河内のおっちゃんの魔法の英会話28
*
今、あるがままで、直ぐ出来る、
本物英会話ロマン28
*
ーー偶然か? 必然か?ーー
『新ちゃん、もう一回肩抱いて、お願い。』
って、
心の中で念じるあんちゃん。
「偶然かも知れへん。
けど、
今日の裕美ちゃんの話や、
その後の出来事、
みんな達衛門先生の言わはった通りやった。」
「うちの話?」
「そう。」
念じたこと通じたのか、
彼の手、また、
あんちゃんの肩に戻ってきたん。
『うれしーい!』
「その後の出来事って、
新ちゃんがあの外国人女性に、
日本語で話し掛けたこと?」
「うん。
それ中心に、何もかもや。
怖いくらいや。」
「ふーん?」
「先生の無料体験レッスン、
むっちゃ面白かってんけど...
言うたはることは、半信半疑やってん。
それが、
言わはった様に、
あの外国人女性の相手してみたら、
あまりにも何もかもが、その通りやってん。
それで、
先生に尊敬の念越えて、
畏敬の念感じたんや。」
「へえーっ。
徹底した英語嫌いの新ちゃんに、
そう思わすなんて、凄いなあ、その先生。」
「『即席の観衆』、
これも先生の言葉やけど、
それが散らばっていく中、
裕美ちゃんの方へ歩いていきながら、
『よーし! 俺も英会話、やってみよう。
もちろん、達衛門先生に就いてや。』
って思ったんや。」
「その先生ののこと、
うち、頭おかしいんちゃうか、言うてんなあー。
堪忍なぁ。」
「かめへん、かめへん。
全然気にしてへんで。
達衛門先生もな、
そんなこと気にしゃあはる人ちゃうと思うし...」
「新ちゃんも、その先生も、ええ人やねんなぁ。」
(続く)
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