(本物)表現、出すことができませんでした。

See you!

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「英会話(本物)」とは(8)

ーーー「英会話(本物)」を実践的に解説(2)---

「正しい理解」 とは、もちろん、「(主として)相手の言う英語を正しく理解すること」 を意味します。

「適切な考え」 とは、「(主として)その理解したことに、直接、間接関係した、その場にふさわしい答えや意見や思い」 のことです。

「正しい表現」 とは、「(主として)その考えを、正しい英語の語句や文にして、正しい発音で言うこと」 を意味します。

そして、以上を 「繰り返えす活動」 が、「本物の英会話」 なのです。

ところで、今、皆さんが、「本物の英会話」 をネイティブスピーカー[母国語話者] と10分間するとします。 そうすると、皆さんは、数十回、正しい理解と適切な思考と正しい表現を繰り返えさねばならないことになりますよね。

これをほとんどいつも、一気に正しくさせようとするのが、今までの英会話教育や学習なのですよ!

ああ、ゴメンナサイ! 約束の英会話用表現を出すことができませんでした。 それではまた明日。  Bye!

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「英会話(本物)」とは(7)

ーーー「英会話(本物)」を実践的に解説(1)---

本物の英会話とは、実践的には、「主として(音声)英語でする、即座の、相互協力による正しい理解と、適切な考えと、正しい表現の繰り返し活動」 でしたね。 これを今日から実践的に解説していくわけですが、それと共に英会話(本物)をするのに、私が最も基本的で重要だと思う極く少数の英語表現も紹介していきたいと思います。

さて、「主として(音声)英語でする」 ですが、これについては8月末のー 「本物の英会話」 とは(2)ーの解説と同じ考えです。

次に、「即座の」 ですが、これも ー「本物の英会話」とは(3)ーの解説と同じ考えです。 しかし、ここで一言、非常に重要な注意をしておかねばなりません。 それは、この 「即座の」 は 「準備無しに、その時既に持っている能力でする」 という意味ですが、「一気に正しくやる」という意味では更々ないので、誤解の無いように願いたいということです。

次は、「相互協力による」 ですが、これはー「本物の英会話」とは(4)-の解説の「社交的」 と同様な意味で、「互いに友好的に、協力し合ってする」 ということです。

今日はこれくらいにします。 英会話(本物)用、重要英語表現は1つも出てきませんでしたが。 明日をご期待下ださい。

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「英会話(本物)」とは(6)

ーーー実態的解説 と 実践的解説ーーー

昨日まで、私は、本物の英会話とはどのようなものか、その実態的な(定義の)解説をするとともに、いままでの英会話教育や英会話学習を批評してきました。 

明日からは、しばらくの間、その実践的な(定義の)解説をするとともに、いままでの英会話教育や英会話学習を批評していきたいと思います。

その実践的な定義とは、英会話とは 「主として(音声)英語でする、即座の、相互協力による正しい理解と、適切な考えと、正しい表現の繰り返し活動」 である、というものです。

会話で、相手の言うことが理解できなかったり、誤解してばかりいたら、うまくいきません。 たとえ正しく理解できたとしても、考えが全くなかったり、誤まった考えしていたら、うまくいかないでしょう。 さらに、正しく理解でき、適切な考えを持っていても、それを正しく表現できなければ同様です。

これらの一見極めて難しそうに思える問題も、本物の会話の本質がよく分かったら、簡単に解決できるのです。 それでは、今日はこれくらいで。   So long!

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「本物の英会話」とは(5)

ーーー「本物の英会話」を解説(4)---

「相互意思伝達活動」 というのは、「相手の言うことを聞かず、意識を自分の言いたいことだけに集中して発言し、一方的に理解してもらってするのではなく、相手の言うことも良く理解しながらする活動」 という意味です。 もう少し短かく言い換えると、「互いに相手の言うことを、良く理解し合ってする活動」 となります。 結果として、「お互いの頭の中に、同様な物事が描かれ、同様な感情が喚起されていく、そういう活動」 だということです。

ところで、現在 「英会話」 を習っていらっしゃる皆さん、又、今までに習ったことのある皆さん、今、私が言った 「結果として、お互いの頭の中に、同様な物事が描かれ、同様な感情が喚起されていく」 ことが、英会話をする場合に最も大事なことですよ。

どうすれば、英語を話すが日本語の全く分からない外国人と、主として(音声)英語を用いてそうすることができるようにな(れ)るか。 その方法をきちんと教えない英会話教育は、間違っています。 その方法がきちんと書かれていない英会話学習に関する書物は、まがい物です。 そうは思いませんか。

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「本物の英会話」とは(4)

ーーー「本物の英会話」を解説(3)---

「社交的相互作用」 の 「相互作用」 というのは、「一方的に話すのではなく、お互いに働きかけ、影響し合ってする」という意味です。 その結果、「その話がどの方向に進んでいくのか、前もって全く分からない」 ことになります。 しかし、それは 「社交的」 なものですから、「互いに友好的に、協力し合ってする」 という意味です。

このように、本物の英会話では、話がどう進んで行くか前もって全く分からないので、演劇のシナリオのような、理想的な英会話用対話例を学習したり、ましてや暗記したり、暗唱したりしていては、百害あって一利なしでしょう。

本物の英会話とは、話がどう進んで行くか前もって全く分からないものである、ということを知って、恐ろしくて、震え上がる人がいるかもしれません。 しかし、そのような人は、会話を社交的で友好的なものげはなく、面接試験か、あるいは証人喚問のように誤解しているのです。

 会話とは友好的なものですから、困った時、それを素直にはっきりと言えば、きっと相手は助けてくれます。 ただ、相手が助けてくれたり、問題解決に協力したりしてくれても、助けてもらっている皆さんが、他の事を考えていたり、上の空だったりしたら、何にもなりませんがね。 会話では、意思伝達上の問題は、自分の問題であれ相手の問題であれ、協力し合って解決することが必須です。

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「本物の英会話」とは(3)

ーーー「本物の英会話」を解説(2)---

「即座の」 というのは、「準備無しに(つまり、前もって用意や練習をしておいたものを、そのとおりにやるのではなく、)その時既に持っている(つまり、あるがままの)能力を用いてする」 と言う意味です。

前もって用意や練習をしておいたものを、そのとおりにやる対話や会話は演劇や芝居でしょう。 江戸時代には、本物の立ち会いもあれば、芝居の立ち会い [立ち回り、殺陣] もありました。 芝居の立ち会いは、前もって用意や練習をしておいたものを、そのとおりにやらねばなりません。 本物の立ち会いは、その時既に持っている能力を用いて、臨機応変にやらねばなりません。 この二つを取り違えては、大変なことになります。 どんな大変なことになるのかは、言うまでもないでしょうが、多数の無駄な死者が出るのです。

同様に、演劇の会話と本物の会話を取り違えていても、大変なことになります。どんな大変なことになるのかといいますと、舞台俳優は職を失うでしょうし、私たち一般人は気が違っているのではないかと思われるでしょう。

全く同様に、あるがままの能力を用いて、即座にしなければならない本物の英会話を、前もって用意しておいたものをそのとおりにやろうとしてはいけません。 そのようなことをしていては・・・。 後はもう言うまでもないでしょう。 では、また明日。

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「本物の英会話」とは(2)

ーーー「本物の英会話」を解説(1)ーーー

本物の英会話とは「主として(音声)英語でする即座の社交的相互作用、相互意思伝達活動」でしたね。

「主として(音声)英語でする」 というのは、「全て(音声)英語でするのではなくて、顔の表情やジェスチャー、態度や行動、文字や記号、図表や絵、そこにある物や見える物、その場の状況も用いてする」 と言う意味です。

それを、全て、覚えた英語を思い出してするように教えられてきた皆さんは、当然、言いたいことに合致する、過去に覚えた同様な場面の対話例、英文や英語の語句を思い出そうとするでしょう。

そんな時、瞬時にして、その場に適切な英語の語句や文を思い出せるでしょうか。 ほとんどの場合、そんなこと出来ないでしょう。 そうしたら、どうなりますか? 皆さんはそれらを求めて過去の記憶をたどったり、見つからなかったら考え込んだり、皆さんの頭の中は完全によそへ行ってしまうのです。 もう相手のことも、今の現実の状況もよく分からなくなってしまいます。 そして今、英語で会話をしていて、相手が自分の発言を待っているのだと気が付いたとき、苦し紛れに口から出まかせを言ってしまうのです。

全て、過去に覚えた英語を思い出して、本物の英会話をしようとしたら、誰だってそうなるのです。 ごく少数の語学の天才以外は。 私だって昔はそうだったんですから。 もちろん今は、全く英語の語句や文を覚えなくても、本物の英会話をする時、何の不自由もありません。 ですから、無理して英会話用の語句や文や対話例を覚えてはいけません。

そして、本物の英会話は、全て(音声としての)英語でしなければならないなどと、決して思ってはいけません。

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「本物の英会話」とは(1)

ーーー主として(音声)英語でする即座の社交的相互作用、相互意思伝達活動ーーー

「本物の英会話」とは何か、未だここではっきりとは言いたくなかったのですが、それは本日の表題のようになります。

なぜ未だ言いたくなかったかと言いますと、皆さんに本物の英会話を難しく思ったり、恐ろしく思ったりしてほしくなかったからです。 明日からそれをきちんと解説して行きますが、実際に本物の英会話をすることは、やり方によっては極く簡単ですから安心してください。   

ちなみに、やり方によっては極く簡単と言うことは、やり方によっては難しくもなり、不可能にもなるということです。 その私たち凡人にとって不可能な、あるいは非常に難しいやり方が、今までの、英会話用のダイアローグ(対話例)や表現文や語句を全て覚えておいてする方法です。 また、その一部の文型練習をしておいてする方法です。

私たちの本物の英会話の極く簡単な方法や、少し進んだ方法や、かなり進んだ方法については、後日お話します。

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本物の英会話に向かって (7)

ーーー英語を捨ててみようーーー

英語や英会話を長年習ってきた人達が、簡単なことで困っている外国人を、なぜ助けようとしないのか? なぜその人から逃げさったたり、近づこうとしなかったりするのか? 外国人が怖いのか? そうではないでしょう。 目線が会わなかったら、外国人のすぐそばをすれ違っても、電車内ですぐ横に立っていても、隣りに座っていてもちっとも怖くないでしょう。

それは、本物の英語や英会話と、暗記暗唱や、条件反射的訓練で習った英語や英会話 (偽物) とのギャップが怖いのでしょう。 ならば、解決法は簡単です。 英語や英会話を捨てれば良いのです。 日本語で話せばよいのです。 しかし、相手が日本語を話せないのなら、英語あるいはその人の母国語を話させてあげればよいのです。 

そうしたら、どうなると思いますか。 そうしたら、英語や英会話という、とてつもない心の重荷がスーッと消えて無くなり、相手の表情やジェスチャー、態度や振る舞い、そしてその状況がはっきりと見えてくるのです。 異常な精神状態から、正常な精神状態に戻れるのです。

以上のことが良く良く分かったとき、初めて(英語を外国語としての)本物の英会話や、本物の英語の学習が始まるのです。 なぜそうなのか、本物の英会話とは何か、本物の英語学習とは何かを明日から詳しくお話していくわけですが、今日は、もう一言重要なことを述べて終わりにします。

即ちそれは、現在の暗記暗唱や条件反射的訓練を中心とする、あらゆる英語の教育や学習や、特に受験英語が害悪の根源となっているということです。

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本物の英会話に向かって (6)

ーーー英語を捨てても、会話を捨てないーーー

なぜその高齢のご婦人が、人々の取り巻きをただ一人抜け出て、その外国人の方へ歩み寄り、彼を助けることができたのでしょうか。

それは、私が体験授業で、皆さんにとって天地がひっくり返るようなことを言ったのですが、それを素直に受けとめ、勇気を出して実行して下さったからです。

その内容は、本物の英会話が楽に出来るようになりたいのなら、外国人と話す機会があった時、先ずは英語を捨てなさい。 そうして、相手のことを思いやりながら、全て日本語で話しなさい。 ただ、相手の英語や母国語の極く簡単な言葉のうち、まねて言えるものは確認のような気持ちで言ってもよろしい。 又、その場に適切と思える極く簡単な英単語が、既に頭にあれば言ってもよろしい。 というものでした。

このように、英語を外国語として今までの方法で学んできた皆さんは、本物の英会話が気楽にきちんと出来るようになるためには、今までに学んだ英語をいったん忘れ、今までに学んだ英会話法を完全に捨てなければなりません。 こんなことを言うと、とてもショックだと思いますが、これには十分な、いやそれ以上の根拠と理由があります。 その重要な一つを明日お話します。

So long!

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本物の英会話に向かって (5)

ーーー期待外れと害悪ーーー

なぜ英語や英会話を長年習っているはずの人達が、困っている外国人を助けようとしないのか、少しは考えてみましたか? ところで、ここまでこのブログを読んできていただいて、とても期待外れだと思っている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、多分、役に立つ英会話表現や、英会話用のダイアログ(対話例)や、パターンプラクティス(語句入れ替え文型練習)などを期待してこられたのに、それらが全くないからそう思われるのでしょう。

しかし、英会話や英語の学習として、そのようなことばかりに興味を持ち、そのようなものを暗記したり、暗唱したり、練習したりばかりなさっているから、いつまでたっても根本的な問題が解決しないのですよ。 本物の英会話が恐ろしくなったり、揚がってボーとなったり、苦しくなったりするだけなのですよ。

はっきり言いましょう。 そのようなものごとが、本物の英会話や、本物の英語学習にとって害悪以外の何でもないのです! 長い間お待たせしました。 明日からになりますが、やっと、なぜ私の生徒さん達が、気楽に外国人を助けることができるのか、又、本物の英会話とは何かはっきりと言い、解説するべき時がきました。

I'll be seeing you tomorrow.  Bye!

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本物の英会話に向かって (4)

ーーーなぜ助けようとしないのかーーー

それは、「簡単なことなのに、なぜ困っている外国人を、助けようとしないのか」という視点です。

8月23日の「駅のプラットホームで」の質問は、私の体験授業をうけたばかりの、英語や英会話とは最も縁遠いはずの70歳近いご婦人が、その帰り道、阪急三ノ宮駅で、外国人をお助けになった実話を基に作ったものです。

ところで、その困っている外国人を遠巻きに見ていた人々の中には、英語や英会話を長年習っている、あるいは習っていたはずの会社員や学生さん達がいたはずです。 その会社員や学生さん達がなぜその外国人を助けようとしなっかったのか、とても不可解ではありませんか。 

駅のプラットホームや街角で困っている外国人を助ける時に必要な英語力や英会話力など、高が知れています。 なのに、なぜ英語や英会話を長年習ってきた人達が、街角や駅で困っている外国人を助けることができないのでしょう? とても変ではありませんか。 このことも、明日までに少し考えておいてください。

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本物の英会話に向かって (3)

ーーーノンバーバル コミュニケーションーーー

分かりましたか? 外国人と目線が合って、その人が皆さんに近づこうとした時、もしも皆さんが恐ろしくなって逃げ去ったとしたら、その外国人はどう思うか。 

その思いは、皆さんが見知らぬ土地で道を尋ねようとした時、その相手の人が、皆さんの顔を見たとたん、恐ろしい顔をして逃げ去った場合と同様でしょう。 その強さや色合いは、個人によって、国民性によって、多少異なるかも知れませんが、その思いは人間として同じでしょう。

皆さんが目線を逸らし、知らん顔をしたら、皆さんがそうされた時の気持ちです。 困っているのに、助けてあげず、皆んなと一緒に遠巻きに見ているだけだったら、皆さんがそうされた時の気持ちです。

このように、言葉はなくても、その場に居合わす人の、あるいは人々の目線や表情や、態度や行動が、人と人の出会いや付き合いで、多かれ少なかれ重要なことを伝えるのです。

 本物の英会話は、そのような場 [状況] でするのです。 決して(音声としての)英語だけでするのではありません。 しかし、何も恐れることはありません。 本物の英会話の本質が分かり、本物の英会話をしようとなさる限り、それは気楽で、楽しいものです。 ただ本物の英会話の本質をよくよく理解していただかなければなりませんが。

このように話しを進めて来ると、皆さんは、「本物の英会話」とは何か、早くその本質をズバリ知りたいでしょう。 でも、もう少し待って下ださい。 明日は、別の視点からそれに迫ります。

See you then.  Bye.

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本物の英会話に向かって (2)

ーーー英会話の(学習)の目的ーーー

昨日約束しましたね。 どうして私の生徒さん達が、困っている外国人に、恐れず、気楽な気持ちで近づいていって、助けるようになったのか、詳しくお話すると。 しかし、その前に、誤解があってはいけないので、ここで、英会話(学習)の目的について、一言確認しておかねばなりません。

英会話(学習)の目的は、要は、日本語の全くわからない外国人と即座に、主として(音声としての)英語で、きちんと意思や気持ちを伝え会う(技能を身につける)ことでしょう。 この時、「主として(音声としての)英語で」ということが非常に重要です。 しかし、ほとんどの皆さんは、「全て(音声としての)英語で」そうしなければならない、と思っていらっしゃるようですね。 しかし、これは重大な誤まりです。

ある日本人が街角を曲がった時、突然、外国人と目線が合って、その外国人がニコッと笑い、何かを言って近づこうとしました。 その時、その日本人は恐ろしくなって、来た道を逃げ戻ったとします。そうしたら、もう既に何かがその外国人に伝っているのです。 このように、会話は目線が合った瞬間から始まるのです。 それから、顔の表情や立ち居振る舞いなど様々なものが様々なことを伝えるのです。 音声としての英語だけが伝えるのではありません。 ところでこの場合、どんなことが伝わり、その外国人はどう思うと、皆さんは思いますか。 明日までに、少し考えておいてくださいね。

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本物の英会話に向かって (1)

ーーー外国人を助けるーーー

皆さんは英語や英会話を少しは習っているでしょう。 そんな皆さんが、四つ角を曲がると外国人がいて、目線が合ってしまいました。 その外国人はニッコリと笑ってあなたに近づこうとしました。 そんな時、あなたも微笑みながら近づいていって、話し掛けますか? まさか、恐ろしくなって来た道を逃げ戻ったり、目線を逸らし、知らん振りして脇を通り抜けたりしてしまわないでしょうね。

又、駅のプラットホームに上がると人だかりしています。 何かと思って近づいてみると、外国人が行き先を叫んでいます。 その電車に乗ったらよいのかいけないのかわからないのです。 しかし、誰も助けようとはしません。 ただ見ているだけです。 あなたはすぐ、気楽にその外国人に近づいて助けようとしますか? まさか、遠巻きにそれを見ているだけではないでしょうね。

ここに、英会話(だけでなく、全外国語会話)学習や教育の良し悪しの原点、あるいは分かれ道があります。 私の生徒さん達は、習い始めたばかりでも、すぐにそのような外国人を助けています。

どうしてでしょう? それは、本物の英会話を学習してもらっているからですが、その詳しいことについては、明日お話します。

I'll see you tomorrow.  Bye!

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「たつえもん本物英会話シナン日記」とは

これは、私が「思伝達ェ門」というニックネームで著す、本物の英会話のレッスンの重点的な添削解説のブログ[日記]です。

ここで、私は毎週、京阪神で行う本物の英会話のレッスンの要点を、入門と初級と中級の三つのレベルに分けて、それぞれより基本的で重要なものから順に添削解説して行くつもりです。

これをご覧んになれば、皆さんはきっと、1) 本物の英会話とは、どのようなものか。 2) 今すぐ本物の英会話をしなければならなくなったら、どうすればよいか。 3) 本物の英会話が上手になり、やがてはその達人になるにはどうすればよいか。 よく分かると思います。

ところで、私のレッスンの添削解説に入る前に、先ず、 1) 「本物の英会話」とは何か。 2) 「レッスン」とはどのようなものか。 よくお分かり頂かねばなりません。 そこで、明日からしばらくの間は、この根本的な問題を皆さんといっしょに考えてみたいと思います。

This is all for today.  Thank you.  See you tomorrow.  Bye!

                                                         、

 

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英会話に悩む日本人の皆さんへ

私は長年(約18年間)、大阪、神戸、それに京都を中心に、いわゆる「英会話」に悩む多くの方たちに、本物の英会話をお教えすることによって、その悩みを解消するお手伝をしてきました。

しかし、この度、インターネット上にブログという素晴らしいツールがあることを知り、京阪神だけでなく、日本国中の、いや世界中の英会話に悩める日本人の方々のために、このブログを開設することにしました。

これにより、一人でも多くの方がその本物を知ることによって、英会話とは恐ろしくて、辛く苦しいものではなく、気楽で、楽しく素晴らしいものであることが分かって頂ければ、この上なく幸せです。

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ブログを始めました。

はじめまして、達ェ門です。Yuuyake_2

先週から、ブログに挑戦しています。             

皆さんに、本物の英語表現の楽しさや、本物の英会 の素晴らしさを体験してもらいたくて、このブログを始めることにしたのです。

とは言うものの、まだパソコンやブログにとても不慣れです。

現に、このブログを開くだけでズッコケまくって、およそ一週間(時間にして10時間ほど)かかってしまいました。

ブログというものは簡単で、10分もあれば開けると聞いていたのですが・・・。

とにかく、少しずつでもほとんど毎日、頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

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